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のんびり台湾6Days…ぶらぶら街歩きの巻

2009年02月22日 02時44分50秒 | 旅行
そんなわけで、台湾旅行特集5回目は、
台北市内街歩きです。


この日の台北観光はMRT西門駅からスタート。
雨が降り少し寒いくらいの気温でしたが、
西門は台北の若者が集まる賑やかなエリア。
正月を迎えている台北で、雨でも賑わいが絶えません。

そんな人混みを抜けて、向かった先は、総統府。
日本の統治時代、台湾における監督庁として置かれた建物で、
日本人による設計の建物です。



戦時中は、アメリカ軍の空襲を受け、多くの犠牲者を出したそうですが
敗戦後、中華民国によって修復され、
現在は日本でいうところの首相官邸にあたる建物のようです。

残念だったのは、この総統府の中を見学できなかったこと!
平日の午前中のみ、見学できるのですが、
中では、日本統治時代の写真などの展示がされていて、
台湾の近代化の一端を日本が担っていたことがよくわかるそうです。


かつての日本のアジア諸国との関係において、いろんな見方があるかと思いますが、
いわば、光と影の関係。近代化という光を当てた分、
暗い影を落とした事実も、忘れてはいけません。

もちろん建築物としてのデザインも素晴らしいものでしょう。
総統府の見学は、またいつかの楽しみにしましょう。


ちょっとぶらぶらして、ニニハ和平公園を通り抜けて、中正記念堂へ。
実は通り抜けてしまった二二八和平公園も、実は、
今の台湾を語る上で、とても大切な場所で、
公園自体は日本統治時代に作られた台湾初のヨーロッパ風の公園なのですが、
戦後、それまで日本国民であった内省人の不満が爆発し、
中国本土からやってきた外省人と呼ばれる中国国民党が組織する軍との衝突と
武力制圧で多数の死傷者が出た二・二八事件について当時を振り返る記念館があります。


中正記念堂は、台湾の初代総統である蒋介石の死後、
故人を偲んで造られた建物。
毎正時に儀杖隊の交代式が見られるのですが、これも見逃してます。
正面の階段は蒋介石の享年89にちなみ89段あり、
記念堂の中には、ビッグな蒋介石像が鎮座しています。
周辺はとても大きな公園となっていて、音楽ホールや集会などのできるステージもあり
日本でいえば、代々木公園って感じでしょうか。




↓「鮮芋仙」というお店の芋圓(タロイモ団子)。
日本から来た自分には暑かったので、冷たくして。もちもちつるつるで
餡も美味しかった!




中正記念堂の後は、中正記念堂駅からMRTに乗って、2駅目の龍山寺へ。
市内最古の寺で、創建は1738年。
古くからの繁華街に立つその寺は、東京でいえば、浅草寺です。









周りには屋台などの店が立ち並び、ちょっと泥臭い雰囲気のある娼婦街があります。



↓今回食べた食事の中で、一番おいしかったのが、
この娼婦街の近くで食べた、原汁排骨湯という名前の大根と牛肉の煮物。
大根に肉のうまみがしみて、うまかった!
どうも、僕には、こういう街のほうが、肌に合っているのかもしれません。




そしてスタート駅の西門戻ってきました。
映画館の街として成長してきた、この西門。、
この西門の近くには、画像の紅楼(ホンロウ)劇場という建物の裏側には
オープンカフェが並んでいるのですが、「小熊Bar」とか「G-PARADISE」っつー名前で
お判りのとおり、ゲイタウンがあり、
夜になると、私たちの組合の人間で、大盛り上がりになるとかならないとか。
今回は、昼間に前を通っただけでしたが、イカホモがそこそこお茶してして、
まあ、昼間の印象は、新宿3丁目の靖国通りのスターバックスってところでしょうか。





夕方に差し掛かり、人も多くなって盛り上がってきました。
夕暮れを前に盛り上がり始める、西門。
これからさらにボルテージの上がる台北の熱気に自分も絆されて、
さらに街歩きは続きます。


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