三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

私はそれがゆるせない

2011-09-25 10:28:19 | こんなものを食べてみました。
〈9月14日の食事〉
朝:ピザトースト(ナス、パプリカ) フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、味噌漬け豚とゴボウ炒め、キャベツと小魚のおかか和え、卵焼き)
夜:レトルトカレー・秋野菜とキノコ

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工場でライン生産した市販品だろうと、ひとの作ったものに苦言を呈するのは得意ではない。
商品である以上、誰かが責任をもって「この味はひとに食べさせて大丈夫」というジャッジを下し、まわりまわって私の元に置かれているのだ。
美味しく感じなくても、単に口に合わないだけなのだ。
それを不味いと称するべきではない。

が、これだけは言わせてくれと思ったのだ。
私はレンコンが好きだ。
カレーも好きで、あれはほぼ国民食だと思って食べている。
その2つが合体したレトルトカレーなんて、合わない訳ないだろうと、半ばウキウキしながらレジに持っていったのだ。

それがどういうことでしょう。
君は芋になったおつもりか、と問い質したくなるようなレンコンの歯ごたえのなさよ。
シャキッとしてこそ君だろう。
一体ぜんたいどうしたって言うんだい。

私は「最後の一口」は好物で終わらせたい派である。
本来なら、レンコンがその役を担う筈だった。
が、理想とのあまりの掛け離れっぷりに、早々にレンコンを食べ終わらせたのだった。
最後の一口は、カレーのかかったご飯、となった。

ひとの作ったものにケチをつけるのは美しくない振る舞いだ。
増して、こういうスタイルで、世に公言するだなんて。
だが言わずにいられなかった今回。
食べ物の恨みはげに恐ろしいことよ。