三十路の食卓

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八月と腐敗

2011-09-04 00:35:05 | 食日記
<8月25日の食事>
朝:フルーツグラノーラ+バナナ+ヨーグルト
昼:お弁当(玄米ご飯、ほうれん草入り卵焼き、牛肉のトマトオイスター炒め、野菜の食べラー和え)
夜:しめじのキーマカレー ナン セットサラダ チャイ @スルターン 飯田橋

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という訳で、急遽外食の運びとなった前日。
皆で楽しく外食…というのは嬉しいのだが、困ったのは弁当だ。
夕食に弁当を食べるつもりでいたので、それが余ってしまった格好だ。

手作りの弁当なので、当然保存料などの類は使っていない。
しかも時は暑さにうだる八月なのだ。
翌日に持ち越すのは危険であろう。

かといって、捨てるのも当然憚れるのである。
ひたすらに勿体ないし、私の好きな牛肉とトマトをオイスターソースとナンプラーで炒めたのも入っているし!

そういう訳で、お弁当がありますのでと丁重にお断りしようとすれば「大丈夫っしょ、一日くらい。明日の朝食えばいいじゃん」と。
しかも「危ないかもしれないけど、気になるならやめておけば」というニュアンスではなく、「全然いけるっしょ!」という口調ではないか。
ええとマジですか。
私まぁお腹強いと思いますけど、世間様的にも大丈夫なんですかね。
と、あっさり翌日に持ち越したのだった。

でまぁ、食べたら何て事ないんである。
変な酸味も感じないし、強いて言うなら炊いて一日以上経った分、ご飯が少しパサついたくらい。
何だ、全然平気ではないか。

もちろん、日々の食事において、調理後一日以上経ったものは全部危険と思っている訳ではないのである。
ただそれは、調理後すぐに冷蔵庫に仕舞えた場合に限ると思っていたのだ。
対してお弁当は、調理後に炎天下を持ち運ぶという過程が含まれているのだ。
それでまったく大丈夫だとは思わなんだ。

考えてみれば、この暑さを考慮して、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて、弁当を持ち歩いているのであった。
そして家を出る寸前まで冷蔵庫に入れているし、出勤後すぐに職場の冷蔵庫に仕舞っている。
他の季節より余程慎重になっているのである。
これならば腐敗の余地がないってことなのだろう。

昔の統計で、今現在のところは分からないが、食中毒は六月と九月に多いのだと聞いた事がある。
梅雨に入った六月は道理だといえるが、九月に多いのは、暑さが和らいでくる分、誰もが油断しがちということなのだろう。
健康と節約を気にして自分の作った物で、腹を壊して医者にかかるようでは元も子もない。
これからも注意する所存である。


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