三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ぼんやりと初夏が終わっていった

2013-07-31 10:40:58 | 食日記
〈5月28日から6月2日の食事〉
一週間分をまとめ、ようやく6月の内容に突入。
だがしかしもう8月になろうかとしているのだ。
しっかりしろ自分!
(大きな写真は5月28日のもの)

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5月28日

広島のアンテナショップで買った、いちじくのベーグル。
なぜいちじくかと言えば、尾道はいちじくの名産地らしい。
広島といちじくを結びつけたことがなかったが、そうだったのか。
こういった、あまり産地と食材とが結びつかない特産品っていくらでもあるのだろうなあ。
ちなみに栃木のそれはニラが相当するので、覚えてくださると幸いです。


5月29日



職場での食事が、見たことのない黒い皿に盛られている…と驚いてよく思い出せば、そういえばこれはプラスチック容器で、ローソンで買った弁当なのだった。
コンビニで弁当を買う場合に宿る味気なさって、容器によるところが大きいと思うのだ。
プラスチックのパックって、どうしても工業製品然としているからだ。
こういう変化は大歓迎である。


5月30日



前回の日記に書いた「はまっているオンラインゲーム」とは、「パズル&ドラゴン」のことである。
これは赤・青・緑・黄・紫・ピンクのパズルがあるうち、同じ色のを3つ揃えて消し、それが敵を攻撃する原動力になる…といったもの。
この日、アサヒの自販機にそのパズルのようなものが貼り付いているのに気付き、驚いた。
それはAKB48のメンバーが色とりどりのバンダナを頭に被っている写真で、どうやら缶コーヒーのキャンペーン広告らしい。
パズルの色に似ているからといって、それを見間違えるとは…
尚、この日記のどこがどう「食ブログ」かって、「缶コーヒー」を取り上げているところです。


5月31日



コーヒーといえば、すっかりコーヒーがダメになってしまって(がくんと体調が悪くなる)、とんと飲まなくなってしまった。
時々喫茶店でうっかり頼んでしまって、やはり体調を崩し…と何やってんだか。
そんな訳で、朝にコーヒーを淹れる習慣もなくなってしまった。
それどころか、他の飲み物を用意しないことも多い。
口内の水分という水分を持っていく筈のパンを朝食に選ぼうと、案外それでやり過ごせてしまい、食事に飲み物を添えるというのも惰性といえば惰性なのだろうな、と思う。


6月1日



出掛けた先の街にあったカフェで、昼食にカレーを選ぶ。
美味しい、が、どうもルーに対してご飯が多いのだ。
最終的にはご飯のみを食べることになった。
思うに、男性が盛り付けるとご飯過多になる傾向がないだろうか。
彼らは少しのおかず(味のするもの)で大量にご飯を食べられるからだ。
男性の方が味が濃いものを選ぶものと思われがちだが、「一食における塩分の割合」は、女性の方が多いんじゃ。
そんなことを思った一件だった。


6月2日



冬にトライした前回は温度がネックになってまともに発酵しなかったから、暖かくなったらやろうやろうと思っていた、醤油麹リベンジ。
ようやくの施行となった。
初夏から梅雨入り前後の気温の高さは頼もしいもので、一週間ほどで見事にドロッとしたテクスチャーになってくれた。
やった、ついに完成だ!
前回の「来る日も、来る日も麹が固いまま」っていう状態が嘘のようだ。
そして、あれやこれやと活躍し、少しずつ目減りしていっている今日この頃(7月末)。
暑いうちに次のターンを仕込みたい。

山うに豆腐との遭遇

2013-07-29 10:31:45 | こんなものを食べてみました。
〈5月26日の食事〉
朝:-
昼:不明、でも何かしか食べてるはず
夜:山うに豆腐焼おにぎり 舞茸とズッキーニと豚の炒めもの 日本酒

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仕事でバタバタしたり、はたまたオンラインゲームにハマって勤しんでいる間に、まさか2ヶ月前の綯いようになっているとは。
我ながら驚愕し、引いてさえいるところです。
そして本日書きたい内容はといえば、4月に行ってきた吉祥寺のお取り寄せイベントで買ったものについて。
4月の伏線、まだ回収できてないの!と、これまたびっくり。

それはまあさておき、始めましょうか。

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さてそのイベントにおいて、私が一番に楽しみにしていたもの。
マンガ「おとりよせ王子 飯田好実」の中で、一番惹かれていたもの。
それがこの「山うに豆腐」なんである。
山うにとはいかに、といえば、あのイガイガを纏った海洋生物は関係ない。
その正体はといえば、「豆腐のもろみ味噌漬け」なのであった。

私は豆腐があまり得意ではなく、とりわけ冷奴という形態が苦手である。
そんな豆腐に対してラブコールを送りたくなるのは、味噌の力によるところが大きい。
味噌味が好きで、居酒屋でクリームチーズの味噌漬けなんかがあったら、ついつい頼んでしまうタチなのだ。
苦手を関心にまで持っていく味噌は凄い。
豆腐も味噌も大豆から出来ているのに、こうして好みに分岐点を与えるというのも、よく考えれば凄い。

その、ほぼほぼ大豆で出来た山うに豆腐の話に戻ろう。
ねっとり感や濃厚さを例えて「うに」と称しているが、テクスチャーで近いのは、室温で少し柔らかくなったクリームチーズやバター。
だが、原料が同じ分味も染みやすいのか、クリームチーズの味噌漬けよりも味噌味が浸透しているようだ。
これは美味しいに決まっている。
いずれにしても、あんた本当にもともとは豆腐だったの?と肩を揺らして尋ねたいくらい、豆腐とは別物である。

そのまま酒のアテにしてもいいのだが、やってみたかったのは、おにぎりの片面にこれをたっぷり塗った焼おにぎり!
「おとりよせ王子」の真似…なのだが、バーベキュー会場にて網に乗せて焼き、山うに豆腐が塗られた面はバーナーで焼き目を付ける…までの完全コピーはさすがに出来ず。
自宅にて、オーブンのみで近付ける事にする。

美味しいものだけで作っているのだから、出来上がったものが不味くなるはすがない。
だが、オーブンというのも中々難しいものだ。
山うに豆腐の上に焦げ目を…と欲張ればおにぎりの水分が飛ぶし、おにぎりの出来を最優先すれば、普通の味噌おにぎりと大差なくなってしまう。
ううむ、飯田くんが食べたものは、こんなもんじゃないようだ。

とにもかくにも気に入ったこの一品。
おとりよせしなきゃなあ…と思っていたところ、都内でも売っているのを先日発見した。
バーナーを買って、リベンジしたいところである。

ああ、九十九里浜

2013-07-19 21:37:17 | いただきました。
〈5月27日の食事〉
朝:クリームチーズとチキンのせトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(ごはん、卵と海老のいためもの、キャベツのおかか和え)
夜:煮ハマグリ 緑茶

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殺風景にも、無機質な作業台に乗せてしまってごめんなさい。
しかもこのライティングといったら…

事務所をシェアしているOさんが、九十九里土産をくださった。
拳くらいありそうなでっかいのやらコンパクトなのやら、ありとあらゆるハマグリの山。
ありがたく事務所の中でいただくことに。

器具がないから焼きハマグリは無理、酒蒸しするには知識が足りない…と、酒で「煮る」という横暴に出たものの、荒業にびくともしない美味しさ。
海の育みが詰まっている!
ちなみに、でっかいのは歯応えが強すぎたせいか、コンパクトなものの方が美味しく感じられた。

そしてこのハマグリに、生態系というやつを見た思い。
一番でっかいやつには、小指ほどの大きさの小さなカニが3匹も紛れ込んでいたのだ。
補食されたのか、あるいは寄生されたのか。
よくは分からないが、よく管理されて売られているものを買うだけでは決して知り得ない、ハマグリの「生」がそこにある。

ビール飲みたいな、日本酒もいいなと思いながら、緑茶とともに完食。
ごちそうさまでした。

ノンフライヤーがうちの子になったら死ぬ気で可愛がる

2013-07-10 10:32:23 | 食雑記
〈5月22日から25日の食事写真と諸々〉
メイン写真は25日のもの

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5月22日



いつも聞いているラジオにて、スペシャルウィーク期間の聴取者プレゼントが、ノンフライヤーなのであった。
髭そりで有名なフィリップスが作る、揚げ物をするのに油を使わないで出来るマシーンである。

油を使わないってことは、カロリーカットだけでなく、後片付けの煩わしさからも解放されるってことである。
揚げ物は嫌いじゃないのに、何よりも処分が面倒で揚げ物からは遠ざかっている私にとって、物凄く魅力的な商品ではないか。
欲しい!

そう思って毎日のように番組にメールを送ったが、そうそう当たるものじゃないですよね。
というわけで、目下私が欲しいのはノンフライヤーなのである。
入手した暁には、死ぬ気で可愛がる。


5月23日



酢豚が好きで、ひと月に一度は食べたくなる。
けれど具材の一部を揚げるなどと、作るのは大変に手間がかかる。
また、カロリーも心配だ。
だから、豚の代わりに鶏を揚げずに使って酢豚モドキを作って、酢豚欲を鎮火することもしばしだ。

だがこの日はそれじゃ収まりそうになくて、冷凍食品の酢豚を買ってみた。
だが、いざ食べたものの…。
味付けがあまり好みではなくて、具体的にはあまり酸っぱくなくて、何とも消化不良な顛末になったのだった。
人の味付けには、往々にしてそんなことが起こりうる。
面倒でも自分で作った方が、満足できる近道なのかもしれない。


5月24日



の、食事内容とはまったく関係ないのですが。
木彫りの熊の置物ってありますよね、鮭をくわえているやつ。
あれが逆転して、鮭が熊をくわえている木彫りの画像を見たことがあるのですが、あれはやっぱり熊を食っているんでしょうか、鮭は。
だとしたらかなり強靭な顎だよなあ。
そういった疑問の呟きでした。


5月25日



夕方から夜にかけて仕事、その影響で楽しい会合には出られず。
お祝いしたかったな。

そんなわけで15時頃までは余裕があったこの日。
買い物に勤しみ、昼食もその流れで。

でね、おそらく注文が間違っていたんですね。
予想外のものが運ばれて、あれ?セットメニューには麺がつくんだっけ?と疑問符を浮かべながら食べ進め、明らかにオーダーが間違っていたと気づいたのはデザートが運ばれてきたとき。
思っていたのとは違うのがやってきたのだった。
どうしよう、食べたあとで間違いに気づいちゃった。

はち切れんほどの腹を抱えながらレジで会計を済ませば、要求された金額は、間違われたメニューに等しい金額(当初予定より高い)。
オーダーミスではなくて運搬ミスで、誰かが食べたかったものが私の前に運ばれたばかりかお金までその人が払うことになったらどうしようと思っていたから、内心ほっとした。
どうしようもない食後の眠気に襲われながら、店をあとにしたのであった。


タイ米に憂いを覚えたのは過去の話

2013-07-08 22:15:26 | 食雑記
<5月14日から21日までの食事>
ダイジェストで続きます。
写真は14日のもの

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5月14日

偏食の時期が長かったこともあり、食材やメニューの名前にはとんと疎い。
また、メニューの名前を知っていても具体的な姿が浮かばず、食べたことがあるのかどうか分からないこともしばしば。
「今食べているメニューにもれっきとした名前があるんだろうな、知らないけど」なんて思いながら食事を進めることもままある。

回鍋肉も、自分にとってはそんな一品。
食べたことがあるのかどうか分からなかったが、コンビニで「回鍋肉丼」と名付けられたものを買ったことで、ようやく自分の記憶と結びついた。
これが回鍋肉であったか。
コンビニよ、ありがとう。
これでもう回鍋肉のことはばっちりである。


5月15日



生のトマトより、加熱したトマトが好きだっ!
(以上、特に重要でない個人情報でした)


5月16日



欧米の方は「さっぱりした物でも食べたいね~」という時に、何を食べるのか。
※都市部に住んでいて、近くに和食レストランがあるという人は除く
…というのが先ほど聞いていたラジオでやっていたのだが、なるほど、何を食べておるのだろうか。
この日の食事内容とはまったく関係ないが、確かに謎である。


5月17日



「よその国の変わった料理」であったものが、日本の一般社会に定着したかどうか。
その見極めは、コンビニが握っておるように思うのだ。
「旅行者が本国で食べる」→「本国のシェフが作る、日本にあるレストランで食べる」→「カフェやフェミレスなどで、日本人向けにアレンジしたメニューが出る」という順番で浸透して行き、コンビニのお弁当・お総菜として商品が出来る…となったら定着のゴール。
おにぎりやサンドウィッチなどおなじみの料理に変わった具材を使うことはあれど、誰も味の想像もできないような、根本的に見慣れないメニューをコンビニで商品化することはリスキーだからだ。

翻って、ガパオ--鶏の挽肉バジル炒め乗せごはん。
タイ料理のお店では定番のこれをコンビニで見かけて、「ああ、タイ料理もすっかり浸透したんだな」と痛感した。
日本がかつて米凶作に見舞われたとき、タイ米の輸入にあたって口々に文句を言ったのは、今やもう過去のものとなった話なのだなあ。

というかですね。
その米凶作を1993年のこととして覚えているのですが、それもう20年前になるんですね。
書いていて驚きました…


5月18日



看病。
につき、バタバタしていたら、適当に食事も済ますし、食事写真も撮り忘れるし。


5月19日




後輩くん後輩ちゃんのデザインフェスタ出展につき、久々にお台場方面へ。
その後、4時間半の映画を…という詰まった一日。
って、ご飯関係ないっすね。
この食事は昼に摂ったもの。


5月20日



食パンの時は決まって一枚なのだが、カンパーニュみたいなパンの薄切りは、何枚食べたらお腹が空かずに済むかいつも悩む。
同じ厚さでも、端っこだと面積小さくなるしなあ。
見栄をはって少なく食べなくてもいいのだが、この日はこんな枚数。


5月21日



弁当箱のスキマ埋めに、チーチクを使ったんですね。
チーチクってチーズ入りチクワのことね。
他のおかず達と一緒にレンジで温めたら、チーチクには大変な熱がこもってしまったらしい。
一口噛んだら、熱い液状のチーズが溢れ、口内は大惨事。
みんな!弁当にチーチクを入れてもいいけど、レンジに入れる前には外しておこうぜ!

食卓のつぶやき

2013-07-01 10:36:22 | 食日記
〈5月7日から13日までの食事写真と食絡みのつぶやき〉
大きい写真は、5月9日のものです。

5月7日



この頃、SNSで発信することに苦労を覚えるようになってしまった。
特にFacebookにおいて顕著で、「Facebookはリア充アピールに勤しむ場所と思っていたが、同時に『こう見られたい自分』を書く場所なのではないだろうか。
だったら『この人、こう見られたいと思ってるんだー。へー』なんて人に思われる可能性もあるわけで、その場合すごく恥ずかしいぞ」
と思ってしまったが最後。
「誰が私の好きな物事や、やった事に興味を示すんだよ…」という卑屈な思いも相まって、何を書いたらいいか分からなくなってしまったのだ。

それを踏まえて、あえて好きなものについて書きます。
私は、カップヌードルの中では、カレーとチリトマトが好きです。


5月8日



更に個人情報を続けますと、ローソンのパンの中では、以前書いたハムチーズたまごサンドと、この「モチモチとしたチョコデニッシュ」をよく食べます。
美味しいけどカロリーの塊…
このパン、以前はもっちチョコパンっていう名前じゃなかったっけ。
だとすれば、何故改称したのだろう…


5月9日




仕事相手を交えて、神楽坂の『葱屋みらくる』へ。
葱屋を謳うだけあって、様々な種類の葱の炭火焼きを展開していて、おおっとテンションが上がった。
そのうち、これ希少価値が高くて、しかも美味しいってやつじゃなかったっけ、と東京の千住葱を選択。
あとは玉ねぎ。
この、炭火でじっくり焼いた葱の甘いこと、美味しいこと。
葱以外のメニューもたいへんに美味しかった。
また行きたい。


5月10日



某有名チョコレートメーカーが監修した、チョコレート入りのレトルトカレーというものを食べる。
原料欄を見れば、カレー粉より前に登場するチョコレート。
「カレーよりチョコのが沢山入ってんのか!」と戦慄を覚えながら食べ進める。
肝心の味はというと、何だかえらいものを食べたな…という印象。


5月11日



ゴールデンウィーク中に見た母の手順を踏まえて、ホットケーキを焼いてみる。
フライパンを温めすぎず、塗れ布巾で冷やす時はじっくりと。
結果、焼き加減は成功!
無事にリベンジを果たせた。
あとは成型を精進するのみ。


5月12日



ハンバーグを一から作るのは久しぶりだ。
自分で作ると、形や大きさ、数の調整がきいていい。
当然のように、翌日の弁当の分も作った。

利点が多い手作りハンバーグだが、厄介なのはパン粉をもて余すこと。
フライ、あんまり作らないからねえ…。
探したところ、パン粉の販売の最小単位は100gであるらしい。
もちろんそれを買ったが、それでも有り余るパン粉。
もっと少量でサイズ展開したらいいのにな、と切に願う。


5月13日



これがスモっちチーズトーストです!
スモっちを買った人は、是非ともお試しを。