≪2015年(平成27年)11月3日(火)長月≫(旧暦9/22)
(文化の日)(楓蔦黄 :楓や蔦が色づく)
砂取り節うたへば応ふ磯鶫
沢木 欣一
鶫来るふもとの村の赤子かな
大峯あきら
鶫飛び木の葉のやうにさびしきかな
細見 綾子
こときれし嘴に毛ふくみ鶫かな
宮野小提灯
黒つぐみ桃の枝よりとび翔ちし
皆川 盤水
※ 鶫(つぐみ)
鶫科に属する鳥には、クロツグミ・トラツグミをはじめ、マミジロ・アカハラ・ジョウビタキ・ノゴマ・コマドリその他なじみぶかい鳥が少なくない。
ツグミは鶫類のなかで最も数の多い渡り鳥で、十月上、中旬ごろ大群をなして日本海を横断渡来し、全国各地に分散して冬を過ごす。
※ 文化の日
十一月三日、太平洋戦争後定められた国民の祝日。
自由と平和を愛し、文化をすすめる日である。文化に功労のあった人に文化勲章が与えられ、また芸術祭・文化祭・国民体育大会なども、この日を中心に行われる。この日は明治天皇の誕生日で、明治時代には《天長節》と呼ばれて三大節の一つであった。
昭和ニ年以後は《明治節》、ニ十三年以後は《文化の日》となった。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
「真剣な行動」が
新たな波動を起こす!
「本気の一人」が
勝利への扉を開く!
自らが立ち上がれ!
11月3日
※☆*寸 鉄*☆※
勇猛精進したまえ!仏法は実行だよー牧口先生。三代の師弟の勇気に続け
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「創価文化の日」。各地で活躍光る文化・教育本部の友。価値創造の旗手と
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大学祭の秋。男女学生部員が核廃絶と平和めぐる対話。未来潮流ここから
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皆がかけがえのない変化をもたらす存在ー博士(マータイ)。互いに讃え励まし広布へ
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消費者相談電話(ホットライン)「188(いやや)の認知度6%と。自他の被害防止へ意識更に高く
※☆*名字の言*☆※
世界の動静を伝え、人々の知識を啓発する中に未来はあるーーこの考えのもと、日本最初の日刊邦字新聞が発行されたのは、横浜だった。今年で144年を迎えた
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その横浜で開かれた会合で、壮年リーダーが聖教新聞との思い出を振り替えた。37年前の小学生時代、家族全員で写った写真が本紙に載った。小さな記事だったが、それが、今は亡き父との絆になっていることなどを語った
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「それ、私が担当しました」。会場から声が上がった。声の主は、通信員歴42年の壮年だった。「よく覚えていますよ。顔つきがお父さんに似てきましたね」。図らずも劇的な再会となった
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本紙には連日、集合写真なども含めると、大勢の友が掲載される。その一つ一つが、一人一人の同志にとっては宝の個人史となる。だからこそ、一回一回、命に刻みつけるように取材に当たってきたいぶし銀の通信員の友。そこから、大切な心を教わった
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「センセーショナルな報道や暗いニュースが多い世の中にあって、聖教新聞は、人と人とを結びつけ、そして人々の善性を引き出しておられる」と米国デューイ協会のガリソン元会長。人を励まし、結びつけるーーここに、私たちの使命があり、喜びがある。希望を届けるために、さらなる鍛練を誓う。(聖)
【聖教新聞:2015年11月3日(火)付】
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