終戦記念日

昨日　教会所に参拝されたご婦人から　ご自身の戦争体験のお話を聴かせていただきました。

昭和20年　敗戦濃厚な17歳が体験した忘れられない内容でした。

今治をはじめ　3回も空襲に遭いながら、命拾いをした惨劇　自分の目の前で親子を貫通する銃弾、助けたくても助けられない　自分の命さえもどうなるかわからない

銃弾から逃げ惑ったこと、　疎開した家族と離れ　工場で働いていたこと　白米は兵隊さんへ、自分たちはそれは粗末な食べ物だったこと　戦艦大和のこと

話はとめどもなく広がって、彼女の17歳の鮮明な記憶の中から語りつくされました。

「よく覚えていらっしゃいますね」

「忘れたくても忘れられないことだから、　たまにはこんな話もいいでしょ・・」

「先生、お忙しいのに聴いてくださってありがとうございました」

「いいえ、貴重なお話をきかせていただいて　戦争体験の話は久し振りでした」

そうです。私も亡き父からよく聞かせていただきました。

お国のためと命を投げ出すことが当たり前とされていた戦争

二度とふたたび　そんなことがあってはならない。

あの時代を生き抜いた方々のおかげで今の日本があること、平和があることを

今を生きる私たちが大切にしなければいけませんね。

8月10日　北山崎地区の盆踊り大会にて

世界平和を祈りましょう。