三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

悔しい鯖味噌

2012-07-31 23:26:33 | こんなものを食べてみました。
〈7月17日の食事〉
朝:トースト マーマレード コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鯖の味噌煮、ピーマンの卵炒め、ブロッコリーの茎と人参の炒めもの)
夜:挽き肉と茄子のカレー ナン アイスチャイ @スルターン/飯田橋

----------

トンカツソースのブルドッグから出ている、鯖の味噌煮用のタレをもらったのだ。
シリコンのレンジ調理器の中に鯖の切り身と一緒に入れ、レンジでチンすれば鯖の味噌煮が出来てしまうという代物である。
それを早速使ってみた。

本来なら、次の段落では具体的な調理行程ってのを書きたいところなのだが、本当にもうこれだけなのである。
正確に言えば、一度鯖のみを軽く蒸した後にソースを入れ、本格的に加熱するのだが。
本当にそれだけなのだ。

簡単である。
いいのそれだけで?と不安になるくらい簡単である。
そしてそれがしっかりと美味いものだから、何だか煙に巻かれたような気分だ。

そもそも、難しくはないとはいえ、鯖の味噌煮は結構手間暇かかるものなのである。
ショウガのスライスやらと一緒にまずは醤油やみりん・酒と共に煮付け、そこから味噌を溶いたのを流し入れて煮る…といったような行程があるのである。
もっとしっかり基本に寄って作るとなれば、落し蓋なんてものをかまさないとならないのである。

面倒だろう、洗い物が増えるだろう。
そんなものだから、一食のためだけにこんな手間暇をかけるのが馬鹿らしくて、多目に作っては三食連続でおかずが鯖味噌になってしまう…というのが私にとっての「鯖の味噌煮」である。
カレーか。

話は戻って、このソースである。
今まで味噌を後行程で流し入れていたのは何だったのだろうか。
味噌だけでなく、ショウガもすりおろしを最初から入れて良かったのか。
そしてかかる時間は、鯖の切り身パックを冷蔵庫から出す…というところから計上したって10分以内。
それが美味しいというのは、何だかやはりとても悔しいなあ。

加熱方法が違ったら、もちろん同じ作業行程でOKということにはならないだろうが。
このままでは終われない気分なので、いっぺん全調味料を投入してから鍋で煮てやりたいと思っている。

一年。葛西臨海公園にて

2012-07-30 21:54:27 | 行きました。
〈7月16日の食事〉
朝:シリアルバー・レーズン&ナッツ コーヒー
昼:お弁当(ゆかり&チーズおにぎり、枝豆たらこチーズおにぎり、唐揚げ、アスパラ肉巻き、ブロッコリー、かぼちゃ) @葛西臨海公園
夜:盛り蕎麦 豆苗と豚肉の炒めもの カニ缶のマヨ和えとアボカドを海苔で包んで 日本酒

----------

三連休の最後は、海の日だからということで、安直にも葛西臨海公園へ。
それまで自炊欲がちっともなかったというのに、弁当を持ってピクニック…と決め込んだ途端に、楽しみすぎて早起きして作り始めるのだから本当に現金なものである。

野外で電子レンジもない訳なのだから、冷めても旨く、汁が出て辺りや持ち物を汚したり、なるべくゴミが出ないようなメニューを考える。
となると、普段のおかずを詰め込んだような弁当とは違うノリで考えねばならず、となると鶏の唐揚げとはとても優秀な弁当のおかずなのだと気付く。
汁気ゼロだし、箸もそう汚れないし、味をしっかり付ければ冷めにも強い。
君ってスゴいな。
揚げ物スキルが低すぎるばっかりに一度揚げただけでは中まで火が通らず、二度揚げしなくてはならなかったのはちょっと問題だけど。

問題といえば、アウトドア慣れしていないものだから、こういう時用の弁当箱なりバスケットなりを持っていないのも問題だ。
だから深手のホウロウ性の特大パッドに入れて持って行ったのだが、なんせホウロウは重いのだ。
冷蔵庫でケースを冷やしておけば冷却効果が長持ち!という利点を差し引いても、とにかく重かった。
それで電車移動一時間超…またの可能性も考えて、それなりの器を見繕おう。

陽がてっぺんから移動するのを見計らって、到着は午後3時。
うだるような暑さは鳴りを潜め、少し風も吹いてきた。
芝生の上で弁当を食べるにはもってこいの天気である。
少し雨がパラつく瞬間もあったものの大事には至らず、絶好のシチュエーションであった。

500CCのビールを代わる代わる飲み、食べ終わらせて芝生に寝転ぶ。
少し休んで、公園の敷地内を散歩する。
色んな話をした。
悩み事を聞いてもらったりした。

考えれば、この日で同居して一年経ったのであった。
あの日はこの日なんか比べ物にならないくらい暑くて、引っ越してきたばかりの荷物を押し分けて無理矢理作ったスペースで、汗をかきながら出前の釜飯を食べたのを覚えている。
あれから色んなことがあった…などと言ってみたいが特に何もなく、平穏で、けれど変わらずに一緒にいられたことを嬉しく思う。
いつもありがとう。
そんな7月16日。


夏の入りにビール

2012-07-30 10:47:15 | 食日記
〈7月15日の食事〉
昼:酢豚 小ライス 餃子 @餃子の王将・大岡山店
夜:何らかの魚のアヒージョ クリームチーズ+黒胡椒 各種地ビール、外国クラフトビール @TAKIEY/都立大学

-----------

この頃から暑さに堪え始め、まるで自炊をする気になれなかったのを覚えている。
なんせ自宅は長く間取られたマンションで、ダイニングキッチンには窓がないのだ。
通気性が悪く、火を炊けば熱が籠って、灼熱の地獄となる。

…という言い訳を携えての、一日料理ボイコットなのであった。
太陽がてっぺんに届く頃に、食欲はない!作る気もない!だけど王将なら食べられるから王将行こう!って感覚はなんだろう。
暑さにまだ慣れない夏の入りの頃は、まこと外食産業に命を助けられている、と思う。

それにしても、暑くなったらビール、である。
暑さが段々ほどけてきて、食欲が少し戻ってきたタイミングで、しょっぱめの食べ物とビールで塩分と水分を体に戻す。
体が欲しているものこそ美味しいものなのだなあ、と思う。
(本当は酒で水分補給というのは良くないのだが)

と、つらつらと過ごした日の日記、終わり。

燻し燻され生きるのさ

2012-07-27 10:47:31 | 行きました。
〈7月14日の食事〉
朝:白い恋人のロールケーキ
昼:メカジキの大葉ジェノバソースソテー ジャーマンポテト風の炒めもの 野菜スープ 玄米ご飯
夜:ハートランド 燻製ビール スモークチーズ シーザーサラダ スモークサーモン 肉の燻製の盛り合わせ ホタテのスモーク カニのリゾットオムレツ @燻製kitchen 大井町店

-------------

同居人が、ここに行きたいと携帯で飲食店の情報を見せてきた。
それがこの大井町「燻製kitchen」なのであった。

燻製kitchen、読んで字の如しである。
燻製された食材がメインの飲食店だ。
だが、やたらめったら燻製すればいいやというような雑さは全くない。
頼むもの頼むもの感嘆のため息をもって迎えたくなるような、素敵なお店であった。

燻製もので特に印象深く美味しかったものは、スモークチーズとホタテのスモーク、そして燻製ビールであろうか。

スモークチーズは、燻製されたチーズを、更に卓に出す前に表面がカリカリになるまで炙られたもの。
…という記述から想像できる味の、倍は美味しいと覚悟した方がよい。
書きながら湧いてきた、生唾の処理に困っております。

ホタテのスモーク。
ホタテの瑞々しさを保持したまま甘みを凝縮させて、燻製の薫りもしっかりあって…ということは可能なのだな。
貝類から結婚相手を探すならホタテ一択!というくらいにはホタテに対する評価が甘い私だが、それを差し引いても美味しいものであった。
ホタテに特に執着がなく、出前寿司のホタテをいつも快くくれる同居人さえ自分の取り分は確保したのだから、そういうことだ。

スモークビール。
一見キワモノのようだが、なんのなんの。
あまり泡立たず、色は限りなく黒に近い。
カラメルのように濃厚で、日本でよく見られるような黄金でスカッと苦いビールと比べると、同じ飲み物とは思えないほど異質である。
変わっているなあ、と面白がっていると、そのうちある瞬間から印象が変わる。
濃厚さが癖になり、一気に美味しくなるのだ。
ちなみに出来上がったビールを燻したわけではなく、原料の麦を燻してから作られるビールとのこと。
当然、燻製料理との相性も抜群。

さきほど「燻製料理の中で美味しかったのは」と前置きして色々述べたが、燻製が関係ないものもすこぶる美味しかったのであった。
それが、カニのリゾットをオムレツに入れたオムライスなのだが。
リゾットとは言え卵に包める程度には固いご飯が、卵に包まれてごらんなさいよ。
しかもカニの風味が同時に襲ってくるのである。
最後に頼んでもうお腹もいっぱいだったはずなのに、スプーンを持つ手が止まらなかった。
ランチ営業をした上でこれを出すことを切望する。

スモークチキンやらベーコンを作ったあと、自分の中では興味がやや下火になっていた燻製料理(おもな理由は、賃貸マンションでは避けたほうがいいような匂いが出るからなのだが)。
こうして専門家に美味しく味わわせていただくと、また燻製にも興味が募るというもの。
美味しい燻製を提供してくださったお店にも、見つけてきた同居人にも感謝である。

知ってしまったPプラス

2012-07-26 21:56:22 | 学びました。
〈7月13日の食事〉
朝:バゲットのカッテージチーズサンド コーヒー
昼:お弁当(白米、鯛の塩麹焼き、アスパラの卵焼き、野菜をどうにかしたもの)
夜:レタスとハムのサンド(ローソンで購入) 野菜ジュース これだけじゃ足りなくて、あとで何か食べてると思う

----------

あるとき、こちらのサイトを見ていた。

「50度洗い」は、どんな食材に、いつやるといい? | 地球のココロ:@nifty

鮮度を保つために、野菜類を水温50度で洗う…という新しい概念に衝撃を受けながらも、本筋とは離れたところで引っ掛かりを覚えた。
「Pプラスがあれば野菜室が満杯でも怖くない!」というキャプションに対してである。

このサイトの著者・大坪さんは、それまで野菜の保存に「Pプラス」という保存袋を使ってこられたらしい。
私は知らなかったが、そんなものがあるのだな…とまで思ったところで、いや待てよ、最近どこかでその文字を見掛けなかったっけ、と思い至る。
確かあの袋にPプラスと書いてなかったっけ…と、冷蔵庫の中に入っていた袋を見れば、それは確かにPプラス。
知り合いに産地直送のアスパラガスをお裾分けしてもらった時に、このPプラスに入れてもらっていたのだった。

調べるとこのPプラス、袋の表面にミクロの穴が空いており、袋の中の酸素濃度をコントロールするのだそうだ。
完全密封ではなく適度に呼吸させることで、冬眠しているような状態になる。
結果、長持ちするのだという。

Pプラスに入れてもらったアスパラガスは、確かに長持ちしたのであった。
いつまでもハリがあって瑞々しかったのを「さすが産地直送!」と感心していたが、なるほどPプラスのおかげでもあったか。

しかし私が知らないだけで、便利さが世の中に浸透しているものはいくらでもあるんだろうな。
こんなときに、自炊に目覚めてまだ日が浅いのだなと痛感する。
また、保存に関してかなりズボラであるなとも。
野菜の保管なんて、元々の包装フィルムに入れっぱなしか、よくてラップに包むくらいであったぞ(しかも切断した場合のみ)。

だがしかし、食べ物は鮮度が命なのである(発酵や熟成させるものは除く)。
風味だけでなく、日が経てば経つほど栄養も抜けてゆくのだ。
一度に野菜を消費するのが難しい二人暮らしなんだからこそ、鮮度を守ってなんぼだろう。

このPプラス、洗って繰り返し20回ほどは使えるらしい。
それを知り、ちゃっかり引き続き利用する日々である。
使い終えたら、売っているところを調べてちゃんと自宅用に買おう。

尚、50度洗いについてもまた日を改めて。
確かに鮮度を保てた!という話を、また今度。

双子の卵でわかること

2012-07-25 11:09:29 | 食日記
〈7月12日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+牛乳 大葉ジェノバソース+バゲット
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏と野菜の塩麹炒め、キャベツの胡麻コチュジャン和え、しいたけの卵焼き)
夜:スパゲッティミートソース

----------

いつものように、朝起きてから弁当の支度をする。
卵をボウルに入れると、果たしてそれは双子の卵なのであった。
寄り添うように、黄身がふたつ並ぶ。

生まれて初めて双子の卵に出くわしたので、あまりに嬉しくて写真を撮ってツイッターに投稿するも、これは卵を二つ割り入れようがだいたい同じ絵面になるんじゃねえかと気付く。
しばし愕然とし、興奮してしまって恥ずかしい…などと思う。
いやね、これちゃんと一個の卵から出てきたやつですよ。

「卵を生み始めて間もないような、若い鶏から双子の卵は生まれやすいらしい」など、心のコリがほぐれるような返信をもらったりさして。
とにもかくにも、この双子の卵で喜べる私は、きっととても幸せものだと思ったのだった。


肝臓疲労で眠くなる

2012-07-25 11:01:39 | 食雑記
〈7月11日の食事〉
朝:カンパーニュ(PAULで購入) チョコレートクリーム フルーツグラノーラ+牛乳
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏とスナップエンドウの塩麹炒め、もやしと卵炒め、野菜マスタード和え)
夜:グリーンカレーと鶏バジル炒めのプレート スープ @ティーヌーン 飯田橋店

----------

さて、揚げ物を食べたあとに速攻で寝てしまった件である。
揚げ物や脂っこい食事のあとでどうしようもなく眠くなることが多いから、「油には催眠作用でもあるのでは…?」と調べてみたのだ。

結果はと言えば、そんな事実はなかった。
そりゃあそうだろう。
油にそんな作用があるなら、不眠症で悩む人は全員油がぶ飲みしてるわ、という話である。

代わりに知ったのは、恐るべき事実。
肝臓を酷使しているから、眠くなるようなのだ。
それを知ったのは、こちらのサイトである。

『本当の健康情報』内ページ「食べると眠くなるのは、肝臓がもうすでに疲れているから」

内容をかいつまんで言うとこうだ。
肝臓は、栄養を選別する器官である。
食物から得られる過剰な栄養を、解毒する働きもするらしい。
体に過剰なエネルギーが取り込まれると、肝臓にとってはオーバーワークとなる。
つまりは、これが食後の眠気の正体なのである。
働きすぎの肝臓を休めてあげようという、脳からの指令なのだ。

読んでドキリとした。
思い当たる節がごまんとある。
鯨飲馬食ってほどではないが、明らかに過食傾向がある。
酒も、年々消費量が増えてやいないか。
特に日本酒を覚えてから…アルコール高い割りに飲みあたりがよく、飲み過ぎてしまうんだよなあ。
うわあ、酷使させてるなあ、私は自分の肝臓を。

油といえばエネルギーの王者であるから、身体的にはもうこれ以上の成長がない私にとっては、過剰に余分なものであるということなのだろう。
(それにしても不思議だ。
動物性の脂はたいてい大丈夫で、植物性の油の方が眠くなりやすいのは何故なのだろう…)

この食後の眠気には、水を飲んで解毒の助けをするか、あとは思いきって寝てしまうのが有効らしい。
それを読んで以来水を多めに飲むように心がけているが、それよりも予防策。
飽食・過食に気をつけなければなあ。

巻かれた恋人

2012-07-24 10:45:28 | いただきました。
〈7月10日の食事〉
朝:白い恋人のロールケーキ フルーツグラノーラ+牛乳
昼:ピタパンサンド チョコチップスコーン (以上二点、ヴィドフランスで購入)
夜:ツナサンド(PAULで購入) とうもろこしのひげ茶

-----------

北海道に出張していた上司から、お土産をいただいた。
「白い恋人」の石屋製菓から出している、その名も「白い恋人ロールケーキ」である。
「白い恋人」の名に違わず、純白の生地に純白のクリームが巻かれた、本家本元のラングドシャ・クッキーの「白い恋人」より白いんでは、といった仕様のロールケーキだ。

いただいたその日に早速封を開け、そのままで美味しく食べたのだが、思い付いたことがあった。
このケーキは、直径が10センチほど、長さは20センチくらいあるだろうかという結構大きなもの。
それがまるまる一本。
美味しいものが沢山あるのは嬉しいが、なんせ生菓子、日持ちが心配だ。

ケーキというものはそもそも冷凍保存が可能なのだが、これを逆手にとってはどうなのだろうか。
つまりは、凍らせて食べたら、中のクリームがふんだんな分、スポンジ入りのアイスクリームのようにならないだろうか。

家に持ち帰ったそれをひときれずつ切り分け、クッキングシートをしいたタッパーウェアの上に乗せ、早速冷凍室へ。
さて、どうなりますか。

朝一番に冷たいものは食べない方がいいと言うが、そんなの関係ねえ。
欲望のまにまに、朝食にいただく。

凍らせると、クリームとスポンジの境目が分かりにくくなるというのは意外であった。
フォークを刺し、その抵抗力でクリームかスポンジかを判断し、口に入れる。
そして予想に違わず美味しくて、思わずにやけてしまった。
温度が下がると甘味も塩分も感じにくくなるものだが、凍らせて温度がぐっと下がった分、舌に与える甘さも控えめである。
これは、暑い季節にはうってつけのデザートなんじゃないだろうか。

とはいえ、これは冷やしたのが一晩程度だったのが功を奏したのかもしれない。
翌日以降に食べたそれは、クリームが固まりすぎて、ボソボソとした食感になってしまった。
いや、しばらく自然解凍すれば解決するのだろうけど、冷凍庫から出してすぐ食べちゃったからさ…。
惜しいことをした。

ちなみに、こちらの商品はもともと冷凍販売しているもの。
渡し日の問題で解凍された状態でいただいたが、もしこれから試される方は、一度半解凍くらいの状態で召し上がるとよいかもしれません。

伝わるおにぎり

2012-07-21 10:00:06 | こんなものを食べてみました。
〈7月9日の食事〉
朝:キンピラゴボウとカッテージチーズのトースト コーヒー
昼:お弁当(ゆかりチーズおにぎり、鰯のチーズパン粉焼き、キンピラゴボウ、野菜卵炒め、温野菜サラダ)
夜:ハム卵サンドイッチ(ローソンで購入) 白い恋人のロールケーキ

----------

あれはこのブログに、ブルーチーズ入り焼きおにぎりについて書いたときだっただろうか。
それを踏まえて、ツイッターで相互フォローしているMもとさんから、オススメのおにぎりレシピを教えてもらったのだ。
ふりかけの「ゆかり」とチーズをご飯に混ぜて結ぶという、一見ミスマッチそうで味の想像がつかないものの、何とも惹かれる組み合わせである。
試してみることにした。

スーパーで、ゆかりとプロセスチーズを購入する。
さて、ここで少しの嘘を謝罪せねばならない。
先ほど「ミスマッチそう」だの「味の想像がつかない」だの書いたが、実はゆかりを食べたことがないのである…。
いやあ、鮮やかな紫色のものに昔から食欲がそそられなくて、だから紫色の漬物なんかも苦手で。
そりゃあ、味の想像もつかないってもんである。
それでも試したのは、組み合わせの順当じゃない印象ゆえ。

白米を炊いて、準備は完了。
炊いた土鍋の中にゆかりと切ったチーズを混ぜこみ、いざ。
尚、友人Oくんのアドバイス通り、熱いうちに手を水浸しにしたうえで結びに挑んだ。
なるほど、これなら熱く感じずにきちんと結べるし、手からおにぎりに移った水分も熱気で蒸発するのだな。
朗報、ありがとう!

弁当にもっていく分と同居人の分と。
いくつかこしらえた残りのご飯を小さく結び、たまらずその場で食べることにした。

チーズが入っている辺りを狙ってがぶりつく。
ゆかりって酸味と塩加減が絶妙で、美味しいものなんだな。
そしてチーズの塩気が酸味を穏やかに引き立てる塩梅。
そしてモチモチに炊けたご飯とが、三位一体となって頬を緩ませる。
これは、凄く美味しいぞ。

美味しさを分かりきっていたから、昼のお弁当が楽しみであった。
ただでさえワクワクツールであるお弁当の中の手作りおにぎり(作っているのは自分ですが…)。
美味しさの確約が、近い未来にあるのだ。
これが楽しみじゃなかったら、何が楽しいというのだろう。
無くなるのが惜しくて、三角食べをせずに最後までとっておいてしまった。

今回の収穫は大きい。
その1、ご飯がボロボロにならないおにぎりの結び方を取得したこと。
その2、食べず嫌いだったゆかりの美味しさに気づいたこと。
そしてその3、おにぎりの中身の新境地が拓けたこと。

このゆかり&チーズのおにぎりは、我が家の定番化決定である。
ツイッターを通じて色々とアドバイスをくれたこの二人には、多大なる感謝をしたい。

胃が私を左右する ~7/2~7/8ダイジェスト

2012-07-20 13:33:26 | 食日記
〈7月2日から7月8日の食事〉



7月2日
九十九里にて仕事。
長丁場に及んだため、九十九里付近で三食すべて外で摂ったのだが、一日でこんなに豚カツを食べる日が訪れるなんて。
昼の弁当「デミカツ弁当」にはカツが二枚も入っており、夕食に何の気なしに頼んだ「リトルチャイナライス」には野菜のあんかけの上を泳ぐカツ。
どこがどうしてリトルなの…。
いずれも海の男仕様のボリュームである。
海なし県育ちの30女は、ただただ圧倒されて沈没するのみ…。



7月3日
そんな昨日の反動だろうか。
かといって腹が減らないこともないのだが、しっかりした食事はしたくない。
サンドイッチみたいな軽食、しかもバゲットを使ったような立派なやつではなく、コンビニで売ってる三角のやつが食べたい。
だからといって、何もお菓子まで食べなくていいのだが…。
とにかく、常ならざる感じを覚えるウィーク、スタート。



7月4日
そしてまたサンドイッチを食べる。
すっかり三角サンド馬鹿だ。
それはまあいいのだが、この食事内容では、さすがに体が温まらない。
これでは早くも稼働し始めた事務所の冷房に負けてしまう。
どうしたものかとコンビニの中をぐるぐる歩けば、クノールのカップスープが目に留まった。
喉元を通り過ぎる時こそ熱さにぎょっとするが、慣れればとても心地よく美味しい。
やはり冷えていたのだと思う。



7月5日
ようやくしっかりとした量の食事を摂ろうという気になった筈が…
いざ口にすれば、食べ終わる前にかなりの満腹感を覚え、完食は出来ても動きたくないほどまでの腹心地になってしまう。
ううむ、いったんやってしまった胃の酷使というものは、案外根深い。



7月6日
食事時には歯を使うのが至上の喜びである私にとって、お粥なんてものはついぞ風上にも置けないような食べ物である。
が、こんな胃の事情ゆえ、背に腹は替えられぬ(まったくもって字の如く)。
そこで、中華粥屋に郁子とにしたのだった。
具があって味もしっかりした中華粥は、数少ない許せる粥である。
うそ、美味しかった。

そしてゴマ汁粉も食べる。
体が温まり、汗をかく感覚が喜ばしい。
胃腸の働きが活発化するのを感じる。
胃を酷使したのは確かだが、ここのところ温度をとんと与えなかったのも不活発さの一因か、とようやく思い至った。



7月7日
東京ドームの敷地内にあるホールへ、ライブを観に。
18~21時くらいの間にこういう用事があって食事のタイミングを逃しそうな場合、人の目を盗んで口に入れられそうなものを、緊急時の食料として買うのだが。
ドーム敷地内のセブンイレブンに行ったところ、店員さんがジャイアンツ仕様のユニフォームを着ているではないか。
表はまんまジャイアンツで、裏にはアルファベットで「seven eleven」、そして背番号が「711」。
試合があるときだけなのか、いつもこうなのか。
こういう特別に遭遇すると嬉しい。
尚、ライブは大変によかった。



7月8日
エッセイスト犬山紙子さんがツィートしていた、「チーズとシソを鶏ササミで巻いて揚げたの食べたい」。
なんだそれ美味しそうと、作ってみることにした。
カツ・フライなのか唐揚げのようなものなのか、はたまた天ぷらのようなものかツィートからは分からなかったのだが、ひとまずフライに。
適当に作ったのに美味しくて、犬山さんありがとう!と感激したのだが、問題はその後だ。

凄く眠くなり、こんこんと昼寝してしまった。
おかげでこの日は、遅く起きた上に昼寝をし、飲みに行くためだけに外出して早く寝たという、ろくでもない過ごし方になってしまった。
思えば揚げ物のみならず、炒飯など、油を多用する食事のあとによく眠くなるように思う。
油って催眠作用でもあるのか…?と調べたところ、なんと。

…の続きは、また改めて書こうと思う。
しばらく一週間単位でのダイジェスト版で書いていたが、次回以降は通常の一日一本単位に戻ります。