和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

薫 風(七)新・人間革命

2012年02月04日 07時12分19秒 | 今日の俳句
   新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年2月四日(土)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


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薫風7(2/4)
 懇談会の参加者の目は、吸い寄せられるように、山本伸一を凝視していた。司会の在り方について、これほど詳細に話を聞いたのは、皆、初めてであった。

 伸一は、さらに、司会者に求められる要件について語っていった。

 「臨機応変な対応力をつけることも、司会者にとっては、極めて大事です。

 会場の前の方はすいているのに、後ろの方は、ぎっしりと人で埋まり、廊下にまであふれている時には、タイミングを見計らって、前方に詰めてもらわなければなりません。

 会合の開始から長時間たって、皆、腰が痛そうな時には、軽い体操をしてもらった方がいい場合もあります。さらに、暑ければ、上着を脱いでもらうことも必要です」

 また、会合によって、司会者の対応の仕方も異なってくる。セミナーのように、多くの友人が集って行われる催しであれば、参加した方々の緊張を解きほぐし、ゆったりとした気持ちで話を聴けるような、話し方や気配りが大切になろう。 

 「仏法では、『随縁真如の智』(御書七〇八㌻)を教えています。縁に随って顕現する真実にして常住の智慧が、衆生の一念に収まっているということです。つまり、司会者は、この『随縁真如の智』を最大限に発揮していかなければならない。

 それには、“自分が司会を担当する会合は、必ず大成功させてみせる〟という、強い決意のこもった唱題が不可欠なんです。
 学会の会合は、広宣流布のためのものであり、それは、現代における法華経の会座ともいえます。したがって、その司会をするということは、御書に『声仏事を為す』(同)とあるように、仏の聖業に加わるということになるんです。司会者は、常にその自覚を忘れてはなりません」

 青年たちは、伸一の指導に、目の覚める思いがした。自分たちが、司会の重要性を深く理解していなかったことに気づき、恥じ入りながら、伸一の話に耳を傾けていた。



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薫 風(六)新・人間革命

2012年02月04日 06時59分56秒 | 今日の俳句
   新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年2月3日(木)より転載】
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薫風6(2/3)
 山本伸一の話を聞いて、安宅清元には、思い当たる節があった。本部幹部会が行われる福岡県の男子部長である彼は、諸準備に多忙を極め、睡眠不足が続いていた。また、前日も、当日も、十分な唱題の時間が取れぬまま、本部幹部会を迎えてしまったのだ。

 司会で失態を演じてしまったあと、安宅は、深く反省した。

 “ぼくは、忙しかったことは確かだ。しかし、必要な睡眠時間も、唱題の時間も本当に取れないほど、多忙だったのか……。
 一つ一つを冷静に見ていくと、一生懸命に取り組んでいたつもりでも、いつの間にか惰性化し、だらだらと時間を費やしていた面があったように思う。

 また、心のどこかに、先生を迎えての、広宣流布のための行事運営なんだから、すべて守られるだろうという、安易な気持ちがなかったか……”

 いわば“油断”があったのだ。それが著しい睡眠不足、唱題の不足を生み、弱々しい生命力の司会となってしまったのだ。結局は、創価学会の前進の活力源となる本部幹部会の司会を、軽視していたと言わざるを得ない。

 伸一は、安宅を笑顔で包み込むように、話を続けた。

 「また、司会をする際に大事なのは、〝間合い〟です。間髪を容れずに言葉を発しなければならない場合もあれば、一呼吸置くことが大事な場合もある。そのタイミングを間違えてしまうと、会合の雰囲気を壊してしまうことになりかねない。

 たとえば、『暑い方は、上着をお取りください』と言っておいて、みんなが背広を脱いでいる途中で、次の登壇者を紹介したらどうなるか。拍手したくともできず、ざわざわしたなかで、次の人の話が始まることになる。

 その場合は、脱ぎ終わるのを待って、さらに一呼吸置き、参加者の意識を整えてから、声を出すんです。会合に限らず、演劇も、舞踊も、音楽も、〝間〟の取り方に、成否のカギがあるんです」


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皆が尊極(そんごく)なる使命の人「御書とともに」(67)

2012年02月04日 05時38分31秒 | 今日の俳句
皆が尊極(そんごく)なる使命の人「御書とともに」(67)


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【「聖教新聞」平成24年2月4日(土)より転載
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  名誉会長が指針を贈る  

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 皆が尊極(そんごく)なる使命の人 

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 請う国中の諸人我が末弟等を軽(かろん)ずる事勿れ進んで過去を尋ぬれば八十万億劫に供養せし大菩薩なり豈熈連一恒の者に非ずや退いて未来を論ずれば八十年の布施に超過して五十の功徳を備う可し天子の襁褓に纏れ大竜の始めて生ずるが如し蔑如すること勿れ蔑如すること勿れ(四信五品抄、342頁)

∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪


【通解】
 国中の人々よ、私の弟子を軽んじてはならない。進んで過去を尋ねれば、八十万億劫の間、仏に供養した大菩薩である。これこそ熈連河や恒河など大河の砂ほど無数の仏に仕えた者にあたる。退いて未来を輪じれば、八十年間の布施行の功徳にも勝り、五十展転の功徳を備えるであろう。これは、産着に包まれた天子、生まれたばかりの大竜と同じである。決して蔑んではならない。

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【同志への指針】


 妙法を唱える人の位は尊極であり、絶対に蔑んではならない、との御本仏の仰せである。
 関西、山口をはじめ各地の友と拝した共戦の御文である。この確信に燃えて、学会は偉大な弘通を成し遂げてきた。
 我らの誉れを、どうか、尊き新入会の友、宝の未来部員にも伝えていただきたい。同志を最大に敬い、仲良く胸張り大前進を。


【「聖教新聞」平成24年2月4日(土)より転載
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吹雪/No.820・2012年(平成24年)2月4日(土)

2012年02月04日 05時30分22秒 | 今日の俳句
 吹雪/No.820・2012年(平成24年)2月4日(土)


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■ 立春
立春(りっしゅん)は二十四節気の第1。正月節(旧暦12月後半 - 1月前半)。 現在広まっ ている定気法では太陽黄経が315度のときで2月4日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、 天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/8年(約45.66日)後で2月5日ごろ ...。
(日本文化いろは事典より引用)
■ 世界対がんデー(World Cancer Day)。
2000年の「対がん同盟結成を呼びかけるパリ憲章」に基づき、国際対がん連合(UICC)が2002年から実施。


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    今朝の一句
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 今日も暮るる吹雪の底の大日輪
      臼田 亜浪


 子等の絵に真赤な太陽吹雪の街
      金子 兜太


 雪煙りあがる裏富士月夜かな
      福田甲子雄



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  わが友に贈る/寸鉄


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【「聖教新聞」平成24年2月4日(土)より転載
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   わが友に贈る
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 新会員の成長を

 皆で祈ろう。

 励まし、讃えよう!

 全員が宝の人だ。

 広布の希望だ!


   ☆2月4日☆


   ☆☆※☆☆※
    【寸 鉄】
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人文経済大(キルギス)の名誉教授に決定。「会長(SGI)は人類の為に尽くす人間主義者」学長



勝利の人材山脈!東京・中野の日(-2・4-)。圧倒的な拡大で「2月闘争」の先陣を!



きょう「立春」。鍛えの冬ありて躍動の春来る。青年よ!今こそ力を磨け



「震災後、家族の絆が強くなった」3分の2-調査。人間の連帯こそ復興の源



金融機関等を装う詐欺(ネット)が急増。カード情報は安易に入力するな。警戒せよ


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