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認知症の人を責めてはダメ

2024-06-21 07:59:47 | 日記
  認知症の第一人者:新井平伊医師のコラムより
『認知症の人は、いろいろ忘れてしまうことや、以前のような自分ではなくなってしまった
ことなどに不安を覚えています。
それを怒られたり責められたりすることで、より一層不安が増し、怒りで不安を紛らわそ
うとしたり、萎縮して、できることもできなくなってしまうことは珍しくありません。
認知症でなくても、怒られたり責められたりすると、嫌な気持ちになりストレスが蓄積さ
れるでしょう。また、認知症では記憶力が低下しますが、感情記憶は残りやすい。
「この人はいつも怒る」という記憶が残り、例えば「病院で診てもらおう」「薬を飲もう」
という提案を、拒否されてしまうことも。』

政府は20日、希望を持って生きる「新しい認知症観」を打ち出したほか新たな技術の活用
など4項目の重点目標を盛り込んだ。
計画は、今年1月に施行された認知症に関する初の法律「認知症基本法」に基づいて策定。
「認知症になったら何もできなくなるのではない」「住み慣れた地域で、役割を果たし、自
分らしく暮らしたいという希望がある」などを「新しい認知症観」と位置づけた。
計画の重点目標として、国民の理解▽生活での認知症の人の意思の尊重▽認知症の人や家族
が他の人々と支え合いながら地域で安心して暮らせること▽認知症の新たな知見や技術の活
用――という4項目を挙げた。







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