三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

おめでとう、誕生日

2010-10-28 10:49:51 | 食日記
〈10月3日の食事〉
朝:ジャンティーユのイチジクパン バナナ豆乳
昼:たまごかけご飯 肉じゃが 緑茶
夜:チャーンビール ジャスミンティー ジャスミン焼酎 海老のすり身のフライ 茄子のスパイシーサラダ カニと卵のカレー炒め カオマンガイ釜飯 シャーベット三点盛 @ソウルフードバンコク 池尻大橋
その後:緑茶梅酒 ゆず梅酒 日本酒梅酒 お裾分けシャンパン @区ト間 池尻大橋

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誕生日を控えたある日。
友人・女王が、食べたいものをツイッター上にリストアップした。

その中の「タイ料理」に目が止まる。
これは私が指名されたのだと判断、タイ料理屋での夕食に誘う。
場所は池尻大橋。
ひとの誕生日だというのに、自分の最寄り駅だわ、食べたいものがあった所だわ、というね。

食べたいもの。
カオマンガイというタイ版の鶏飯を、釜飯に転換した料理が名物であるらしい。
そんなの美味しいに決まってるじゃないか。

それは〆に頼むとして、色々頼んでみよう。

エビのすり身のフライ。
すり身ってこう、もっと繊維が解されきっててヤワなものじゃなかったか。
ところがこれ、箸で切れない位のプリプリさ。
無論のこと美味い。

茄子のスパイシーサラダ。
タイ料理は往々にして、赤くないものこそが辛かったりするが、これも然り。
美味い以前に鼻水が止まらなくなる辛さだった。

カニと卵のカレー炒め。
彼女が「ベビースターとかカレー煎餅のカレー味!」と称していたが、言い得て妙である。
カニの旨みエキスや香ばしさがそう感じさせるのだろうか。
だがしかしジャンクな味という訳でもなく、初めてなのに馴染み深い、顔が綻んでくる旨さだった。

続くカオマンガイ釜飯も、名物な名に恥じない旨さ。
惜しむらくは、この時点で既に腹がパンパンだったことだろうか。
とか言いつつ、デザートにアイスまで頼んで店を後にしたのだった。

数年前まで池尻大橋に住んでいた彼女のお導きで、246を渋谷方面へと進む。
住んでいた頃に何回か行ったという、「区ト間」へ。
各種梅酒を取り揃えた、そんな小粋なバーである。

緑茶梅酒やゆず梅酒といったそう珍しくない梅酒を楽しんだあとは、日本酒梅酒を。
製法はよく分からないが、この酒、日本酒でいて梅酒なんだからよく分からない。
が、とにもかくにも日本酒梅酒で、しかも美味しくて飲みやすいのだ。
お酒を覚えたての世代が飲んだらヤバいな…と感じながら完飲。

彼女は、ウィスキー梅酒を選んでいた。
度数は40度くらいである。
さすが、豪の者(褒めています)。

それらを片手に話は尽きず。
終電は行ってしまって、彼女はタクシーを使って帰ったが、誕生日の人にかえってお金を使わせてないか、私(私は徒歩で帰宅)。

10月ももう終わりだから今さらだけど、改めておめでとう、女王。
あなたの今度の一年が、続くその先が、笑顔で満ちたものであることを、望んでやみません。

おかえりなさい

2010-10-05 07:45:38 | 食日記
〈10月2日の食事〉
朝:紅茶+梨+オートミール 麦芽コーヒー豆乳
昼前にちょっと:蓬莱の豚まん
昼:ドライカレーのランチセット(+サラダ、コーヒー、ミニケーキ)@表参道
夜:ジャンティーユのチーズパン、カボチャと小豆のスコーン きな粉豆乳

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恋人が帰国した。
過密なスケジュールに体調を崩したものの、充実した滞在だったようでなによりだ。
無事に何事もなく戻ってこれたのも。

そんな体調と疲れで、しかも日本にいない間にしなければならないことが山積みになってしまったにも関わらず。
時間を作ってくれ、束の間ではあったが、会って食事してきた。

二人とも移動しやすい表参道。
15時という半端な時間に営業していたカフェに、なんとなく入る。

私が頼んだドライカレーは油っぽいわりにコク味みたいなものが薄く、これだったら私がこの前作ったドライカレーの方が美味いぞ、と思ってしまった(という悪口を書きたいために店名を伏せたんではなく、単なる失念)が、それでも、一緒にいたい人と一緒に食事が出来て、嬉しくて、美味しかったんだ。

…って何を素直に語るのか。
気持ち悪いなぁ、自分。

久しぶりに会うのって、人を極限に素直にさせるのかもよ。
ってオチつきません。
まとまりません。
終わり。終わり。

生まれないグルーヴ

2010-10-05 07:17:09 | 作りました。
〈10月1日の食事〉
朝:バニラ豆乳バナナオートミール コーヒー
昼:鶏とレンコンとゴボウのタイ風サンドイッチ 豆乳と野菜ジュースを一緒に
夜:お弁当(玄米ご飯、インゲンの牛肉巻、ニラとツナの卵焼き、ブロッコリーとエビの和え物、プチトマト)パンプキンスープ 脂肪ゼロヨーグルト・アロエ

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あまりの自分好みの味が生まれたことに恐れおののき、昨日とほぼ同じサンドイッチを作った。
パンも同じものを使い、違うのはゴボウが入っているところである。

ところが、その工夫がよくない結果を生むとは。
ゴボウ、きみってそんな邪魔なやつだったっけ。。。

バケットのような固いパンではなく、食パンを使ったから余計にそう感じたのかもしれない。
パンと鶏肉の柔らかさ、レンコンのシャキッとした歯ごたえの一体感を、ゴボウの筋張った食感が、どうにもこうにも崩すのである。
或いは、柔らかい鶏肉の方が邪魔だったのかもしれない。
キンピラゴボウのサンドイッチも、鶏とレンコンのサンドイッチと同じくらい、自分の中ではテッパンなのだから。

この誤算は、本当に想定外のことだったのだ。
いかにも新たなグルーヴを生みそうでも、試してみないと分からない。

仕事でもよく味わうそんな場面。
調理の場でも思わず出くわしてしまい、苦い思いであった。

テッパンをパンに挟めば、げにテッパン

2010-10-05 01:40:48 | パン侍
〈9月30日の食事〉
朝:豆乳バナナオートミール カマンベールチーズ コーヒー
昼:お弁当(鶏とレンコンのサンドイッチ、豆とカッテージチーズのサラダ)ヨーグルト・アップルパイ味 紅茶
夜:お弁当(玄米ご飯、鰆の漬け焼き、筑前煮、野菜のゴマだれ和え)杏仁豆乳

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好物を訪ねられれば、パン、鶏肉、レンコンと答える私。

鶏とレンコンを蒸したものを、これまた昨今のブームであるなんちゃってタイ風味(ナンプラー+オイスターソース+スィートチリソース)で味付けし、それらをパンに挟んでしまえば、なんということだろう。
テッパン中のテッパン、キング・オブ・テッパン料理の完成ではないか。
事実、凄く美味い…というか、恐ろしいくらいの自分好みの味であった。

このテッパンは、調味料の初期投資はそれなりに必要になるが、買ってしまえばこちらのもので安く済むし、調理も実に簡単である。
簡単で安くすむ女。
そういってもらっても差し支えない。

うどんどんどん

2010-10-05 01:16:26 | 行きました。
〈9月29日の食事〉
朝:目玉焼きトースト(濱田屋の玄米食パン使用)マンゴー入りヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、ひじきの煮物、鰆の煮付け、野菜炒め、レンコン甘酢漬け)杏仁豆乳
夜:きのこの卵のあんかけうどん @つるとんたん 六本木店

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六本木での打ち合わせ後、ひさびさに「つるとんたん」へ。
どこかに仕事で赴き、そのまま直帰できるから滞在先で飯、というのはなんとも楽しいひとときである。
にしても、毎度繁盛しているなあ、つるとんたん。

このところ自炊が続いていたから、外食自体もそれなりに久しぶりになる。
きのこと卵のあんかけのうどんで1200円くらいしてしまうのは、やっぱり高く感じてしまうねぇ。。。
だがしっかり美味いわけで、これでおもてなしされて1200円なのだから、妥当なのだろう、うん。

あんかけで温まって、お腹いっぱいになって。
六本木から西麻布に向かって外苑西通りに折れて、表参道へ。
っていう思いつきの割には長い散歩の燃料になった気がする。
そんな夜。

ひじきと物価と

2010-10-01 23:22:55 | 食雑記
〈9月28日の食事〉
朝:紅茶豆乳+オートミール+バナナ ロミユニのパインコンフィチュール入りヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚ももの西京焼き、ひじき入り卵焼き、ブロッコリーのカッテージチーズおかか和え)
夜:お弁当(豆と根菜のドライカレー、レンコン甘酢漬け) 豆乳

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そういえば、ひじきの煮たのなんて、初めて作ったのだ。
15g入りの乾燥ひじきを全て戻し、ニンジンとレンコン、油揚げと甘辛く煮付ける。
こんな簡単に何日か分のおかずを作れ、その上冷凍保存も出来るというなら、言うことなしである。

一つ気になったのは、価格である。
乾燥ひじき一袋で150円ほどだったのだが、セブンイレブンで売っていたレトルトパックのひじきの煮物は、確か100円くらいじゃなかったか。
出来上がりの量は、セブンイレブンレトルトパックの二倍程にはなるが、手間暇やその他材料費を考えると、同じ量を100円では作れなかったと思う。

「セブンイレブンではそんなに安く売ってるのに、なんで乾燥ひじきがそんなに高いんだ」という話ではない。
むしろ逆で、「材料費それなりだし大変なのに、100円で売っちゃって大丈夫?」という、なんだこれは、セブンイレブンに対する心配か。

大量に注文することで材料費を抑え、工場で大量に作ることで、一つに対する人件費も抑えられ、という理屈は理解できるんだけどね。
「じゃがいもをふかしてマッシュにして、玉ねぎとひき肉炒めたのと合わせて丸くして、衣つけて揚げて、大変なのに、コロッケってば一つ80円!」にも似た話だと思うのであった。

余談だが、ひじきを卵焼きに入れると、断面が気持ち悪い。
伸びかけの坊主の頭皮のようになる。