三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

クリームチーズに塗れるんだ!いぶりがっこ

2011-09-07 11:34:19 | DPZのお導き
〈8月30日の食事〉
朝:チーズオリーブトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚のしょうが焼き、湯葉、もやしのナムル)
夜:金麦 ナスとじゃがいものチーズ焼き いぶりがっこのクリームチーズ和え チーザ

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いつも私の昼休みを充実させてくれているデイリーポータルZは、同時に料理の先生である。
これまでも、塩麹を作ったり、キャベツとバターをとろ火で蒸したり、色んなものを味噌に埋めたりと、未知の味と料理の可能性を広げてくれた。
して今回は、珍味部の「いぶりがっこのクリームチーズ和え」である。

秋田出身のOさんからいぶりがっこをいただき、そんな折にこの記事が上がったのは、天啓だと思いましたとも。
帰りにクリームチーズを買ったのは言うまでもない。

しかし、いぶりがっこを初めて取り扱ったのだが、燻製ってものは凄いね。
肉片のかけらすらもないのに、立ち上るのはベーコンのような匂い。
肉やサーモン、いかにチーズと燻製ものはあらかた好きなので、これもまた好きな匂いだ。

さて、「クリームチーズ和え」という名前であって「漬け」ではないのだから、混ぜて即刻食べてもよいのだろうけど。
ある程度馴染ませた方が美味しいに違いないと、いぶりがっことクリームチーズを交互に挟み込み、タッパーに入れて冷蔵庫で寝かせることに。
これがまた吉なのであった。
だって、日を置くほど美味しくなっていくのだもの。
クリームチーズにまで燻製の香りが移って…というのは記事の通り。
これは本当に、手軽なのに美味しい!

いぶりがっこをパックで2ついただいたうち、1つめの残りをまたクリームチーズと漬け込んだ。
残りは未開封の1パック。
いぶりがっこだけの味を知らないまま、この分だと全てクリームチーズ塗れにしてしまいそうである。

いぶりがっこをくださったOさんと、この食べ物の事を教えてくださったライター・ほそいさんの「珍味部」に、改めて感謝。

私と花のズボラ飯

2011-09-06 22:21:05 | 食とレビュー
〈8月29日の食事〉
朝:ツナと野菜のサンドイッチ(シニファン・シニフィエのパン使用) フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鮭とパプリカの塩麹焼き、ピーマンをどうにかしたもの、卵料理?)
夜:レトルトグリーンカレー しめじ増し+玄米ご飯

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なんでもない日の一週間前の食事の記憶が危ういほどおぼろだ。
自分で作ったものに対して、「卵料理?」って。

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さて、マンガ「花のズボラ飯」を読んだのだ。
主人公は夫が単身赴任中なため、東京で一人暮らしを送る主婦の花30歳、仕事は本屋でのアルバイト。
そんな彼女が食べるズボラな食事と、ぐうたらした日々、といった作品だ。

これがまあ、面白いんだけど、何とも尻の辺りがむず痒くなるのである。
原因は探るまでもなく。
花のだめさ加減に、深くシンパシーを覚えるからである!

いやあ、片付けやら掃除やらは、溜め込む前にやりますよ。
けれど、花の食卓に散らかったものが、ドラッグストアからなんかのDMだったり、投げ込みチラシだったりに対して、ああ分かる分かる。
チラシはすぐ捨てるけど、意外とDMって厄介なんだよね。
片付けたふりしているけど、本当のところは適当なバッグに突っ込んだだけなので、ダメさ加減はどっこいどっこい。

ええと、その場に誰もいないからって、一人言は言いませんし、「この味…たまらん坂!」といったダジャレも言いません。
が、実際に口に出さないだけで、頭の中は饒舌なのだから一緒だ!
ダジャレ問題だって、「水蒸気 噴くまで待とう ホトトギス」くらいの事は、ええ頭に浮かんじゃってますよ(炊飯時)。

極めつけは、食欲に火が吹いてしまって、「私今なら豚って呼ばれてもいい!」とばかりにガツガツ食べて、お腹が満ちて冷静になった時に押し寄せる、緩い後悔のシーンだろうか。
ああ、あるある…。
「いいっ!美味いからいいの!私、今、飽食ジャパン!」とばかりに食べて、後で悲しくなること、結構あるよね…。

シンクロする花と私だが、決定的に違っていて、見習いところが一つ。
ぐうたらやズボラは、最愛の夫・ゴロさんがいない時に限られているところ。

それは、「花のズボラ飯」というタイトルに顕著で、名前は頻繁に上がるにも関わらず、ゴロさんが一回も登場しないのだから明らかだ(単身赴任先から帰った日も、事前と事後にそれが分かる記述があるのみである)。
ゴロさんがいたら、花の「ズボラ飯」が成立しなくなってしまうのだ。

対する私はといえば、同居人を前にしても、まあ、食欲は変わらずありますし、飲みに行った帰りにチロルチョコなんて買って、呆れられることしばしですね。
こんな発表をするのもナンですが、同居人がいようがいまいが、出かけるまではノーブラパジャマで日々の家事してますしね。
洗濯物は散らかさないけど、それって家事は分担制で、洗濯はそもそもが担当外なのであった(全くしないわけではないけど)。

つまりは、共感しつつも、頭が上がらないや、ってのが花という人なんである。
「ズボラ」つったって、そうめんにゃちゃんとミョウガを添えるし、何かとちょいとした一工夫するのだから、えらいのだ、この人。

せめて小綺麗な格好で家事をするべか、と反省に次ぐ反省。

愚か者の塩麹

2011-09-06 00:14:00 | 食日記
〈8月28日の食事〉
朝:目玉焼きトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:牛ステーキ丼定食 @青柚子・二子玉川
夜:金麦 湯葉 牛のたたき(スーパーで買った) 野菜の酢豚風 いぶりがっこのクリームチーズ和え 炒飯

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すっかり気に入ったものだから、延々と塩麹を作り続けている。
現行の塩麹が減ってきたら、仕込みから仕上がりまでかかる時間を逆算し、新たに麹を買ってくる、という按配だ。
そして、どうせすぐに使ってしまい、半年寝かせたものなんて夢の夢なのだから、だったら最初から多めに作ろうと思ったのである。
事の発端はそこであった。
そんな欲目が、自分の愚か者っぷりを露呈する羽目になるとは。

私が買う「みやここうじ」は一包装200gである。
いつもなら一つの分量を使うところ、今回は2つ使おう。
この麹の量ならば、塩は120g。
水はそれらを容器に入れて、ひたひたになる程度。

対して用意した容器は、900ccのもの。
これに入りきるだろうと踏んでいたのだ。
賢い方ならもうお分かりでしょう。
私は、麹も塩も、水と同様1gを1ccに換算してしまったのだ。
ああ、何て馬鹿なんだろう。

麹をほぐし始めた時から、「もしかして、ちょっと多いかな?」と思っていたのだ。
麹400g全てをほぐして塩と混ぜ合わせたら、大きめのボウルいっぱいになり、「多いかな…けど、瓶に入れたら意外と入っちゃうかも」と、この時点でもやっぱり馬鹿。
完全に血の気が引いたのは、塩と麹が瓶の縁まで到達しても、ボウルにはまだ残りがあった時。
これで初めて気付いたのだから本格的な馬鹿と言いますか、こんなに馬鹿馬鹿言ってたら、馬と鹿に申し訳ないと言いますか。

まったく、一袋が計量カップ一杯にまるまる入るか考えたら分かるだろうに。
慌てて瓶をもう一つ取り出し、煮沸消毒したのは言うまでもない。

という訳で、このターンの塩麹は完成したかな、という今日この頃。
今使っている分の瓶も合わせて、1リットル弱級の瓶が、3つも冷蔵庫にストックされている状態だ。
これがいつ1つだけになるのか、なるほどこれなら半年ものが育ちそうな予感である。

BEER! BEER! BEER!

2011-09-05 21:30:35 | 行きました。
〈8月27日の食事〉
朝:目玉焼きトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト 温野菜サラダ コーヒー
昼:同居人と。海老のトマトクリームパスタ バーニャカウダ風アンチョビソースのサラダ アイスコーヒー @スコルピオーネ・スタツィオーネ 有楽町
夜:友人と。箕面ビール・ヴァイツェン いちごのビール 八丁味噌ビール ハーヴェストムーン・ブラウンエール お通し(牛とクリームチーズの味噌漬け) とろ湯葉 豚と野菜のせいろ蒸し 天使の海老の串焼き ササミの串焼き 白レバーの串焼き おにぎり茶漬け スティック野菜 など @taki ・渋谷/桜ヶ丘

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地ビールと地酒の店が出来るらしいよ、行こうよ、と友人からお誘いのメールが来たのは7月下旬。
行く行く連れてって、と答えて、都合を合わせて8月下旬。
行ってきましたよ、地ビールと地酒のお店。

渋谷駅を南口で降りて、恵比寿方面に。
今まで知らなかったのだけれど、この辺が桜ヶ丘というのですね。
エレベーターのない四階建ての雑居ビルの三階。
そこにこちら「taki」はある。

開店したばかりだというのが窺えるお祝いの花。
物は多いけれど雑然とはしていなくて綺麗な店内。
そして、コエドビールのロゴが染め抜かれたのれんと来たもんだ。
否が応にも期待は高まる。

聞けば、店主が埼玉出身だということもあり、埼玉のブランド豚とコエドビールを推しているらしい。
そう言われたら食べたくなるでしょうと、野菜と一緒に蒸された一品を。
いったん塩漬けされてから調理されているそれは、ベーコンのようでとても美味しい!

海老の串焼きも特筆ものだった。
何が天使なのかって、世界で一番綺麗な海だという、ニューカレドニア産だから、ということらしい。
皮が薄い品種ということで、足以外を全て頭からバリバリいってしまうぞカルシウム!
ビールどんどん持ってきて!な味だった。

で、じゃんじゃん持ってきてもらったビールである。
いやあ本当に種類のあること!
知っているメーカーのものもちょこちょこあったものの、殆どが未知のもの。

一杯目は、以前facebookにてお薦めいただいた、箕面ビール。
具体的にはスタウトをお薦めされていたのだけど、それをすっかり忘れて、ヴァイツェン。
いやあ美味しい。

二杯目はいちごのビール、三杯目は八丁味噌のビールと変わり種を。
パッと聞き「何でそれをビールに!?」と問いただしたくなるフレイバーだが、ちゃんと美味しいんだから憎いもんだ。

一方の彼女はというと、普段はウィスキーを好むだけあって、強め&苦めで押していく。
ハーレーダビッドソンのような。
ドーベルマンのような。
ラベルも黒で締まってかっこいいそれらを一口もらえば、これまたウマいですね。
いやあビールって奥深い、そして面白い。

食べ物や共通の話題に花を咲かせれば、もう終電間際。
気が付けば各自四本ずつもビールばかりを空けているという。
普段なら、炭酸でお腹いっぱいになってしまうから一本半くらいで要らなくなるところ、この戦績。
余程楽しく、美味しかったということだろう。

改めて、連れていってくれてありがとう。
また行こうね。

大人に豆腐

2011-09-04 16:43:15 | 作りました。
<8月26日の食事>
朝:豆腐トースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏とパプリカの塩麹焼き、野菜炒め、ニラのごま和え)
夜:バターチキンカレー(ローソンで購入)野菜ジュース

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それを食べながら、豆腐をトーストに乗せて食す、とツィート。
それをみた友達からのリプライ、「チーズを乗せて、味付けはマヨネーズ?」。
チーズは正解、マヨネーズは使ってないけど、酸味があるってのは正解、だから惜しい!

正解はいうと、まず豆腐は一晩水切り。
すっかり固くなったそれを、ボウルで軽くほぐす。
チーズを混ぜて、そしてメインの味付けはつぶつぶマスタード。
うちにはあいにくマヨネーズがないのだ。
それを食パンに乗っけて、クレイジーソルトを上からパラパラと。
オーブンに放り込んだら完成だ。

食感はというと、すこし柔らかめで水分の少ないカッテージチーズのよう。
マスタードの酸味もあるから、よって味の好みは分かれるところで、これを人に振る舞う気もない。
けれど私は大好きではないけどしみじみ好きだ。
そんな一品である。

しかし、こう工夫を凝らして豆腐でどうにか料理をしていると、大人になったなと思うのだ。

以前も書いたが、私は冷や奴が苦手だった。
最初の一口はいい。
けれど段々と水が出てきて、味が薄くなっていくのが嫌だったのだ。
水が出るたびに醤油を足していったから、否応無しに食卓に並んだあの頃は、相当な塩分過多じゃなかっただろうか。

そんな今や、水をしっかり切るとその悩みからは解放されると学んだのだ。
炒め料理に使いたいときは、まず水切りした豆腐を炒め、取り出して他の材料を炒めてから後で合わせればいいとも学んだ。
そうしたら、豆腐の汎用性が一気に広がったんである。

こうして苦手なものを克服し、味方にしていく様を、人は大人と呼ぶんじゃなかろうか。

ところで、豆腐にマヨネーズ。
マヨネーズがそこまで好きではなく、いざ買ったら余ってしまいそうで常備していないのだが、豆腐にマヨネーズってのは美味しそうだと思ってしまったのだ。
マヨネーズを炒め油に使うと、コクのある一品になるというのも以前教えてもらったので、今度はマヨネーズを味方にする番なのかもしれないと思っている。

八月と腐敗

2011-09-04 00:35:05 | 食日記
<8月25日の食事>
朝:フルーツグラノーラ+バナナ+ヨーグルト
昼:お弁当(玄米ご飯、ほうれん草入り卵焼き、牛肉のトマトオイスター炒め、野菜の食べラー和え)
夜:しめじのキーマカレー ナン セットサラダ チャイ @スルターン 飯田橋

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という訳で、急遽外食の運びとなった前日。
皆で楽しく外食…というのは嬉しいのだが、困ったのは弁当だ。
夕食に弁当を食べるつもりでいたので、それが余ってしまった格好だ。

手作りの弁当なので、当然保存料などの類は使っていない。
しかも時は暑さにうだる八月なのだ。
翌日に持ち越すのは危険であろう。

かといって、捨てるのも当然憚れるのである。
ひたすらに勿体ないし、私の好きな牛肉とトマトをオイスターソースとナンプラーで炒めたのも入っているし!

そういう訳で、お弁当がありますのでと丁重にお断りしようとすれば「大丈夫っしょ、一日くらい。明日の朝食えばいいじゃん」と。
しかも「危ないかもしれないけど、気になるならやめておけば」というニュアンスではなく、「全然いけるっしょ!」という口調ではないか。
ええとマジですか。
私まぁお腹強いと思いますけど、世間様的にも大丈夫なんですかね。
と、あっさり翌日に持ち越したのだった。

でまぁ、食べたら何て事ないんである。
変な酸味も感じないし、強いて言うなら炊いて一日以上経った分、ご飯が少しパサついたくらい。
何だ、全然平気ではないか。

もちろん、日々の食事において、調理後一日以上経ったものは全部危険と思っている訳ではないのである。
ただそれは、調理後すぐに冷蔵庫に仕舞えた場合に限ると思っていたのだ。
対してお弁当は、調理後に炎天下を持ち運ぶという過程が含まれているのだ。
それでまったく大丈夫だとは思わなんだ。

考えてみれば、この暑さを考慮して、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて、弁当を持ち歩いているのであった。
そして家を出る寸前まで冷蔵庫に入れているし、出勤後すぐに職場の冷蔵庫に仕舞っている。
他の季節より余程慎重になっているのである。
これならば腐敗の余地がないってことなのだろう。

昔の統計で、今現在のところは分からないが、食中毒は六月と九月に多いのだと聞いた事がある。
梅雨に入った六月は道理だといえるが、九月に多いのは、暑さが和らいでくる分、誰もが油断しがちということなのだろう。
健康と節約を気にして自分の作った物で、腹を壊して医者にかかるようでは元も子もない。
これからも注意する所存である。

広島お好み焼き平日ナイト

2011-09-02 11:33:00 | 行きました。
〈8月24日の食事〉
朝:チーズトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:パッタイ @ティーヌン 飯田橋ラムラ店
夜:事務所のメンツとクライアントの女の子と。各種お好み焼き エリンギベーコン炒め ナス焼き ホタテバター焼き 生ビール @広島お好み焼き くるみ・神楽坂

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どうした訳かお好み焼きを食べに行くことになったのだ。
どうやら私の上司は、ずっとお好み焼きを食べたかったらしい。
仲良くしているクライアントの女の子と打ち合わせのあと、職場の皆でご飯でもという流れになった時、上司は迷わずお好み焼き!と声を上げたのだった。

神楽坂なら沢山ありそうだと、食べログで「神楽坂」「お好み焼き」を検索。
飯田橋や九段下などの近辺の駅も含めると、12件も引っ掛かってくるんですね。
詳細を見ずに、順位が高く事務所からも行きやすいお店に行くことに。

江戸川橋寄りの飯田橋にある事務所から、神楽坂に向かって歩く。
この街は、やはり風情があるなあ。
メインの早稲田通りは喧騒に包まれているけれど、そこから垂直に伸びる石畳の小路が何とも愛らしい。
事務所から神楽坂へは近いのに、粋な使い方を殆どしてないという残念さに気付きつつも。

お店に到着、カウンターに着席。
目の前には鉄板が広がるものの、セルフ式ではなく、お店の方が焼き上げてくれる方式。
セルフ式だと焼き方に自信が持てないし、何よりひとが調理をしている様を見られるのは楽しい。
ここはいい席だぞ!

そういえば本家本元の広島お好み焼きを食べたことがないので、こっそり過程を盗み見る。
ほほう、最初に小麦粉の生地を敷いて、その上に麺入りメニューの時は麺を乗せ、キャベツ、具と続くんだな。
生地は意外と薄めなんだな。
野菜の割合が思いの外多く、イメージよりヘルシーなのかもしれないな。
中華麺を乗せるのは聞いたことがあるが、うどんってのもアリなのか!
と、色々面白い。
それにしても、ここで感心するのは失礼かもしれないが、手つきの鮮やかなこと。

焼き上がったそれは、とても美味しい。
麺入りのものは、うどんよりも中華麺の方が好みかな。
けれど両方美味しいな。
油と甘辛いソースをビールで流し込めば、それはもう至福の時。
日本に生まれて、今大人で、良かったです!

そのあとは二軒目のバーにてダーツに興じて更けていった夜。
平日でも、たまにはこうして過ごすのもいいもんだ。
仕事にはならなかったけど(苦笑)
楽しい時間をシェアしてくださった皆さんに、感謝。

そこのけ食欲、ビバ冷やご飯!

2011-09-01 10:52:52 | 食日記
〈8月23日の食事〉
朝:キャベツチーズトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(炒飯、キャベツともやしのサラダ)
夜:お弁当(玄米ご飯、鶏と野菜の塩麹炒め、ほうれん草のおひたし、緑黄色野菜のマスタード和え)

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最近食の上でつとめてしていることといえば、「冷やご飯を食べる」である。
これが、食欲を抑えるのにいいんだそうだ。

ご飯の成分の中には、冷えるとナントカという成分に変わり、それが腹もちの良さに繋がるんだという。
…と、とてもぼんやりした話で申し訳ない。
ともあれ冷やご飯は通常より腹もちがよくなり、科学的な根拠もあると知ったなら、遂行するのみだ。
正直、この溢れんばかりの食欲には困っているのだ。
冷たいご飯を食べるだけなんらなんの苦労もないのだから、やってみよう。

とはいえ、炊きたてのご飯をわざわざ冷やすような真似はしない。
朝に米を炊くなら、それを弁当に持っていけば、昼時にはちょうどよくご飯は冷めている。
冷えたご飯が欲しいので、しばらく保温昨日つき弁当箱はお休みだ。

朝炊いたご飯を昼に、または夜に食べるのであれば、米粒が乾燥パサつくこともない。
これまたちょうどいい按配である。
おかずだけレンジで温めて、ご飯はそのままで。
ご飯容器が別の二層式で、本当に良かったと思うのはこういう時だ。

結果はといえば、刷り込み効果もあろうが、本当に腹もちがよくなる!
ナントカという成分の変容のおかげでもあろうが、冷えて少し固くなる分、咀嚼回数が増えるせいでもありそうだ。

じゃあ間食の頻度が減ったかと問われれば、下をうつむくばかり。
空腹か否かに関わらず、作業が捗らないような時に何かを口にしてしまうことはあって、イライラの解消のため食に走るタチなのだというのが、よく分かる。

通常の空腹のこなし方は学んだのだから、イライラとどう対峙するか。
それがこの食欲との付き合い方の肝になりそうである。

期せずしてソルティ X

2011-09-01 08:51:25 | DPZのお導き
〈8月22日の食事〉
朝:プレッツェル(ショーマッカーで購入) フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、ぶり大根、にんじんしりしり、ピーマンとアスパラを炒めたらしきもの)
夜:無印のレトルト豆カレー+玄米ご飯 豆乳

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朝に、プレッツェルを食べた。
ビールにも合うパン界随一のおつまみと聞いていながら、まだその組合わせを試してないなあ、と思いながら、ブラックコーヒーとともに食べる。
一緒に口に含みながら、これって「ソルティ X」じゃん!と気付きながら。

ソルティ X。
先日のデイリーポータルZで、ライター・T斉藤さんが書かれた記事のタイトルである。
記事はこちら

概要はといえば、塩入りを銘打つ飲料が多い昨今、それにちなんで、色んな飲み物と塩の相性を調べたという内容。
飲み物に塩を混ぜるのではなく、ソルティードッグよろしく、器の縁に塩を盛り、それを口にしてから飲み物を流し込む…というのが特徴だ。

記事ではブラックコーヒーとの組合わせも試されており、斉藤さんによると、ブラックコーヒーとの組合わせが一番良かったらしい。
翻って今現在、私が手にとっているパンは、岩塩がまぶされた塩辛いものである。
それと一緒に飲むコーヒーは、まさにソルティ・コーヒーではないか。

気が付いたら最後、注意深く味わうことに。
パンを齧って、コーヒーを流し込む。
うむ、美味い気がする。
けどこれは、パンとコーヒーの組合わせがよいという鉄板の答えなのでは。

今度は、岩塩を歯でこそげ取り、コーヒーを口に運ぶ。
美味しいような、気が、するな。
味にコクが出るような、けれど砂糖やミルクのように、舌に絡みつくくどさはない。
そして、苦味も柔らかくなるような。
うむ、アリかナシかでいえば、全然アリでしょう!

されど、その味の見分けに、自信があるかといえば、ちょっと濁したくなくなるんである。
そこまで露骨な変化ではなく。
そしてオススメか否かという辺りも。
こればっかりは個人の好みに左右されるので、気になる方はやってみるのが一番だろう。
元手もかからないしね。

あ、私はもともと「ちょい足しの塩」に求めるものが少ないので、こんな感想なのかも。
スイカやトマトジュースに塩はマストでしょ!といった方ほどお試しいただきたい。