三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

はとバスぽっぽ、東京を動く

2011-09-27 21:38:32 | ちょっと遠くに行きました。
〈9月17日の食事〉
朝:崎陽軒のシウマイ ねんりん家のバウムクーヘン三種(しっかり芽・プレーンとショコラ、やわらか芽・プレーン)
昼:天ぷら定食(天ぷら盛り合わせ、ごはん、味噌汁、煮こごり、茶碗蒸し、お新香) @葵丸進・浅草
間食って言っていいやら:隅田川ヴァイツェン @隅田川の上
間食:ショコラアメール ブレンドコーヒー @FLOのカフェ・大丸東京店内
夜:蒸し野菜 長野の地ビール

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かたい「しっかり芽」のショコラバウム、かなり自分好みでした。

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母を東京に迎えての二日目は、はとバスでの東京観光である。
観光ベタな私達を、こう解決した妹のプラン。
グッジョブ。

コースは、東京駅を発ち、東京タワー、浅草を廻って、浅草から日の出桟橋まで、隅田川をクルーザーで下るというもの。
中々王道な東京観光である。
特に浅草は、今まで昼間に一度も行ったことがないから楽しみだ。

東京駅は午前9時台の出発となる。
欠伸を噛み殺して集合場所に赴けば、いるわいるわの人・人・人。
はとバスの予想を超える定着ぶりに目を見張る。

東京タワーはこれで三度目なのたが、イメージキャラクターのノッポンには初めてご対面したと、その喜びを記しておく。
ノッポンはデジカメの顔認識に引っ掛からなかった、と意地悪なことも記しておく。
いやあ、可愛かったですよ。

浅草に移動。
昼間に行ったのは初めてということは、従って仲見世通りを歩くのも初めてなのであった。
軽食をつまんだり、雑貨を手に取って悩んだり。
これにぴったりの言葉は、そうだ、にぎやかし、だ。
にぎやかすの、楽しい!
美味しかったしょっぱい味の雷おこしは、親戚へのお土産として母に託した。

昼食は天ぷら屋にて。
天ぷらもさることながら、茶碗蒸しが美味しかったなあ。
店内の貼り紙で天丼の写真を目にし、そういえば天丼って食べたことないなあ…と気付く。
こういった、個々では食べたことがあるけれど、組み合わせた状態では実は食べたことがないものって、結構あるのかもしれない。

クライマックスは川下り。
この日は日射しがきつくて暑くて、お腹いっぱいだったにも関わらず、たまらず船内ではビールを飲んだ。
さすがは隅田川添いにビルがそびえるアサヒビールの作る限定地ビール、隅田川ヴァイツェン。
抜ける風に心地よいのど越しであった。

日の出桟橋から東京駅まで、またバスで。
母の乗る新幹線を見送った後は、妹とお茶をした。
何だか食べてばかりの一日だった。
後々書き出すと自分の食欲にげんなりするけど、こういう楽しい日っていとおしいし大切ですよね。

はとバスは思いの外面白く味をしめたので、また機会をみて楽で楽しい旅に出ようと思う。

初めてのお客様

2011-09-27 10:53:42 | 食日記
〈9月16日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+豆乳
昼:アボカドのサンドイッチ 焼きカレーパン スコーン(以上、ベッカライ・ヒンメルで購入) プリン ノンシュガーのラテ
夜:母、妹と。有機野菜のサラダ 串焼き三種(もも、せせり、レバー) 鶏の唐揚げ・甘酢がけ 海老チーズ春雨 ナスのおかず 焼きしいたけ 秋刀魚の釜飯 琥珀ヱビスなど @庵弧 三宿店

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母が出張で横浜までやってきた。
月曜まで休みなのだし、たまにはゆっくり、娘2人が暮らす東京で過ごしてごらんなさいよ。
という訳で、母を東京駅まで出迎え、私達が好きな居酒屋へと誘った、一日。

東京駅では、初めて大丸にも立ち寄った。
何でも、食品街に入っているねんりん家という店のバウムクーヘンがとても美味しいらしく、妹がどうしても買いたいのだという。
時は金曜夕方、東京駅に直結した立地とあって、出張土産なのか帰省土産なのか、いやあ売り場の混んでいること。
それだけ人気ならと、否が応にも期待は高まるというもの。

並んで買って、池尻大橋に移動。
「庵弧」へは何度も行っているが、初めて三階に通された。
なるほど三階はテーブル席となっていて、今までは2人で行っていたからカウンター席のある二階に通されたのかと合点。
三階への階段は急だから、飲み過ぎないように気をつけないと。
転ぶのは得意技だ。

庵弧に行くのも久々なら、レバーの串焼きを食べたのも久々だ。
中がトロトロで、半生の。
やはり美味しい!
秋刀魚の釜飯も、動かぬ美味しさ。
3人でしばし舌鼓を打つ。

店を後にしたら、今度は我が家に移動。
同居人がたまたま留守にしているのをちゃっかり利用して、母と妹が泊まりに来るのだ。
狭い狭い前の家は非難ごうごうだったが、2人で都心から離れて住む2DKには、さすがに「これならヨシ!」とお墨付きいただきましたよ。
ていうか、何で家族にお伺いたてなきゃいけないの…

腰をつけて落ち着いたら、先ほどのバウムクーヘンでお茶をいれる。
色々なものを買った中、「生」という種類のものを。
従来のものよりも柔らかいのであろう「生」、本来なら私はどっしりした生地が好みなのだが、これはこれで、凄く美味しい。
行列の理由も分かった。

そして、ゆっくりしながらも軽く違和感を覚えていたのだった。
この3人が揃って寛ぐという状況ながら、ここは宇都宮の実家ではなく東京。
そして考えれば、初めてお客さんを迎えているのだ。
初めてづくしの状況に、不思議な印象を受けているのだな。
椅子が二脚しかなかったり、はたまたソファーに合うようなサイドテーブルがなかったり。
色々と至らない部分が多く、招き上手になりたいもんです。

こうして夜は更けて。
休みはまだまだ続く。
(けれど休み明けに書いているという悲しさ…)