〔14.12.03.日経新聞:マーケット総合2面〕
産油国通貨の下落が続いている。ロシアルーブルは1日の外国為替市場で一時6%超と大幅に下落し、過去最安値を更新した。一方、カナダドルなどは原油価格の反発に伴い、買い戻されている。11月に全面安の様相だった産油国通貨だが、国ごとの要因で選別が進むとの見方も広がりつつある。
原油先物の国際指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:マーケット総合1面〕
日経平均株価は3日続伸し、連日で年初来高値を更新。緩和的な金融政策への期待を背景に相場の先高観が強かった。米格付け会社による日本国債の格下げで朝方は安くなる場面もみられたが、売り一巡後は買いの勢いがじわりと高まり、徐々に切り返した。
米ムーディーズ・インベスターズ・サービスが1日夕、日本国債の格付けをA1(シングルAプラスに相当)に引き . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:マーケット総合1面〕
米ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる日本国債の格下げから一夜明けた2日に日経平均株価は続伸し、連日で年初来高値を更新した。多くの市場参加者は衆院選を経た年末株高のシナリオを崩さず、ムーディーズが鳴らした日本の財政再建に対する警鐘にもどこ吹く風といった様子だ。いいとこ取りの「総楽観相場」に落とし穴はないのか。
「閑散に売りなしの格言 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:投資情報面〕
企業から受注した仕事をインターネットを通じて個人に発注する「クラウドソーシング」を手掛ける。提携企業から得るシステム利用料や業務委託料が主な収益源だ。システム開発やデザイン、記事執筆など幅広い仕事を仲介する。同社のシステムを使うことで、企業は人材調達にかける時間やコストを効率化でき、個人は時間や場所の制約なく働くことができる仕組みだ。
トヨタ自動 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:投資情報面〕
主に製造業の技術開発に携わる技術者の派遣・請負を手掛ける。子会社9社を含むグループ全体で1万1000人超の技術者を抱える。顧客であるメーカーなどの開発陣に加わる派遣型と、依頼に応じて業務そのものを受ける請負型がある。大半の技術者を自社の正社員として採用し教育研修するため、顧客のニーズに合わせた人材を派遣できることが強み。日産自動車や富士通など国内17 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:経済面〕
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行など邦銀5行と日本生命保険など生命保険2社の格付けを1段階引き下げたと発表した。日本国債格下げの影響が国債を大量に持つ金融機関にも波及した格好だが、日銀の金融緩和で長期金利は低いまま。邦銀の資金調達コストがすぐに高まるとの見方は少ない。
大手行や生保は日本国債を . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:投資情報面〕
ゼネコン各社の採算改善が進んでいる。大林組は2016年3月期に建築部門の粗利率(完成工事総利益率、単独ベース)が今期計画比で1ポイント上昇し、連結営業利益は07年3月期以来の水準を回復しそう。大成建設など他社も改善する。東日本大震災前後に安値で受注した工事の消化が進み、好採算の案件が利益に貢献する。低収益期を徐々に抜け出しつつある。
大林組は15 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:企業2面〕
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は2日、世界の半導体製造装置の市場予測を発表した。2014年の半導体製造装置(新品)の販売額は、前年比19.3%増の約380億ドル(約4兆5200億円)に達する。
15年も同15.2%増の約438億ドルと2ケタ増のペースで伸びる。(以上) . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:企業2面〕
ベネッセホールディングス(HD)は2日、希望退職者約300人を募ると正式発表した。「進研ゼミ」の会員数がこの1年で1割弱減少するなど、通信教育事業が伸び悩んでいることに対応する。少子化に加え顧客情報の漏洩問題が影響しており、脱「進研ゼミ」を掲げて人材を介護など成長分野にシフトする。創業約60年で人員削減は初めて。漏洩問題により、原田泳幸会長兼社長は「改 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:企業1面〕
伊藤忠商事は家庭用蓄電システムの開発・販売に参入する。ソニー製の電池を採用し、家庭での1日の消費電力の約6割をまかなえるようにしたのが特徴だ。停電の際、自動で電力を供給するほか、夜間の安い電力を蓄えて電気代を抑えられる。省エネ型住宅「スマートハウス」や「スマートシティ」の普及を視野に、消費者が求める最適な省エネ機器を提案する。
家庭用の据え置き型蓄電 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:消費Biz面〕
デルの「5K」液晶を採用した高精細モニター「UP2715K」
画面サイズは27型で解像度は5120×2880ドットだ。テレビで普及が始まった「4K」よりも画素数が約8割多く、より鮮明な画像を表示できる。表面のガラスと液晶パネルの間に透明な樹脂を流して従来機種より86%反射を抑えた。写真愛好家やクリエーターなどの需要を見込んでいる。 《19万998 . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:総合1面〕
トヨタ自動車は2015年1~3月の日本国内での自動車生産を減らす。ハイブリッド車(HV)が主な対象となる見通しで、当初計画に比べて約2万台減るもようだ。原油価格の下落を受けて北米市場でガソリン車の人気が相対的に高まり、燃費の良さが特徴のプリウスの販売が振るわないためだ。320万台としている14年度の国内生産計画が未達になる可能性が出てきた。
トヨタは . . . 本文を読む
〔14.12.03.日経新聞:1面面〕
大塚ホールディングス(HD)は2日、米製薬ベンチャーのアバニアファーマシューティカルズ(カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収額は35億3900万ドル(約4200億円)。アバニアは認知症関連の有力な新薬候補を持つ。大塚HDは大型薬の特許切れを控え、高齢化で世界的に需要が高まる認知症薬を増やす。新薬候補獲得を狙った製薬大手の企業買収が過熱している。( . . . 本文を読む