flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

岐阜街道 川手

2007-07-18 22:00:25 | 街道・宿場町
(岐阜市下川手)
 この日は岐南町歴史民俗資料館から、この地に差し掛かった。
旧木曽川の一つでもある、境川に沿う川手の集落は、美濃路から分かれた御鮨街道と呼ばれる、岐阜街道の加納笠松の間に位置する河岸の地である。
中世は土岐氏の本拠地、川手城が存在し、当時は尾張国であった境川対岸の葉栗郡木瀬(笠松町・岐南町)の国境付近を防御した。
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目を覚ませ

2007-07-18 06:00:17 | 天祐語録
 地震が発生し、震災地で生産されていた部品の供給ストップによって、日本各地で一時休業の自動車工場が続出した。そのため、いつもとは違う昼間の人々の往来がみえる。

それは、つくり溜めや在庫を持たない「ジャストインタイム」というやり方による結果だ。
この長所は、主に生産場所の省スペースであって、一つが狂うとすべてが駄目になるという大いなる短所を持つ。
外部にだけいえることではなく、工場内のトラブルであっても、同じようにすべてがストップする。
納入側及び前行程側に負担を強いる手法である。

日本経済の牽引役といわれる自動車業界。
然しながら、環境破壊原因のトップであり、戦争死者よりも多い交通死亡事故者数。
憲法9条維持&核兵器の無い平和な世の中を…
…の以前に、結果もっと罪深い交通戦争。
未だ止まない飲酒運転や自分勝手な振る舞いの運転。
私は、自分の心の中に「これからは自動車運転をするべき世の中ではない」と思い生活しているが、とはいえ、業務に関すること、身障者、老人介護、過疎地交通手段など、ある程度は必要なものとも思っている。
去れど現状は度が過ぎていて、今後救いようのない事態が起こっても、致し方ない結果であろう。

一人自動車を乗り回し、冷暖房を一日中かけ、エコバックを提げて「私はエコに関心がある」という言葉ほど、信じられないものはない。
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