〔14.11.18.東洋経済:オンライン〕
11月17日、国際自然保護連合(IUCN)がレッドリストを公表し、太平洋クロマグロを「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に評価した。これはいったい、何を意味するのか。
IUCNが「絶滅危惧」として指定するのは、絶滅危惧ⅠA類(CR)、絶滅危惧ⅠB類(EN)、絶滅危惧Ⅱ類(VU)の3種類。このうちCRは「野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」で、ENは「ⅠA類ほ . . . 本文を読む
〔14.12.08.朝日新聞:デジタル〕
住宅建材大手トステムの創業者で2011年に死去した住生活(現LIXIL〈リクシル〉)グループ元会長、潮田(うしおだ)健次郎氏(当時84)=東京都新宿区=の長女が東京国税局の税務調査を受け、相続財産について約110億円の申告漏れを指摘されたことが分かった。潮田氏の資産約220億円が非上場の不動産管理会社の株式に形を変え、資産の評価額が6割近く少なくな . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:エコノ探偵団面〕
「国産旅客機の開発が進んでいると報道で見ましたが、日本経済にはメリットがあるのでしょうか」。近所の大学生の疑問に探偵の松田章司が「利用者には影響がありそうですが、経済への影響も気になりますね」と調査を始めた。
国産旅客機の開発は三菱重工業グループが進めている。近距離輸送を担う座席数100席以下のリージョナルジェット機で、国産初のジェット . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:マーケット商品面〕
原油でアジア市場の指標となるドバイ原油は8日、前週末比1.10ドル安の1バレル65.10ドルに下落した。一時65ドルを下回り、約5年2カ月ぶりの安値をつけた。米国の雇用情勢の改善を受けてドル高が進んだうえ、中国経済の減速への警戒感が弱材料となった。
国際指標のブレント原油も67ドル台まで下げ、約5年ぶりの安値圏だ。米国の11月の雇用統計で . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:マーケット商品面〕
円安を背景に円建ての金価格が一段と上昇した。東京商品取引所では8日の清算値が1グラム4653円で前週末比で14円高い。直近安値の10月末から1割上昇した。金価格が上がったことで貴金属店では売却目的の投資家が増えている。
指標となるニューヨーク先物は8日の時間外取引で1トロイオンス1195ドル程度で動いた。先週以降、1200ドルを挟んでも . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:マーケット商品面〕
スーツ生地など毛織物の原料となるそ毛糸の価格が上昇している。指標品種の国内価格は24年ぶりの高値となった。原料の羊毛の出荷量が主要産地のオーストラリアで減少し、国際価格が高止まりしているうえ、足元で急激に円安が進んでいるためだ。衣料品など最終製品にも影響が広がりそうだ。
指標品種である48双そ毛糸の国内卸売価格は1キログラム2035円と . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:マーケット総合2面〕
8日の東京株式市場で株価指数先物に売りが広がった。きっかけは7~9月期の国内総生産(GDP)改定値の下方修正で、直近まで先物買いを膨らませてきた海外投資家による売りが拡大したとの見方が多い。将来の売り圧力につながる裁定買い残の多さも心理的な重荷で、株高・円安の流れにブレーキをかけた。
この日の日経平均株価は続伸したが、一時は50円超 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:マーケット総合1面〕
日経平均株価は7営業日続伸した。終値は前週末比15円19銭(0.08%)高い1万7935円64銭と連日で年初来高値を更新した。前週末発表の11月の米雇用統計の内容が良好で米国株が上昇した流れを受けて、朝方から買いが優勢だった。円相場の下落も後押しし日経平均は一時、1万8000円台を回復する場面もあった。
米雇用市場の改善は米連邦準備 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
サケやサバなど骨を抜いて食べやすくした「骨なし魚」が主力製品だ。病院や介護施設、学校のほか外食や中食向けに販売する。自社工場はなく、国内外の協力工場に生産委託する。海外生産比率は6割でうち中国が全体の5割を占める。骨を抜く加工ラインは日本人技術者が管理し「秘密保持契約の下、食の安全・安心を確保している」(斎藤修社長)。今後は国内やタイ、ベトナム . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
化粧品や食品などのプラスチック容器を製造する。自社で設計した容器の金型を約2600個持つ。顧客は自社で金型を保有せずに済み、ニーズに応じてきめ細かく小ロットで容器を供給できるのが強みだ。
顧客数は4500社を超え、売上高の約6割が化粧品、美容業界向けだ。会社設立から62年目にあたる「スロー上場」に関して、竹本笑子社長は「海外展開で必要な資金の . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
エイベックス・グループ・ホールディングスは8日、2015年3月期の連結純利益が前期比12%減の60億円になる見通しだと発表した。従来予想の44%減の38億円から上方修正した。保有していたKADOKAWA・DWANGO(角川ドワンゴ)株の全てを売却し、約34億円の特別利益を計上するためだ。
エイベGHDは06年、携帯電話向け音楽や映像の配信強化を目 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
カジュアル衣料大手のしまむらは2014年3~11月期の連結営業利益が前年同期に比べ1割減の300億円弱になったようだ。3~11月期では2年連続の減益となった。夏物の苦戦で上期(3~8月期)に積み上がった在庫を処分するため値引き販売が増え、採算が悪化した。円安による輸入原価の上昇も重荷になった。
売上高(営業収入を含む)は微増の3800億円強 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
伊藤忠商事の2015年3月期のフリーキャッシュフロー(純現金収支=FCF)はほぼゼロとなる見通しだ。期初は1000億円超の赤字を見込んでいたが一転、3期連続の黒字が視野に入る。投資を厳選し、投資活動の現金収支(投資キャッシュフロー)の赤字が想定を下回るためだ。FCFを安定的に黒字化し、16年3月期以降の株主配分の強化に備える。
FCFは営業活 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
宝飾品販売のTASAKIは8日、2014年10月期の連結純利益が前の期の2.6倍の11億円になったと発表した。従来予想の10億円から上方修正した。ネックレスなど好調で、訪日外国人の需要増も追い風だった。
売上高は15%増の190億円と、従来予想を5億円上回った。定番のブライダル商品に加え、新デザイナーを採用し数年前から展開している商品の売れ . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:科学技術面〕
現在主流のリチウムイオン電池より安全な「全固体電池」と呼ぶ次世代電池の研究成果が相次いでいる。東北大学とトヨタ自動車は、充電時間を従来の電池の10分の1に短縮した。東北大の別チームも、軽量な全固体電池を開発し、動作温度を下げた。韓国サムスン電子は全固体電池を長持ちさせる技術を開発しており、国内外で実用化に向けた開発競争が熱を帯びている。
リ . . . 本文を読む