和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

薫風(十六)新・人間革命

2012年02月16日 18時55分12秒 | 今日の俳句
     新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年2月16日(木)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪

薫風16(2/16)
 学生部の先輩のなかには、生活が大変な福富淳之介や三賀正夫を心配し、餃子などを持って、下宿を訪ねてくれた人もいた。

 「大聖人は、池上兄弟の奮闘を見て、『未来までの・ものがたり(物語)』(御書一〇八六頁)と賞讃されているんだよ。君たちも、その戦いが、将来、みんなに語り伝えられ、広宣流布の歴史に残るような、偉大な、悔いのない生き方をしてもらいたい。

 歯一本は、いちばん大きい歯だって、直径一センチぐらいなものだ。もし、その歯を治療して、金を儲けることしか考えないとしたら、直径一センチの、小さく狭い境涯でしかないと言えるんじゃないかな。しかし、〝妙法の歯科医師〟となって、広宣流布という人類の幸福と平和をめざして生きるなら、自分の境涯は、世界を包むことになる。 だから、生涯、信心を貫き、広宣流布の使命に生き抜くんだよ。

 さあ、餃子も、どんどん食べてくれ。仕送りがないからといって、くよくよするんじゃないよ。食べて元気を出せよ」

 先輩は、皆に餃子を勧めたが、自分は、ほとんど、手をつけなかった。三人が餃子をたいらげた時、「ぐぐぐーっ」と、腹の鳴る音がした。その先輩の腹だった。彼は、二部(夜間部)に学ぶ学生であり、生活は、決して楽ではなかったのだ。

 福富たちは、先輩の真心が、五臓六腑に染み渡る思いがした。

 地区の婦人部の、こまやかな心遣いにも、勇気づけられた。地区の拠点に行くと、ふんだんにオニギリや茶菓子などを用意して、励ましの言葉をかけてくれるのだ。

 「親御さんの理解も得られないのに、頑張っているなんて、本当に偉いわ。将来、立派な歯医者さんになるあなたたちが、一生懸命に信心していること自体が、私たちの誇りなんだからね。何があっても頑張り通すのよ」

 剛速球のような信心の指導と、創価家族の真心の励ましと人間性の温もりが、彼らの使命感を孵化させ、育んでいったのである。


☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


◎今朝の一句」季語(号)集
http://kouki503wai.blog65.fc2.com/?mode=m&no=575

◎メルマガ「古今東西の俳句で一日元気で!」購読
http://merumo.ne.jp/00600950.html

堂々と真実を語れ「御書とともに」(68)

2012年02月16日 10時07分37秒 | 今日の俳句
  御書とともに【68】


☆:*:.♪o☆:*:.♪☆


【「聖教新聞」平成24年2月15日(水)より転載
http://www.seikyoonline.jp/index.html


☆:*:.♪o☆:*:.:*:.♪o☆

  名誉会長が指針を贈る  

☆:*:.♪o☆:*:.:*:.♪o☆

 堂々と真実を語れ 

∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪

 諸経は隋他意なり 仏一切衆生の心に随日給ふ故に、法華経は隋自意なり一切衆生を仏の心に随へたり、諸経は仏説なれども是を信ずれば衆生の心にて永く仏にならず、法華経は仏説なり仏智なり一字一点も是を深く信ずれば我が身即仏となる(新池殿御消息、1437頁)


∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪


【通解】
 諸経は隋他意である。仏が一切衆生の心に随って説かれたからである。法華経は隋自意である。一切衆生を仏の心に随わせて説かれたからである。ゆえに、諸経は仏説ではあるけれども、これを信ずるならば、衆生の心に随ったものであるから、永久に仏にはなれない。法華経は仏説であり仏智であるから、一字一点でもこれを深く信ずるならば、我が身は即、仏となる。


∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪

【同志への指針】

 法華経は、万人の無限の可能性を信じ抜き、開き切っていく、隋自意の教えだ。「我が身は即仏なり」「万人は皆仏なり」との大歓喜の表現である。
 威風堂々と真実の言葉を語り抜こう。創価の隋自意の大対話運動を、諸仏が賞讃し、諸天が守ることは絶対に間違いない。

【「聖教新聞」平成24年2月15日(水)より転載
http://m.seikyoonline.jp/


∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪

◎今朝の一句」季語(号)集
http://kouki503wai.blog65.fc2.com/?mode=m&no=537&cr=599e866b627e490e8fdc79f3027d88dc

◎メルマガ「古今東西の俳句で一日元気で!」
http://merumo.ne.jp/00600950.html

臘梅/No.832・2012年(平成24年)2月16日(木)

2012年02月16日 06時30分12秒 | 今日の俳句
臘梅/No.832・2012年(平成24年)2月16日(木)


■※ 日蓮大聖人御聖誕の日。
■ 寒天の日。
長野県茅野商工会議所と長野県寒天加工業協同組合が制定。2005年のこの日、NHKテレビ『ためしてガッテン』で寒天が取り上げられたことを記念した。
■ 天気図記念日。
1883年2月16日に日本初の天気図が作成されたことに由来。


   ☆☆※☆☆※
    今朝の一句
   ☆☆※☆☆※


 一草庵臘梅の香が日だまりに
     池内けい吾


 能楽堂出て臘梅の香に佇(た)てり
     加古 宗也


 朱印帳ひらく臘梅匂ひけり
     芳内喜和子


■ 臘梅→唐梅。
 ロウバイ科の落陽低木。中国原産で唐梅ともいう。高さ2~5メートル、葉は卵形で対生する。1~2月、葉が出る前に香りの良い黄色い花を下向きまたは横向きに開く。

【「合本・俳句歳時記 第三版」より転載】


☆:*:.♪o☆:*:.☆:*♪☆


  わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年2月16日より転載
http://m.seikyoonline.jp/



   ☆☆※☆☆※
   わが友に贈る
   ☆☆※☆☆※


 「対話」が弾む!

 「希望」が光る!

 それが創価の座談会。

 さあ勝利の春へ

 仏縁を広げよう!



   ☆2月16日☆


   ☆☆※☆☆※
    【寸 鉄】
   ☆☆※☆☆※


日蓮大聖人の御聖誕日を192カ国の友が慶祝。創価三代の偉業に誓いも新た



きょう千葉の日。旭日の如き勢いで同志が猛進。記念月間を断固勝ち飾れ



「正義の闘争が学会青年の使命だ!」恩師。若師子の熱情で拡大の歴史開け



御書「さいわいは心よりいでて我をかざる」。広布への深き祈りに福徳輝く



会合に参加できない友を大切に。皆が使命の仏子。地道な励ましで共に前進


☆:*:.♪o☆:*:.☆:*♪☆

◎今朝の一句」季語(号)集
http://kouki503wai.blog65.fc2.com/?mode=m&no=575

薫風(十五)新・人間革命

2012年02月16日 05時14分01秒 | 今日の俳句
薫風(十五)新・人間革命

  新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年2月15日(水)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪

薫風15

 池上兄弟の父・左衛門大夫康光によって、兄の右衛門大夫宗仲が勘当されたということは、弟の兵衛志宗長にとっては、家督相続のチャンスが巡ってきたことになる。鎌倉時代の武家社会にあって、勘当は、家督相続権を失い、経済的基盤も、社会的な立場も失うことを意味していた。つまり、この勘当には、団結して信心に励む兄弟を、仲たがいさせようという狙いがあったのである。


 弟の宗長に動揺が生まれた。それを感じ取った大聖人は、二度目の勘当に際し、宗長に、「あなたは、今度は退転するでしょう」と言われ、あえて、こう指導されている。


 ――百に一つ、千に一つでも、日蓮の教えを信じようと思うならば、親に向かって、兄と共に、信心を貫くと言い切りなさい。


 また、兄弟に、「一切は・をやに随うべきにてこそ候へども・仏になる道は随わぬが孝養の本にて候か」(御書一〇八五頁)とも言われている。大聖人の仏法は、自分自身が一生成仏できるだけでなく、親をも成仏させることができる大法である。その正法を親が「捨てよ」と言う時には、親に随わないことが、孝養の根本となるのである。


 また、「法華経を持つ人は父と母との恩を報ずるなり」(同一五二八頁)との御指導もある。信心に励むこと自体が、最高の親孝行になるのだ。さらに、この御文は、信心をした人は、親孝行を疎かにしてはならないと拝することもできよう。父母への孝養、報恩を尽くすのが仏法者の道なのである。


 大聖人は、出家の目的を「必ず父母を・すくはんがためなり」(同一九二頁)とお述べになっている。親孝行、親への報恩の最高の道は、一生成仏を約束する妙法を教えることにあるのだ。


 九州歯科大学の三人の学生部員は、親の反対に屈せず、真剣に信心に励んでいった。


 「闘い抜く価値のあるもので、障害のないものがこの世にありうるだろうか」とは、近代医学の父ウィリアム・オスラーの信念の言葉である。


☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪


◎今朝の一句」季語(号)集
http://kouki503wai.blog65.fc2.com/?mode=m&no=575

◎メルマガ「古今東西の俳句で一日元気で!」購読
http://merumo.ne.jp/00600950.html