flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

国府祭り 平成十九年

2007-07-30 02:00:49 | かみのやしろ
(豊川市国府町 大社神社祭礼)
 子どもの頃から馴染みのある夏祭り。
ここ10年ほどは縁あって、花火は毎年決まった場所で眺めている。しかし、昼間の山車、歌舞伎行列は、今まで見たことがなかった。
 神社の創立は、天元、永観年間(978-85)と伝えられているが、旧東海道を練り歩く行列と、御旅所である弘法山腹の進雄神社への神輿渡御は、明治に入ってからだという。
国府町上町、中町、下町、南田の各山車が、ゆっくりと進んでいく。
 また、神社土塀の石垣は、国府町中道に存在した旧田沼陣屋の石垣を、転用したものといわれている。
                     
(関連記事:国府祭り平成十七年 御油祭り平成十七年 十八年 十九年 御油宿
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さんまい山古墓

2007-07-30 00:00:11 | いにしえびとの睡
(愛知県豊川市八幡町忍地・野口町宇当)
 三河国分尼寺跡のすぐ北東側及び野口池西側の山の斜面には、鎌倉・室町時代とみられる古墓群が存在する。
 昭和40年代に入り、埋蔵文化財地図作成等による調査で知られるようになり、盗掘が加速度的に進んだという。そのため、殆どの古墓で盗掘坑が開き、無残な姿を晒している。
 赤塚山から国府跡へと続く、「歴史のライン」の一つとして、保存を望みたい。
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