さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

それは、生きることや仕事へのモチベーションを上げる、すき焼き。

2011年12月27日 23時35分30秒 | 食べ物の話

あっという間に年末ですな。

クリスマスとお正月の間、街の空気が大きく変わり、忙しない空気で満たされる、

この時期が、一年の中で好きな時期です。

ぐっとくるのが、ユニコーンの「雪が降る町」の歌詞の世界。

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華やいだイベントの真ん中は苦手だけど、

通り過ぎるすぐそばで温もりを感じ、誰かのことを思うくらいが、僕にはちょうどいい温度です。

いや、ちょっとかっこよく言い過ぎかな。

 

そんなわけで、画像は、台東区西浅草3丁目「浅草今半」で、特選銘柄牛すき焼き御膳。

すき焼きって、子供のころ、自宅で結構食べる機会があって、

特に大晦日のメニューは、すき焼きが多かった思い出があるのですが、

こんなにいいお肉を食べる機会は、人生で初めてです。

見た目、まるでテレビのグルメ番組じゃないですか。笑ってしまうくらいです。

 

僕がいくらいい肉と言っても、浅草今半のメニューには、さらにこの上があって、

このコースは、真ん中か、少し下くらいでしょうか。

仲居さん情報だと、この日の特選銘柄牛は、米沢牛だったとか。A5ランクらしいですが、

米沢牛ってだけで、僕にはもう充分なくらい、目がクラクラします。

 

仲居さんの焼いてくれるタイミングで、

ささっと火が通ったお肉を、とんすいの中の溶き卵に、くぐらせて食べると、

さっと溶けてなくなるような柔らかさ。うーん、これは贅沢です。

少しお鍋が進むと、すぐにご飯を用意してくれたのですが、

このご飯もお米の一粒一粒が立って、飯だけでも充分立派な料理と言えるくらい旨く、

お櫃がすぐに空になります。

「お代わりお持ちしますね」ということで、一安心。

お代わりが有料だったらどうしようと小心者の心配はよそに、

ご飯を待つ間、お肉と野菜が甘い割り下を吸って美味しくなっていきます。

 

お料理のレベルはもちろん、

「本日はご予約いただきありがとうございました」と、

お迎えされている感がある丁寧な接客や送り迎えも、

こういうお店には普段行き慣れていないだけに、とても新鮮でした。

会社の中にちゃんと残って、来年も頑張って働いて、美味しいすき焼き食べに来ようと、

仕事や生きるモチベーションが上がるくらいの、極上の御馳走でした。


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2 コメント

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Unknown (Asuma)
2011-12-28 08:43:04
安くておいしいものっていうのはあるけど、ちゃんとお金を払うと、もっともっとおいしいものが世の中にはちゃんとあります。
ってことですね。
そういうところには、もてなす気持ちとか、場所とか、いろんな意味でおいしいものがあるんですよね。贅沢ばかりはしてられないけど、使うべきお金はちゃんと使いたいものです。
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Unknown (kumazzzo)
2011-12-28 23:24:37
>Asumaさん

一番大切なのは、良いものに、ちゃんとした価値が認められて、それなりの価格で評価されるってことでしょうかねー
世の中が低成長だと、価格志向が強くなってしまうのは仕方がないことですが、
良いものにはちゃんと対価を支払ってあげないと、
どんどん良いものが駆逐されてしますからね。
それにしても美味しかったですよ。
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