和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

時雨/今日の俳句 ≪第1955号≫

2015年11月15日 07時01分12秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月15日(日)長月≫(旧暦10/4)
「七五三」



 鶏頭のくろずみて立つしぐれかな
       桂 信子

 鍋物に火のまはり来し時雨かな
       鈴木真砂女

 赤多き加賀友禅にしぐれ来る
       細見 綾子

 うしろすがたのしぐれてゆくか
       種田山頭火

 しぐるるや胡桃に甲斐の国の音
       穴井 太



※ 時雨・時雨るる・朝時雨・夕時雨・小夜時雨・村時雨・片時雨
 冬の初めから中ごろにかけ、さっと降ってさっと上がり、時にはしばらく断続的に降り続く雨。
 山から山へ夕立のように移動しながら降ったり、降ったかと思えば太陽が顔を出し、また降るという具合で、なかなかに趣が深い。京都は時雨の名所である。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



       ※☆*わが友に贈る*※


 言葉の力は
 心の深さで決まる。
 相手の幸せを
 真剣に願い語ろう!
 誠実は必ず届く!

          11月15日


       ※☆*寸 鉄*☆※


新しい世界、新しい場所へ決然と進むのだー文豪(ドイツ)。師弟の勝利峰へ心一つに
        ◇
地域部の日。友好と信頼広げる創価の全権大使!仏法即社会の模範と光れ
        ◇
信は理を求め、理は信を深からしむー恩師。教学は信心の柱。大いに研鑽
        ◇
きょう「七五三」。全員が未来の大事な宝なり。大成長と健康を深く祈念
        ◇
「歩きスマホ」で衝突・怪我、2割が経験と。即刻やめよう。大事故の前に

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月15日(日)付】





      ※☆*名字の言*※


日蓮仏法は「不可能を可能にする信心」。だが魔法のように他力本願で奇跡を起こすのではない。信心を源泉に自ら「戦う心」を奮い起こし、困難に立ち向かった結果である。今年、全国で開かれた「創価体験談大会」に、その実証があふれていた

愛知のある地域で登壇した女子部員は、高校1年の春に脳出血で倒れた。一命は取り留めたものの、目も見えず、言葉も出ない寝たきり生活。リハビリの病院に移った際、医師の見解は「半年後に退院するときは『車いすで帰る』までが限界でしょう」

しかし彼女は、負けなかった。「生きてやるぞ」と奮起した。信心があり、学会の同志、高校の先生や仲間の励ましがあったからだ。失語症のため、初めは題目三唱に30分かかった。徐々に30遍、50遍と唱えられるように。懸命なリハビリで医師の判断を覆し、つえを突いて自分の足で退院した

復学後も、記憶障害のため「進級は絶対に不可能」と言われたが、必死の努力と、その挑戦の姿に心を動かされた教師のサポートもあり、卒業を果たすことができた。今、彼女は就職という夢に向かって進む

絶対に諦めないと決め、人一倍の努力を一歩一歩重ねるーーその人にのみ、「不可能を可能にする道は開かれていく。(靖)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月15日(日)付】



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