日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

為替 円、不安定な展開か

2014年12月28日 | 為替全般
〔14.12.28.日経新聞:日曜に考える4面〕  今週の円相場は不安定な動きとなりそうだ。年末年始の休暇で市場参加者が少なく、相場が上下に振れやすいためだ。1ドル=119~122円の間で推移するとの見方が優勢だ。  次期大統領の選出が難航しているギリシャでは、29日に3回目となる最後の議会投票が実施される。選出が失敗すれば次は総選挙となり、不安定な政局が当面続く公算が大きい。ギリシャ不安 . . . 本文を読む

株式 3年連続「高値引け」の公算も

2014年12月28日 | 株式全般
〔14.12.28.日経新聞:日曜に考える4面〕  今週(29~30日)の日経平均株価は堅調か。機関投資家は海外勢を中心に休暇に入っており、「閑散に売りなし」の状況が続きそうだ。米経済指標などを材料に米国株が高値圏で推移すれば、日経平均は3年連続で大納会に年初来高値を更新する「高値引け」となる可能性がある。  前週末に米ダウ工業株30種平均は連日で最高値を更新した。シカゴ市場では日経平均先 . . . 本文を読む

(海外メディアから) 動き出す「シルクロード」戦略

2014年12月28日 | 中国
〔14.12.28.日経新聞:日曜に考える4面〕  中国の「シルクロード」戦略が世界中で動き出した。  18日付英紙フィナンシャル・タイムズなどは最近の中国について「北極にも海上版シルクロードを延伸しようとしている」と報じた。中国の習近平国家主席は、東アジアから中東、欧州、ロシアにまたがる経済圏やシーレーン構想を打ち出した。シーレーンでは北極海を重要視し、沿岸5カ国のひとつ、デンマークにパンダ . . . 本文を読む

中国マネーが変える世界 漂う前時代的危うさ 論説副委員長 飯野克彦

2014年12月28日 | 中国
〔14.12.28.日経新聞:日曜に考える2面〕  中米の国ニカラグアを東西に横断し太平洋とカリブ海・大西洋をつなぐ運河の建設工事が22日、始まった。500億ドル(約6兆円)を投じて、5年後の開通をめざすという。  南北アメリカ大陸の間の地峡に運河を通し大型船が横切れるようにしよう、という構想はずいぶん昔からあったらしい。米国の国力が飛躍的に高まった19世紀には、具体的な候補地としてニカラグア . . . 本文を読む

国内14年新車販売3%増556万台 8年ぶり高水準 「軽」比率、通年で初の4割

2014年12月28日 | 17.輸送用機器
〔14.12.28.日経新聞:企業面〕  2014年の国内新車販売(軽自動車を含む)は前年比3%増の約556万4千台となったもようだ。消費増税で4月以降は低迷しているが、1~3月の駆け込み需要の効果で、8年ぶりの高水準だった。車両価格や税金が低い軽は過去最高で、比率は年間を通じて初めて4割を突破した。軽ではスズキが8年ぶりに首位を奪還した。  新車販売統計は役所への届け出を基に算出する。今年は . . . 本文を読む

戦略2015(8) 5401新日鉄住金社長 進藤孝生氏 鉄鋼の安定生産どう確保? 設備集約で稼働率向上

2014年12月28日 | 12.鉄鋼
〔14.12.28.日経新聞:企業面〕  2015年度の粗鋼生産量は1億1千万トン強と14年度並みの見通しだ。水準は高いが、製造業の海外シフトが進み、円安になれば自動車などの輸出が増え鋼材の国内需要が伸びるという構図は通用しない。鉄鋼世界2位の新日鉄住金はどう競争力を高めるのか。相次ぐ製鉄所事故で揺らいだ顧客の信頼回復も急務だ。進藤孝生社長に聞いた。  ――新日本製鉄と住友金属工業の経営統合 . . . 本文を読む

6762TDKや6981村田製、高耐久の車向け電子部品量産 熱・振動に強く

2014年12月28日 | 16.電気機器
〔14.12.28.日経新聞:企業面〕  電子部品大手が耐久性の高い自動車向け部品を量産する。TDKは2015年から高温のエンジンルームで使える電源回路部品を生産する。村田製作所は衝撃に強いセンサー部品の供給を始めた。車のIT(情報技術)化で電子部品の利用が増える半面、耐久性の問題で駆動部から遠い所に設置している。耐久力を高め駆動部とつなぐケーブルを減らし燃費向上のための軽量化につなげる。 . . . 本文を読む

6701NEC、電力会社向け大型蓄電池低価格で 再生エネ後押し エリーパワーは200億円投じ新工場

2014年12月28日 | 16.電気機器
〔14.12.28.日経新聞:企業面〕  電力会社の再生可能エネルギーの受け入れ能力不足を受け、蓄電池メーカーが電力会社向けに大型蓄電池の供給拡大に動く。NECは大容量で低価格の製品の国内供給を始める。大和ハウス工業や東レが出資するエリーパワー(東京・品川)は約200億円を投じ蓄電池の工場を関西に新設、供給能力を最大4倍に増やす計画だ。  太陽光や風力などの電気が大量に送電網に流れ込んだり . . . 本文を読む

中国「反腐敗」の衝撃(下)追及の手、経済閥で拡大 国有企業改革の試金石に

2014年12月28日 | 中国
〔14.12.28.日経新聞:国際面〕  12月10日、河北省廊坊市中級人民法院。収賄罪に問われた中国国家発展改革委員会(発改委)の劉鉄男元副主任(次官級)に無期懲役の判決が下った。2カ月半に及んだ公判で明るみに出たのは、日本企業も巻き込んだ腐敗の実態だった。 「口利き料」懐に  法廷に立った証人の一人は劉被告に渡した「口利き料」の具体的な内容を明らかにした。  2005年8月。トヨタ自 . . . 本文を読む

ペトロブラスに汚職疑惑、ブラジル経済の重荷に 投資に遅れ

2014年12月28日 | 中南米
〔14.12.28.日経新聞:国際面〕  【サンパウロ=宮本英威】ブラジルの国営石油会社ペトロブラスが汚職疑惑に揺れている。建設会社との契約を巡る疑惑により、7~9月期の決算発表は2度にわたり遅延し、年内に発表できなかった。格下げを受け、資金繰りに影響が出かねない情勢だ。投資計画の実行が遅れ始めており、低迷するブラジル経済の新たなマイナス要因に浮上している。  ペトロブラスを巡っては、2004 . . . 本文を読む

企業の本音映す内部留保 積極投資 信頼感カギ

2014年12月28日 | 国内:経済政策
〔14.12.28.日経新聞:総合・経済面〕 (↑ブログ主補記:13年度はアベノミクス初年度。いくら円高是正でも一気に設備投資までは即決し難いかと)  日本企業は内部留保を抱え込み動かないとの指摘が、挨拶代わりとなっている。実際はどうか。  内部留保とは、毎年の利益から税金と配当を差し引いたおカネのこと。企業の貸借対照表では負債の側に、利益剰余金として計上されている。  日本企業全体の内 . . . 本文を読む

国土強靱化「最大70兆円」 自民総務会長、首相に

2014年12月28日 | 国内:政治&選挙
〔14.12.28.日経新聞:総合・政治面〕  自民党の二階俊博総務会長は27日、安倍晋三首相と会談し、災害に強い国づくりをめざす「国土強靱(きょうじん)化」に2015年度から5年間で50兆~70兆円を投じるべきだとする提言を手渡した。2017年4月の消費増税に向け、基礎的財政収支を20年度までに黒字化する目標に縛られるべきではないと主張した。首相は「十分配慮する」と述べた。  . . . 本文を読む

東京一極集中の是正めざす 地方創生総合戦略を閣議決定 アベノミクス波及を促進

2014年12月28日 | 国内:経済政策
〔14.12.28.日経新聞:総合・政治面〕  政府は27日の臨時閣議で、地方の人口減少に歯止めをかける「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を決定した。東京一極集中の是正へ地方の若者雇用を30万人生み出すなどの目標を掲げた。将来の人口展望を示す「長期ビジョン」も同時に決め、人口減少で存立そのものが危ぶまれる地方都市の活性化へ国を挙げて取り組む。(地方創生戦略の要旨政界面に)  地方活性化に向 . . . 本文を読む

企業の自己資本、円安で20兆円増 上場企業、2年間で 日産やパナソニック、成長投資へ余力

2014年12月28日 | 国内:景気・物価・賃金
〔14.12.28.日経新聞:1面〕  外国為替市場で急速に円安が進み、企業の財務体質が改善している。上場企業(3月期決算)の自己資本は円相場が最高値圏にあった2年前に比べ、円安によって約20兆円増加した。海外に保有する資産を円換算した金額が膨らむためで、自動車や電機などグローバル企業に恩恵が大きい。  企業の自己資本は株主が出資した資金や稼いだ利益の蓄積を指し、海外資産の変動分も加味される。 . . . 本文を読む

経済好循環へ再点火 3.5兆円経済対策決定 地方・消費・中小に重点

2014年12月28日 | 国内:経済政策
〔14.12.28.日経新聞:1面〕   (右図:総合・経済面から)  政府は27日、総額3.5兆円の国費を投じて個人消費を支え、地方の産業振興を後押しする経済対策を閣議決定した。4月の消費増税後にもたつく景気を底上げし、企業の収益を増やして賃金を伸ばす「好循環」を狙う。災害復旧を名目とした公共事業や業界支援が色濃い事業も多く、財政再建との両立には課題も残った。(関連記事総合・経済面、経済対策の . . . 本文を読む