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flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

松原阿弥陀

2017-11-27 00:00:00 | 石のまもり

(愛知県宝飯郡一宮町松原字京田 2005年4月15日)
 松原地区の埋葬場にある丸彫りの阿弥陀石仏である。阿弥陀はサンスクリット語(梵語)のAmitaを漢訳したものであり、アミタとは、量ることのできない無量無限という意味である。阿弥陀はインドの王族の太子で、出家をし後に法蔵菩薩となり、そのとき四十八の願を起こし成就して如来となった。その四十八の願のうち第十八願は弥陀の本願と言われるもので、念仏を行う(称える)者は極楽往生できるというものである。日本でも仏をより近い存在とするため、法然・親鸞・一遍などの僧がこれらで布教をして浄土教団を確立した。極楽浄土へ導くということで、埋葬場・墓地で多くみることができる。

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