和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2011年12月8日(木)

2011年12月12日 07時02分34秒 | 今日の俳句
「名字の言」・2011年12月8日(木)より転載
http://www.seikyoonline.jp/


■ 漢字の日(日本)
「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)の語呂合わせにから、日本漢字能力検定協会が1995年に制定。毎年その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字(
今年の漢字)」を全国から募集し、この日に京都市の清水寺で発表している。

■ バッテリーの日(日本)
日本蓄電池工業会(現・電池工業会)が1985年に「カーバッテリーの日」として制定し、1991年に「バッテリーの日」に改称した。野球のピッチャーとキャッチャーのことをバッテリーと呼ぶが、それらのポジションを表す数字がそれぞれ"1"と"2"であることに由来する。

o☆:*:.♪今朝の一句♪o☆:*:。


 われも冬木ニレ科エノキの大樹かな
    花谷 和子


 冬満月柳をそれしところかな
   阿部みどり女


 寒月の熱海の宿に遅くつき
     車谷 弘


※ 冬の月→寒月・冬三日月・月氷る 


☆*☆☆※♪名字の言♪※☆☆*☆


(12/11)
 日に日に寒さが厳しさを増してきた。宮城県の仮設住宅では、断熱材の追加や窓の二重サッシ化など“寒さ対策”の工事が急ピッチで行われている

震災で甚大な被害にあった石巻市で、復興支援事業に携わる友から話を聞いた。10月から350人以上の被災者を訪ね、相手の話にじっくりと耳を傾けている。被災者の多くが震災当時の話をする。ある人は「あの時はどうなるか分からなかった」と自らに言い聞かせるように。ある人は「津波で流された時、名も知らない青年に助けられた」と涙ながらに。“震災を忘れないでほしい”との思いを強く感じるという

ある婦人の言葉にハッとした。「これからも支援を継続してくれるのですか?」。この時、友は“どんなに時間がかかろうと、全員が復興するその日まで寄り添う”と決めた。「人間の復興」へ、被災者に寄り添い励ますこと。大切なのは、それを「続ける」ことである

日蓮大聖人は、息子を亡くした上野尼御前と、共に泣き、共に嘆かれた。そして、母の胸に太陽が昇るまで「何度も」激励された。息子の死に触れられた手紙は、逝去から1年余の間に約10通を数える

苦闘の友に思いを馳せ、心の暖炉に火をともし続けたい。希望の春が来るその日まで。
       2011・12・8
          (川)



【「聖教新聞・2011年12月11日(月)より転載
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