三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

週末はベルギーで

2011-09-19 08:34:19 | 行きました。
〈9月10日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト チョコカステラ
昼:ピザーラのデリバリーピザ(トマトのピザとソーセージのピザのハーフ&ハーフ)、サラダ ウーロン茶
夜:ベルギービール二種 ベルギーフードのプレート(ソーセージ、ミートボール、豆を煮たの、ポテト) 鶏肉の煮込み @六本木ヒルズアリーナ/ベルギービールウィークエンド
夜2:フィッシュアンドチップス タコのマリネ バケット サッポロビール シャンディガフ @SHION・大岡山

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外国の料理に興味があります。
ビールのことは大好きです。
ならば行かない訳がないでしょう、と向かったのが六本木ヒルズ。
「ベルギービールウィークエンド」なるイベントが催されるのだ。
その名の通り、ベルギービールとベルギーフードの祭典である。

尚、イベント情報に疎い私がこのイベントの事を知ったのは、開催前日、ツイッターにて。
ツイッターって今やコミュニケーションツールなだけでなく、立派なメディアですね。

さて、夜の7時前に六本木ヒルズに到着。
昼前の11時から開催されているものの、やはり人がビールを飲みたくなるのは早めの夜ご飯タイムと見えて、物凄い人だかり。
そして、音楽ライブまで行われるとは知らなんだ。
小気味よい音楽に抱かれながら人の波を掻き分ける贅沢よ。

まずは、3000円の「スターターセット」なるものを買おう。
これにはグラスとコイン10枚が含まれており、コインを各ブースの飲食物と交換し、ビールをグラスに注いでもらうというシステムだ。
ちなみに、うち100円は東日本大震災への募金に充てられるとのこと。
グラスにも「for 3・11」の文字が印刷されている。

グラスは、まず濯いでから使う。
敷地内にあるグラスリンサーなるもので濯ぐのだが、この機械が面白い。
グラスを逆さにし、グラスを押し付けると水が噴射される仕組み。
これには電力が使われていないということだ。

一杯目のビールは茶色いものを。
これが美味しかった!
のどごし重視ではなく泡が柔らかく滑らかで、コクがあっていい香り。
まさに茶色いビールの真骨頂!
そのくせ名前を控えてないので、のちほど加筆修正しますね。

ビールで食欲を焚き付けたら、お次はフードだ。
日本においてベルギーの食べ物といえば、ワッフルやチョコレートなどの甘いものが有名だが、果たしてビールと合うしょっぱい食べ物はどんなものがあるのだろう。

よく分からないので、四種類ほどの料理がセットになったプレートを頼もう。
含まれているのは、ソーセージ二種、豆を煮たの、ミートボール、フライドポテト。
このミートボールが旨かったんである。
私はひき肉をこねた料理に関しては、身の詰まった固めの方が好きなのだが、まさにその強度。
ソースは、具体的になに味とは言いがたいのだが、赤茶色の見た目から想像していただければ。
ただし甘辛ではなく、ああなんでこれ三個しか付いてなかったの。

次に食べた、鶏肉を白っぽいソースで煮たものも美味しかった。
ホワイトソースのようなこってりべったりではなくて、塩気とスパイスが効いていて。
あっという間に食べてしまった。

このイベント、何を飲み食いしても外れなしだったのだが、料金設定が高かったのが難か。
換算するとコインは1枚250円なのだが、1杯だいたいコイン2・3枚なのは妥当として、前述の鶏肉料理はコイン4枚、4種入りプレートは7枚なんである。
1750円…。
大食らいの私たちはこの場で満腹になるのは不可能と判断し、スターターセット分のみの飲食でこの場を去り、2軒目に寄ったのだった。

さて、グラスはデポジット式ではなく、各自お持ち帰りなんである。
このグラスには「two finger」という文字と白線も印刷されており、これはなにかといえば、理想の泡を示すライン。
縁から指2本分までが泡になるのが望ましいらしい。
そうなのか、と持ち帰ったそれと缶ビールで練習する日々だ。