日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

金、円建て一段と上昇 前週末比14円高、店頭では売却増

2014年12月09日 | 素材:貴金属&レア
〔14.12.09.日経新聞:マーケット商品面〕



 円安を背景に円建ての金価格が一段と上昇した。東京商品取引所では8日の清算値が1グラム4653円で前週末比で14円高い。直近安値の10月末から1割上昇した。金価格が上がったことで貴金属店では売却目的の投資家が増えている。

 指標となるニューヨーク先物は8日の時間外取引で1トロイオンス1195ドル程度で動いた。先週以降、1200ドルを挟んでもみ合う展開になっている。

 10月末以降の円ドル相場の変動率と円建て金の上昇率を比較すると、いずれも10%程度だ。第一商品の村上孝一課長は「今は円安という理由だけで円建ての金価格が上がっている」と話す。

 東京地区の貴金属店の店頭価格は金地金の買い取り価格が8日、1グラム4967円と、最近1カ月で400円前後上がった。夏場以降、買い取り価格は横ばいで推移してきた。11月から上昇基調になると、売り時をうかがっていた投資家が金を売却するようになった。

 地金商の石福金属興業(東京・千代田)では、11月の買い取り量が今年度上期(4~9月)の月間平均の2倍に増えた。田中貴金属ジュエリーの直営店では、12月第1週(1~7日)の買い取り量が11月最終週(24~30日)と比べて72%増えた。円建ての上昇が続き、投資家の売りに拍車がかかっている。

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