三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

私は計算ができない。けれど

2011-08-31 10:47:47 | 食日記
〈8月21日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト
昼:ナッツやドライフルーツのライ麦パン(ベッカライ・ショーマッカーで購入)
夜:玄米ご飯 ぶり大根 じゃがいもとピーマンのマスタード焼き 昨日の麻婆豆腐の残り キャベツ塩麹 金麦

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日記の上ではまだ8月下旬に入りたてだけれど、書いているのは31日。
という事で、初めて月の予算立てをして臨んだ、今月の家計を総括してみよう。

今月の、外食を含まない食費の予算は4万円だった。
結論をいうと、8000円を残して完走!

やったった感があるものの、今月は数日とはいえ二人とも実家に帰っていた期間があるし、殆ど自炊が出来なかった期間もあるから、この勝負ドローと言うべきだろう。
自分で用意出来なかった分の食事は、各自で買うなり外食するなりし、そのお金は家計から出さないシステムにしてしまったから、むしろ4万円を超過してしまったかもしれない。
色々吟味して、9月の食費予算は3万5000円としたが、この完遂に努めたいところだ。

外食費(二人で飲食する時のお金)の予算は三万円で、残りは1000円。
ただし、ここから生活消耗品や生活雑貨の費用を出すシステムにしてしまったため、実際の金額は二万円ほど思う。
そう考えると少なく収まったようだが、今月は予算に含まないバースデーディナーというやつがあったのだ。
金額だけみてそれも加えてしまったら、予算オーバー。
調子に乗って飲み食いし過ぎないようにしないと。

と、何とか予算内に収まって溜飲を下げた今月。
初めて予算立てして生活するということをしてみて、お金を出すことにより自覚的になったように思う。
ためになった。
来月も、無理のない範囲で奔走する所存である。

祝いの殿堂

2011-08-30 20:59:09 | 行きました。
〈8月20日の食事〉
朝:-
昼:麻婆豆腐丼 緑茶
夜:香住鶴 香住鶴・しぼりたて生酒 野菜のメープルマスタードグリル カボチャのアンチョビチーズ焼き 鮎の刺身 メバルの煮付 鮑の刺身 カマボコの自家製スモーク 鰯のフライ @kazefukeba・池尻大橋

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相手がたいへんに喜ぶのを分かっていてそれを選ぶなんて、考えようによっては、何て芸のない話なんだろう。
お店のお盆休み明けと、こちらの休みが一致したこの日。
同居人の誕生日ディナーとして、kazefukebaに行ったのである。

だいたいが、月の外食予算を立てたとき、「kazefukebaでこれくらい使うでしょう?」と、別途予算立てているんである。
私が、ではなく、飲食の担当ではない同居人が。
いかに好きか窺い知れよう。

それだけ好きだと分かっていながらの、今夜のディナー。
会計は私が持ちますので、懐を気にしないで飲み食いしちゃってください。
と、同居人を喜ばせる体を装いながら、私自身もその快楽に便乗する気マンマンなのがみそだ。
さあて何を食べようか。

今回珍しいところでいえば、何といっても鮎の刺身だろう。
鮎が生で食べられるなんて。
これは以前食べた鰺の刺身同様、何日か熟成させたもの。
その、水っぽくないのに乾いていない、まさに半生といった形状の刺身は、とても濃厚で。
ああ美味しかった。

ちなみにこの鮎、ご主人がお盆休みを利用して川釣りをし、仕留めたものなのだという。
また、メバルも自ら銛で突いたものなのだとか。
お店の休業明けというタイミングで伺ったからこそ出会えた味。
いつ来ても同じものがあるわけじゃないといったところも、この店の魅力の一つだ。

また、兵庫県の地酒・香住鶴のしぼりたて生酒も美味しかった!
希少なものらしく、今年はもう入荷しないとのこと。
最後の一杯を噛み締めるようにいただいた。

同居人の様子はといえば、刺身を口にしてほくそ笑むし、私の酒に何度も手を伸ばすし、鮑の肝醤油があんまりにも美味しくて、余ったのを飲み干しちゃうし。
品のないところばかり書き出して申し訳ないが、とにかく満足だったようだ。
帰りの電車で何度もお礼を言われて、私も嬉しいってもんだ。

次はまた、懐と相談しながらになってしまうが。
今日もご馳走様でした。

あと、ローソンのおにぎり美味しい

2011-08-29 22:58:41 | 食日記
〈8月16日から19日の食事〉
この期間は、二度職場泊まり。
買ってくるお弁当と出前による食事がメインになり、クライアントに差し入れとしてもらったお菓子を食事代わりにしてしまったなあ、なんて時も。
従って写真を残してない時も多かったので、いっそまとめてしまいます。

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そんな訳での差し入れのお菓子。
市販の袋菓子だったのだけど、ひとにいただく=自分が普段買わないものを口にする機会にも恵まれる訳で。
ハッピーターンに歌舞伎揚げ、柿の種…と、美味しいのは知っているけど、自分では買わないお菓子達、改めて食べると、美味いんだなあ、これがまた。
特に柿の種のわさび味。
「それっぽい」んではなく、鼻から突き抜けるくらいわさびが効いていてそれがくせになり。
通常のものより、好みかも。

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雨が強くて出掛けるのが億劫だった金曜の昼は、職場の皆で「いっちょ出前でもとるか!」という流れに。
こういう時は「釜寅」が定番なのだが、ずっとデスクに張りつき歩いていないせいか、あいにくそんなにお腹がすいていない。
別口で探すかあ、で、なんとなくエスニック系の気分ですかねぇ、と検索した答えが「ワールドテイスト WIN」。

タイもインドもハワイもあるというざっくり感と、デリバリーは高くなりがちなのにほとんどの品が800円以下という価格に、正直特に期待できないかもなあと思ったのだけど、これが当たりだったのだ。
他で「マレーシア風カレー」を食べたことがないから本場の味に近いかは分からないが、とても美味しい!
ロコモコとガパオを食べたほか2人も、それぞれ美味しかったとのこと。

機会があったらまた頼もうと思ったけど、よりよく考えたらその機会って、コンビニに行くのも時間のロスに感じるような非常時なのだ。
その機会、訪れてほしいようなほしくないような。
最後に、そんな雨の中、配達のお兄さんを道に迷わせてしまってごめんなさい…(職場の住所を間違えた)。

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だからまあ、この週は殆ど自炊できず。
自分の分はまあいいとして、問題は同居人の分も作れなかったことだ。
食事を用意するのは私の担当なのに、余計な出費を重ねさせてしまって申し訳ない。
こういう時はちょくちょくある可能性があるので、対策を練らねばなあ。

きわめてよい風景

2011-08-29 10:37:37 | 食雑記
〈8月15日の食事〉
朝:チーズトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト キャベツ塩麹 コーヒー
昼:お弁当(混ぜご飯、にんじんしりしり、ブロッコリーとひき肉のピリ辛炒め、ポテトサラダ、キャベツ塩麹)
夜:ビビンバ丼(ローソンで購入) アロエヨーグルト 豆乳

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私が住む街は、都会でも田舎でもなく、郊外と言うほど外れでもなく、繁華街でも高級住宅街でもない、といった街である。
静かな、というよりは大人しい街なんである。
そういえば駅前は潔癖ではない程度に掃除が行き届いており、この街らしいな、と感じたことがある。

そんな街にある商店街は、大変に賑わうということもないけれど、シャッターが降りっぱなしの店はあれど、きちんとアクティブに機能している、といった按配。
ところどころにコンビニやドラッグストアの姿はあれど個人商店が幅を占めており、商店街のない町で生まれた私が頭に思い描いたようなTHE・商店街といった姿を成す。
それはサザエさんやちびまる子ちゃんといった、昭和近年を描いたアニメ作品で刷り込まれていったような、憧憬のような街並みなんである。

そんな商店街の道路に、タバコをふかしながらママチャリをこぐ中年男性が現れることがある。
調理服姿で、近くにある飲食店のご主人といった按配だ。
休憩時間か仕込みの合間なんかに、ふらっと気晴らしに出掛けているのだろう。
これもまた、THE・商店街を構成する一つの姿だと思う。

ただ、この方はおそらくインド人なんである。
話した訳でもないのにインド人だと分かるのは、近くにインド料理屋があるからだ。
この近くで調理服を着ていたら、そこの店の人だと類推するのは道理であろう。
あるいは、パキスタンやスリランカなど、インド近隣の国ご出身かもしれないが。

そのへんが、レトロな感じでも昭和ではなく、平成も20年を数えた今現在の風景だな、と思うのである。
外国出身の方が作る外国料理の店が当たり前にあり、周りに溶け込んでそういう風に働く姿があることが。

同じ方だと思うが、材料が足りなくなるのか、たまにスーパーのレジに並ぶのも見かけることがある。
それもまた共感を覚え、親しみを感じる姿だ。
まだお店に行ったことはないが、いずれ行きたいなと思っている。

そんな、きわめてよい風景。

グダグダですまんけどおめでとう

2011-08-26 11:02:14 | 行きました。
〈8月14日の食事〉
朝:あんこ団子
昼:五目ちらし 唐揚げ 枝豆 ビールなど
夜:日本酒 刺身 若鶏を焼いたもの・柚子胡椒添え れんこんもち 京野菜の炊き合わせ 海老しんじょうの湯葉巻焼き @つきはし・目黒

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世間はお盆真っ只中。
何組かの訪問客を迎え、叔父一家と昼食を囲んだあとは、その足で帰京。
翌日からはもう仕事なんである。

夕食は同居人と目黒へ。
わが街が目黒線沿線だから目黒は行きやすいのだが、目黒って見落としがちなんだよねえ、何でだか。
その上以前は職場が目黒にあったというのに、全く飲食店に詳しくない。
という訳で、行き当たりばったりにお店を決めることにする。

街は意外とひっそりしており、人もまばらである。
そりゃそうだよね、お盆だもの、そして日曜夜に外食する人って多くないもの。
そもそもお盆休みをとらずに開けているお店ってあるのかしらと権之助坂を下がり続けたところに、ひょっこり現れたのが「つきはし」の看板なのであった。

むむ。
私の前の職場はまさしく権之助坂を下ったその先にあったのだが、このお店のことは見覚えないぞ。
外に出ていたメニューに惹かれ、お店をここに決めて敷居を跨げば、内装も各テーブルに置かれたメニューも真新しい。
聞けば、この7月にオープンしたばかりなのだという。
職場が移転したのは去年の4月だから、知らないのも道理か。

メニューをよく読めば、京料理が基本の創作和食といった感じ。
このところ飽食の限りを尽くしてしたから、体に効きそうだ。
早速食べましょう。

口に運べば、野菜料理はなるほど体に優しい味。
そうかと思えば、鶏を焼いたものや、海老しんじょうを湯葉で巻いて揚げたものは、食べ応えしっかり。
うむ、美味しいねぇ。
職場が目黒だった頃にお店があったら、度々行っていただろうなあ。
ご馳走さまでした。

さて、じつはこの日、同居人の誕生日だったんである。
誕生日プレゼントその1は上手いことこの日に届かなかったし、その2はこれから買うし、バースデーディナーは実は別に予定していたりと、書き出すと結構グダグダなのだが。
去年は父と祖父の初盆で実家にいたため一緒に過ごせなかったから、一緒に過ごせただけでも良かったな…って決めるの私じゃないですね。

何にしてもおめでとう。
また一年、健やかに過ごせますよう。
(健やかのためには私の努力も必要…)

コンソメって何だ

2011-08-25 22:59:04 | 食雑記
〈8月13日の食事〉
朝:カレイの西京焼き ごはん ヨーグルト
昼:アサリとホタテの生パスタ
夜:ビール ハンバーグ ごはん ポテトサラダ 枝豆 ナスとピーマンの中華炒め

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この日は帰省2日目、実家での食事は続く。

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そのくせ食事内容とは全く関係なくて申し訳ない。
保冷バッグがコンソメくさくなっており、困惑しているという話である。

私は確かに、過ちをおかした。
弁当の運搬に保冷バッグを使っているのだが、ああ確かにうっかり傾けてしまいましたよ。
弁当箱も傾き、弁当包みがべちゃくちゃになりましたよ。
それで匂いがバッグに移ったのだとしても、その日の弁当のおかずにはコンソメの顆粒や、コンソメっぽい匂いになりうるおかずを入れていないんだからよく分からない。

拭っても消臭剤を使ってもうっすら匂いは残っており、そもそも保冷バッグってざぶざぶ洗っていいものなのか分からず、困惑に次ぐ困惑の昨今である。

コンソメといえば。
最寄り駅から私の職場までのルートに、立ち食い蕎麦屋と弁当屋が並ぶ一帯があるのだが、その近辺から漂う匂いもコンソメっぽいのだからよく分からない。
蕎麦屋から漂う匂いは明らかに出汁と醤油が混ざった匂いであり、弁当屋から漂う匂いだって、メニューのラインナップからしたらそれに準ずる匂いな筈なのだが、混ざるとコンソメなんである。
出汁よりも肉の匂いが勝っているということなのだろうか。
摩訶不思議。

このように、実態のないところで存在を匂わせるという、困った存在のコンソメ。
肉っぽい何かの出汁なんだよなあ、とまでは知っているのに具体的な事は何も分からず、けれど味だけは幼少期からお馴染みという辺り、今の状況にピッタリではないか。
そういえばカルビーポテトチップスの王道フレイバー「コンソメパンチ」も中々解せないネーミングな訳で、底知れぬ存在感に翻弄させられ続ける予感大なのだった。

遺伝と刷り込み

2011-08-24 10:56:01 | 食雑記
〈8月12日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト
昼:カレーチキンサンド アイスコーヒー @ドトールコーヒー 大岡山店
夜:母と妹と。パンブッフェ ドリンクバー 若鶏と野菜のグリル ブロッコリーとエビのタルタル @バケット 宇都宮ベルモール店

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帰省。

実家に帰る時は母に駅まで車で迎えに来てもらい、その足でショッピングモールにて夕食を摂り、食材の買い出しをするのが習わしとなっている。
今回もそのようにしていたのだが、豆腐売り場で妹が足をとめ、「知ってた?お母さんって、豆腐があんまり好きじゃないんだって」と言い出したから驚いた。
初耳だったからである。

えーと、夏頃は、頻繁に冷奴食べていなかったっけ。
それで好きじゃないなんて…と思ったが、あれはもしかして、祖父なり父なりが食べるから自分の分も用意していたのか。
言われてみれば、彼ら亡きあと、冷奴が食卓に上った記憶がないのだった。

「私もあんまり好きじゃないんだよねー」と妹が言えば、私も「私も。しっかり水切って炒めたりするなら、好きなんだけどね~。冷奴とかはだんだん水っぽくなるから苦手」と応じる。
なんだ、揃いも揃って、そのままの豆腐が好きじゃなかったのか。
遺伝なのか、それとも食卓をつくる人が味覚も育てるってことなのか。
ともあれ、豆腐が努めて好きじゃないのは、母譲りだったんだなあ。

または、ごま油の話でも。
実家ではカドヤのごま油を使っており、私も使っている。
東京の妹の部屋に遊びに行ったら、台所にカドヤのごま油が置いてあって、なんだか笑ってしまった。
他にもごま油を作るメーカーはあるのに、その示し合わせたように同じものを使うさまに。
いやあ、色々比べてカドヤに決めた訳じゃないんだけど、なんかこれだな、って思っちゃうんだよね。

似たような話を益田ミリさんの著作でも読んだことがあって、益田さんはあまり魚料理が好きではないらしい。
それはどうやら、魚嫌いであったお母様が、なるだけ魚を使わずに日々の料理を作っていたからなのだという。
家庭の数だけ、そんなエピソードが眠っているのだろう。

一方で、私のキュウリ嫌いは誰に似た訳でもないのだ。
私だけが全く食べられなく、彼女たちは平気でキュウリ入りのポテトサラダなんかを食べているんである。
逆にいえば、環境に左右されないところでキュウリが食べられないんだから、これは本当にダメなんだ、食べなくていいんだ、ってダメさに自信を持ってどうする。

まあ、きっとこの先も、「○○好き(嫌い)は母譲りだ!」「皆○○を使ってる!」と気付いては面白がるんだと思う。
あ、顆粒だしは味の素、めんつゆはヤマサ、ポン酢しょうゆはミツカン(母由来で使っているもの)。

夏に解放(でもモニタ前)

2011-08-23 22:55:43 | 食日記
〈8月11日の食事〉
朝:塩麹ツナごはん ヨーグルト
昼:お弁当(玄米ご飯、鮭の塩麹漬け焼き、野菜炒め、レンコンのバルサミコ炒め)
軽めの夜:マルエツで買ったおにぎり さけるチーズ・スモーク
深夜の晩酌:銀河高原ビール よなよなエール モッツァレラチーズ カマンベールチーズ パンプキンスコーン チーザ

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土日込みで3日だけだけど、明日からは休みだ!
しかも一人だ!
という解放感を、夜飲みで晴らしたこの日。

次の日から帰省予定で。
行き先が実家だろうが、環境が変わると途端にお通じが悪くなるタチで。
それを分かっていながら、贅沢なそう体に良くない食べ物ばかりを選ぶどころか、繊維を摂ろうともしてない私は馬鹿だろうか。
普段の体を気遣っているつもりの食事、よもやストレスの種になっていまいか。

振り返れば色んな事が頭を過るが、解放は大事なことなのです!
って、こういうことする度に行ってますね。
むしろ開き直りの傾向が。

とりあえず、これで一息。
少し休んで、明日に備えますか。

プラスチック改革にもの思う

2011-08-23 10:45:20 | 食雑記
〈8月10日の食事〉
朝:イチジクとナッツのパン(ジャンティーユで購入) フルーツグラノーラ+ヨーグルト 昨日のゴーヤチャンプルーの残り コーヒー
昼:ツナのサンドイッチ(PAULで購入) アロエヨーグルト 麦茶
夜:お弁当(玄米ご飯、メカジキのしょうが焼き、アスパラしりしり、ナスとレンコンの醤油バルサミコ炒め) ベリーヨーグルト

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新生活で変わったことといえば、ゴミである。
今までは燃やせるゴミだったプラマーク付きの製品が、この区では資源扱いなんである。

元々何故かゴミの分別には燃えるものがあり、そう区分できるならば漏れなくプラマークを選り分けますよ!とばかりに仕切りのあるゴミ箱を購入。
来たるべき分別ライフに備え、磐石の構えである。

分けるようになって思うのは、プラマーク付きの包装がいかに多いかということ。
食品の包装でもただでさえ多い上に、紙に見えていたのにその実プラマーク付きのものであるケースも割にあって、そうなると今まで「燃やせるゴミ」だったものの半量から三分の一はプラ資源だったのでは、という勢いだ。
更にはコンビニやスーパーでお惣菜や弁当を買ったり、カップ麺などを食べればその数は無尽蔵に増えてしまう。

プラ用のゴミ箱が溜まっていくと、やってやった感があるのである。
正しくリサイクル活動に加担していますよ、といった。
だがしかし、リサイクルして回していけばいいっていうものではなく、そもそもの前段階で使わなければ、その分資源をみだりに使うこともない訳で。
そう思えば、溜まっていくプラ箱を見るたびに、チクリと胸が痛んでいくってもんで。

エコバッグを持って買い物するからといってドヤ顔している場合ではない。
プラマーク製品をなるだけゴミ置場に出さなくて済むよう、せめて安易にインスタント食品に手を出すまい、と思うのであった。

どうせ頂戴するのなら

2011-08-23 00:37:31 | 食日記

〈8月9日の食事〉
朝:ラタトゥイユトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、ゴーヤチャンプルー、パプリカとエリンギのチーズ焼き) アロエヨーグルト
夜:無印のレトルトカレー・ベトナム風さつまいものカレー 茹でとうもろこし

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ようやく食べました、期待していたベトナム風さつまいものカレー。

さつまいもを非・甘い系のスープに…というと、小学校の頃の給食を思い出す。
あの頃月に一度くらい、じゃがいもの代わりにさつまいもが入ったクリームシチューが出ていたのだ。
私はじゃがいもが好きだから幾分の期待を込めて口に含めば、予想外にも甘くてホクホクのものが口内を崩れるわけで、それ以来取り立てて好きでも嫌いでもなかったさつまいもが一気に嫌いになったのを覚えてる。
さつまいもが好きになったのは、30前後になってからだ。

閑話休題、無印のカレーのことだった。

カレーにかなりの本気を見せる無印の、ベトナム風でいてしかもさつまいもの入ったカレー。
味の想像がまったく出来ない。
食べてみればココナッツ風味で、なるほど東南アジアのカレーなのだこれは。

美味しい。
美味しいのだけれど、やっぱりイエローカレーに軍配を挙げてしまう私は、やはりさつまいもよりじゃがいもが好きなのかもしれない(イエローカレーには、じゃがいもが入っているのです)。

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付け合わせ、という程のこともないが、同じタイミングでとうもろこしを茹でたのを食べた。
そしたら甘くないどころか、全く何の味もしなくてがっかりである。
カレーと一緒に食べているんだから、甘さってのが引き立ってこないのかい、もう。

そんな話を帰省した折に母に言えば、
「古かったんじゃない?東京に輸送されるまでに日にちかかっちゃうだろうし。すぐに茹でないと、どんどん味抜けちゃうんだよ」
と。
そうだったのか。

このとうもろこし、今月4日の早朝に購入したものである。
開店同時に入って、とうもろこしの量はちらほらといったところだったから、前日からの売れ残りだろう。
となると刈り入れて出荷されたのは、少なくとも3日以前である。

しかし茹でたのは9日な訳で、となると、一週間近くほったらかしにしていたのか。
しかも、ラップで包んだりもせず、そのまま野菜室に入れていたのだ。
味が抜けるのも自明の理であろう。

今回、茹で方を調べあげた上で茹でたんである。
結果、シャキシャキ具合は極上だった。
美味しい運命を辿れた筈なのに、自分の責任で不味くしていたら元も子もない。
常に美味しいもので満たされるよう、食べられるタイミングで買うようにしよう。