三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

カルダモンなんだもん

2012-01-07 10:09:48 | 使いました。
<12月26日の食事>
朝:スモークチキンのトースト りんご コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と野菜の炒め煮、アスパラしりしり、キノコのキンピラ)
夜:焼きチーズカレー 野菜ジュース

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スモークチキンを作るために買ったカルダモン。
小さな瓶のものを買ったけれど、スモークにおいては一度に使う量は耳かき一杯程度なのである。
持て余すのは目に見えている。
だからと、思い立って、コーヒーに振りかけてみたのだった。

考えたら胸肉2枚に対し耳かき一杯なのだから、コーヒー一杯に対しこれよりも多い量は入れ過ぎなのである。
瓶を2振りほどして出てくる量はコーヒーの熱気を以て空中に広がり、「はて、私の同居人はインド人だったのであろうか」みたいな香りが。
香りそのものはいいのに、それが飲料となれば過剰なんである。
コーヒーとの相性もよろしくなく、朝っぱらからの浅はかな行動を嘆いたのであった。

はて、こういった未知なるスパイスは、どう使いこなせばいいのだろう。
以前も書いた『調味料を使うのがおもしろくなる本』のページを捲る。
(このように、字引としても大活躍してます。くださった@_luciole_さん、改めてありがとうございます!)

なになに、「インドカレーには欠かせないスパイス」とな…なるほど、行ったことがないインドを思わせる匂いがしたのはそのせいか。
肉料理とも相性がいいらしい。
今度ハンバーグを作る時にでも混ぜてみようか。
クローブ、シナモンと一緒に牛乳と紅茶葉を煮込むとチャイ。
もしその2つを手に入れる機会ができたら、試してみたいな。

という知識を得ながら懲りずに、一か八かで今度はココアにほんの少しだけ振りかけてみた。
ココアとハチミツをお湯で溶いただけのココアだが、悪くない。
これを牛乳で入れていれば、もっといいものになるのではないかという予感がある。

汎用性を知れば見知らぬスパイスも怖くない。
消費期限が切れる前にマスターしたいなと思う。

お一人さまフライパンに気をつけろ

2010-11-09 22:38:56 | 使いました。
<11月4日の食事>
朝:豆乳バナナオートミール コーヒー
おやつ:うなぎパイ・ブランデー
昼:お弁当(豆腐と野菜のあんかけ丼)ブルーベリーヨーグルト
夜:お弁当(玄米ご飯、ニラ入り卵焼き、鶏ひき肉とサヤエンドウの炒め煮、野菜のトマトオイスター炒め)ドライイチジク


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卵焼きを作るのが、実は苦手である。

テフロン加工だから油引かなくても大丈夫でしょ、といきなり卵液をフライパンに流すのが一番よくないのだろう。
また火加減も私にとっては難しく、うすく卵液を流し込んだのが引っ付いてチリチリになり、それが上手くまとまらないわ、焦がしてしまうわ、と散々なのだ。
また、お弁当用にと、卵一つ分で巻くのも案外難しい。
と、料理上手な向きにとっては信じがたい発言の連発だと思うが、これが私の卵焼きにおける現実なんである。

そんな折り、ロフトでごく小さな卵焼き用のフライパンを見つけた。
四角い形は一般的な卵焼き用のフライパンそのまま、奥行き×幅は、CDケースほどではないだろうか。
これなら、卵液が広がり過ぎるのが防げそうだ。
そして、弁当のおかず一品を作るのにも向いている。
価格も1000円、安い。
こうして我が家に小さな卵焼き用のフライパンが導入されたのであった。

早速、まずは卵焼きを作ってみよう。
コンロにかけると、フライパンの小ささが引き立つ。
なんせ、強火だと火がはみ出すほどだ。

使うと、具合がとても良いのが分かる。
卵液が広範囲に広がらないと、こうまで卵は巻きやすいのかと感嘆した。
端っこがフェイドアウトするのではなく、四角くまとまるのも非常に合理的である。

続いて、他のおかずも作ってみよう。
野菜炒めだ。

然るべき野菜を放り込む。
そこまでは、普段と大差ない。
違ったのは、菜箸で中を混ぜた時だ。
キャベツの塊、コンロの中に飛び込む!飛び込む!

これはひとえに、フライパンが浅いためである。
低いハードルは容易く飛び越えられるように、中の具も簡単に淵を越えるのだ。
これは思わぬ事態だった。
今後は気をつけよう。

気をつけるべきと言えば、調味料を垂らす時も留意したい。
なんせ、フライパンの面積が小さいということは、その分、火にも近いのだ。
低温やけどするかと思ったわ。

と、気をつけるべきところは何点かあるが、もの凄く使い勝手のよい代物、このフライパン。
洗い場を塞がない点も優れている。
これに調子に乗って、丸型の小さなフライパンも買ってしまいそうである。

徹底的に蒸しやがれスチーマー

2010-06-21 22:17:09 | 使いました。
〈6月16日の食事〉
朝:温野菜サラダ ヨーグルト・ラズベリージャム入り コーヒー
昼:スモークサーモンとカッテージチーズのサンド(ビオカフェのチャオベーグル使用) 温野菜のマリネサラダ
間食:いただきもののブルーベリームースケーキ
夜:バッキー・マオ チャーンビール @オールドタイランド 飯田橋

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作ったはいいものの、てんで出番のなかった<使いました>という当ブログのカテゴリ。
主に新しい調理器具を買った時に使うのだが、いかんせん、まったくの新参者をつかう機会はなかなかなくてねえ。

というわけで、久々の登場となった新しい調理器具は、こちらの商品。
色も同じ「レタスグリーン」。
FrancFranの調理器具売り場をうろついている際、いただいたばかりのアスパラを美味しく簡単に調理するのにうってつけなのでは、と迷わず手に取ったのであった。

シリコン製のこれは、ケース・すのこ・蓋という三段構造になっており、簡単に言うと、電子レンジで手軽に蒸し料理が作れるという代物。
早速翌日に使ってみた、というのがこの日の朝食と昼食。

野菜を茹でるのはまた面倒な私にとって、野菜に火を通すのに確かに電子レンジは有効なのだけど、蓋の掛け方が下手だと、あるいは皿の種類によっては、上手く火が通らなかったりするのだ。
熱は通れどカラッカラ、みたいになったりね。

ところがこれは蒸し料理に特化しているだけのことはあって、本当に綺麗に蒸し上がるのだ。
たった3分や5分レンジに放り込んだアスパラの、緑の美しいこと。
もちろん火の具合もばっちりである。
唯一留意すべき点は、本体も蓋もとても柔らかいため、持ち上げた時に本体が反って、蓋が開いてしまうこと。
立ち上る蒸気にやられてしまうので、これは本当に注意。

これ、いいなぁ。
タジン鍋に憧れていたけど、これがあればいらないかもというのは言い過ぎか。

さてこのスチーマー、シリコン製なだけあって、オーブンにも使えるのである。
ポップな色合いのケミカル素材といえばプラスチックがお馴染みで、燃やすと有害物質が出るそれらを想起させるこれを焼くのは大変に勇気がいることなのだけど。
幅が広がるなら、それもやむなし、である。



敢行・ザ・かまどさん

2009-08-11 23:59:30 | 使いました。
〈本日の食事〉
朝:白粥+とろろ昆布、生卵
昼:お弁当(玄米、醤油ゆで卵、ナスとピーマンの炒めもの、鶏ハンバーグ、にんじんのごま和え)
夜:ジャンティーユのイチジクパン、ラベンダースコーン ミネストローネ(ローソンで購入)

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夜中に粥を炊き、明けて本日朝に戴く。
その後かまどさんにて、玄米を無事に炊くことができ、このお弁当に相成りましたよ、と。

玄米の場合だと漬け置きの時間を長く取らねばならず、そこだけやや面倒だが、炊く段に置いては途中の火加減が要らなくて超楽。
やるな、かまどさん。

ビビり根性が出て水を少し多めに入れてしまったので、そこが次回への反省点。

葉っぱ回して水気がざっと飛ぶ

2009-08-08 23:21:31 | 使いました。
〈本日の食事〉
朝:ソイジョイ・バナナ味、イチゴ味 グレープフルーツヨーグルト 玄米茶
昼:うどん サラダ
夜:金麦 プレミアムモルツ バケット(ポラリス池尻大橋で購入) カボチャとブルーチーズのサラダ ツナアボカドのワサビ醤油和え ブリーチーズ ブラックオリーブ

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実は、入居するなり、コンロが壊れていたのだ。
ガスは通うものの、火が点いてくれないという。

朝に修理してもらい、積年の恨みを晴らすかのように、火を使ってみた。
乾麺のうどんを茹でただけだが。

一緒にサラダも作ったのだが、ここで初めて使う道具がお目見えである。
サラダスピナー(正確には同じ機能の別商品)その人である。

回るハンドルが付いており、遠心力を利用した野菜専用の水切りカゴなのだが、面白いほど水気を切ってくれて頼もしい。
結果、本来なら水っぽくなりがちなレタスが、ドレッシングの味を全く薄くしないんである!

これは相当画期的な商品だ。
必ずしも必要な道具ではないが、欲しい衝動に任せて買ってみてよかった。

ご興味あれば、是非とも使っていただきたい一品である。