2010年12月30日。
朝8時55分。
東京都北区。
いつもなら多くの人が働く自分の職場のフロアも、今朝は、静かなスタート。
一昨日から、年末の挨拶があちこちで交わされ、
明日は、会社に出勤する人達も、もっと少なくなりそうです。
他の部署からの依頼や問い合わせも少なくなり、自分の仕事がはかどるかと思っていたのですが、
相変わらずのポカミスと、へなちょこぶりで、ひとりパソコンの前であくせくしていました。
変化が大きい一年でした。
突然の異動で、現場作業から事務所勤務へ。
当時のブログを読み返したら、今でもあの時の緊張が伝わってきました。
転職したかのようにまったく違う環境で、多くの新しい経験をし、一通りの仕事も理解し、
慣れてきている半面、慣れれば慣れるほど、今の仕事に対して怖さも覚えました。
3年付き合いが続いた相方さんと別れて、ひとりお気楽な日々。
気楽な生活を続けたいわけじゃなく、ちゃんといい人を見つけようと、
頑張ってみましたが、まだまだ努力が必要なようです。
元相方さんとなってしまいましたが、今でも仲良くさせてもらっています。
去年の今頃は、仕事でもプライベートでも不甲斐なかった自分は、少し自信を失っていた時期でした。
なんだろうな、人生って。
運だけでもなく、自分の努力や行動の結果だけでもなく。
見えている人間関係だけではなく、見えない縁だけではなく。
でも、また、どん底の時が、どうしたって、いつかやってくるだろう。
きっと、またくじけてしまうのだろう。でも、そんな時のために、今出来ることは、今頑張らねば。
いい経験ができた一年でした。
みなさんは、どんな一年でしたか?
画像は、沖縄県南城市久高島。
神様が住む場所と呼ばれる、この島と本島を結ぶ定期船が出港する時の事。
船に乗って島から帰る女性とのお別れが名残惜しくて、港に飛び込む子供たち。
この子供たちを船から見ながら、一緒に飛び込みたくなったと言った沖縄の友達。
まるで子供たちと友達が心が通わしているみたいで。
僕は、その言葉をまっすぐに受け止められなかったくらい、
沖縄の人の素朴な心と風景に触れた瞬間でした。