〔14.12.09.日経新聞:投資情報面〕
化粧品や食品などのプラスチック容器を製造する。自社で設計した容器の金型を約2600個持つ。顧客は自社で金型を保有せずに済み、ニーズに応じてきめ細かく小ロットで容器を供給できるのが強みだ。
顧客数は4500社を超え、売上高の約6割が化粧品、美容業界向けだ。会社設立から62年目にあたる「スロー上場」に関して、竹本笑子社長は「海外展開で必要な資金の調達手段を多様化したかった」という。海外売上高比率は現在2割程度だが、今後中国や東南アジアで攻勢をかける。
2014年12月期は容器販売が堅調で、連結売上高が8%増の108億円、営業利益が11%増の8億4000万円の見通しだが、税負担が増え純利益は5億2000万円と12%減る。上場で調達する約3億8000万円は金型開発などに充当する。年間配当は19円の計画で「配当性向20%以上の維持が目標」(竹本社長)という。
化粧品や食品などのプラスチック容器を製造する。自社で設計した容器の金型を約2600個持つ。顧客は自社で金型を保有せずに済み、ニーズに応じてきめ細かく小ロットで容器を供給できるのが強みだ。
顧客数は4500社を超え、売上高の約6割が化粧品、美容業界向けだ。会社設立から62年目にあたる「スロー上場」に関して、竹本笑子社長は「海外展開で必要な資金の調達手段を多様化したかった」という。海外売上高比率は現在2割程度だが、今後中国や東南アジアで攻勢をかける。
2014年12月期は容器販売が堅調で、連結売上高が8%増の108億円、営業利益が11%増の8億4000万円の見通しだが、税負担が増え純利益は5億2000万円と12%減る。上場で調達する約3億8000万円は金型開発などに充当する。年間配当は19円の計画で「配当性向20%以上の維持が目標」(竹本社長)という。