さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

じゃ、エイズはいつになったら教えるの?

2005年03月05日 00時35分30秒 | HIV
小学校低学年で性教育用に作られている副教材の内容が、
国会の参議院予算委員会で話題になったとか。記事はこちら

なんで予算委員会で性教育なの?っていう話は別にして、
「こんな過激な内容を教えるのはおかしいんじゃないでしょうか!」
というピンクのスーツを着たオバサンの質問に、
「初めて拝見したが、ひどい。」というコイズミ独特の他人事コメント。

テレビで紹介された内容を見る限り、副教材の内容は、
過激でもなく、必要なことを、必要な表現で紹介している
ように見えました。
「教えられなくても、こういうことは自然と覚える」とか
コイズミは言っていましたが、
ああいうオバサンの一言が、各教育委員会の知恵と努力を、
無になってしまわないよう、祈るばかりです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
禁欲・潔癖教育 (玉野真路)
2005-03-05 02:14:10
東京都の石原バカが、中学生以下のセックスを禁止するというとか、禁欲・潔癖教育が幅を利かせるようになりつつありますね。エイズや避妊の問題はますます地下に潜入してしまう。語ることが大切だと思います。

教育の中でそういう下品なことを教える必要はない、というような意見もありますが、たんに子ども達の猥談にまかせておいても、もちろん正しい理解に到達することはありないですしね。語らないことが状況を悪化させるということに早く気づいてもらいたいですけど、頭の悪いおじいちゃん、おばちゃんには無理なのかな。
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Unknown (コトリ パク)
2005-03-05 14:43:27
お久しぶりです、

ニュースを聞いておどろきました。

”自然におぼえる”とか

”過激な内容”だとか

耳にして違和感ばかりが募ります。



当たり前のことや

本当に身近なことを

伝えることや話すことの欠如が

今の現状をもたらしたのだとすれば



自然におぼえるといった単純な話に

してしまってはいけないことは

自明なわけで。



そんなあたりまえのようなことすら

生理的に受け付けられないような

大人に限って



中学生はセックスするなとか

変化を読み取ることのできない

人々が旧態依然とした

古い発想でしか到達し得ないことを

言い出しますね。



すくなくとも

体や心が傷つく問題にも

つながることですので



腫れ物に触るように

扱うのではなく

向き合ってほしいものです。



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Unknown (だいくん)
2005-03-05 15:53:02
ノンケとゲイに越えられない壁があるように、非感染者と感染者だって越えられない壁があるのかなって最近思うようになりました。そういうギャップがこの記事に現れているのかもと思いました。



行政だって何だって、非感染者にとってはどこかに「自分は絶対感染なんかしない。したくない。」という無意識下の前提があって、それによりこの病気に対して、実は心理的にはかなりの距離をもって(端的に言えば偽善者的にあるいは表面的だったり)取り組んでる人が一部では存在するのかもって最近思います。



だから、そういう人たちにとっては、昔からの性教育でHIVは防げるという考えに陥るのは致し方ないのかも。
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補足 (だいくん)
2005-03-05 16:09:48
上はHIVのこと限定の書き方をしたけど、それにとどまらず、性病等全般に対して言えることじゃないかと思ってます。
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あのおばちゃんは産経関係者 (kumazzzo)
2005-03-05 23:10:12
改めて自分の文章を読むと、誤字が多くて

恥ずかしいですね。

生教育になってしまっていました。



>玉野さん



大人がちゃんと性教育について

子供に伝えられないのは、

大人の中に、子供に伝えるべき価値観が

確立されていないからだと思います。



性に関して、どんなことが大切なのか、

どういうことを子供に知ってほしいのか、

そういう思いが、大人の側にないのかと思うと、

がっかりします。



>コトリ・パクさん



コイズミが自然と覚えた時代とは、情報量が、

格段に違うはずです。

教えるべきことを先に教えないと、

子供たちは、どんどん、不確実な情報や、

社会通念上、広く認められない価値観に

支配されてしまうはずです。

いやいや、俺はそんな立派な人間じゃないけどね。

中絶も性の商品化も夫婦別姓も認めますが、

その前の段階としての性の大切さ、尊さ、

家族の大切さみたいなものは、

ちゃんと教えてあげなければダメです。



>だいくん



病院に行くと、

confrontingHIVという冊子がおいてあるのですが、

こないだ置いてあった冊子には、短いコラムですが、

HIVの感染防止策として、

欲求を認める代わりに安全策を勧める対策と、

自制を求める対策を、CNNvsABCと、

アメリカのTVネットワークの対立に見立てて、

紹介していました。



「もしかしたら、自分も感染するかもしれない」という

立場に立って、初めて実効性があると思います。



だから、小学生や中学生の、エイズ防止啓蒙ポスター

なんて見ていると、

どうも、お金のかけどころが違う気がして、

なりませんが、どうでしょう??

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違和感 (だいくん)
2005-03-07 13:26:14
なんか感染者になってみると、ポスターをはじめ、いろんなことに違和感を感じることが多いですね。

僕は、ハッキリとノンケの方々に「普通に生活していれば、こんな病気になんて絶対かからない。ゲイという自分たちとは違うアブノーマルな世界での話でしょ。」といわれました。

結局ゲイにおいては身近でも、ノンケ世間全般では、まだまだHIVってフィクションな世界の話なんだよね。だからいろんなずれが起こってしまうのしょうがないと思います。
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