何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

新・V4エンジンケース工作(その2)

2014-09-13 19:19:13 | エンジン工作
2014/09/13 (晴れ)

やっと秋らしさを感じた今日も、昨日に引続き、一日中、エンジンケースの工作に励んだ。




↓ 周囲のリベット打ちを終えて前後の蓋を取り付けた。 これでケース本体は完成だ。
   ケースを定盤に置いて中心線を描いてみた。




↓ 上下をひっくり返して線を引くと左右で間隔が異なっている。 ケースが歪んでいる証拠だが、仕方がない。




↓ 前後の蓋にクランク軸を通すための穴を開ける位置決め。 底面から27mmの高さにした。




↓ クランク軸の中心を基点にして垂直線を引いて左右に45度の罫書線を入れた。 
   この斜線の延長上がピストンピンの上下軌跡になる(はずです)。




↓ コンロッドは今までのものを流用する。 長さが足りないので脚を付け足した。 加熱したくなかったので
   ロウ付けではなく、リベット止めにした。(激しい振動で緩まないか心配だが・・・・)



↓ シリンダー取り付け位置が下がったのでコンロッドは大分長くなった。



↓ シリンダー取り付け位置をマークして穴を開けた。



↓ シリンダーを取り付けてみた。 ケース側面から大分出っ張るなぁ・・・ 図面で承知してはいたが実物を
   見るとかなりの出っ張りだ。 まぁ、仕方がないか・・・・



↓ 底面とクランク軸の間が広くなって工作はしやすくなる(はずです)。



↓ コンロッドはシリンダーのほぼ中心に収まる。 



↓ クランク軸の位置が下がったので今までの大きなフライホイール(直径60mm)は使えない。
   そこで直径42mmの小さなものを使う。
   円板を2枚重ねにして銅材を使うので重量は前より若干重くなっている(はずです)。



↓ エキセントリックを取り付けてみた。 バルブは高い位置になったからアームを長くしなくてはならない。



ケースの工作で一番面倒なシリンダー取り付け位置も決まった。
次はバルブの取付位置決めだが、これはシリンダーの取り付けが
終わってから現物合わせで行くことにしよう。
あぁー、何だか疲れたよぉ・・・・今日はこれでおしまいにします。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
着々と (JANJANJAN)
2014-09-13 22:25:07
着々と進んでいますね。
私の方はまた、水遊びに出かけました。
今日は絶好の日和でしたが風向きが悪く、発生した青粉?が岸辺から2mくらいまで押し寄せて走航後の掃除が大変でした。
今日はヨットが一艇参加です。親切な方で走航の原理やラダーとセールの操作方法等丁寧に教えていただきました。これも面白そうです。(ヤバイ!!!)
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フレーム工作 (団塊工房)
2014-09-14 14:54:58
 板金作業は大変です。 私はこううまくはいきません・・・。
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今日は工作はお休みでした (実習生)
2014-09-14 20:22:08
皆様、こんばんは。
コメントありがとうごあいました。
今日は自治会主催の敬老会で工作はお休みでした。
もちろん、私が招待されたわけではありません。(まだその歳ではありません、
いや、その歳ではないつもりです、私は招待する側です、当然・・・・(笑い)
エンジンを一刻も早く完成させて回してみたいのですが、思うようには行かないものです。

<JANJANJANさん>

今度はしっかりと穴を開ける前にコンパスで円を描いて取り付け位置の目印を
つけて正確な位置に部品を取り付けるようにしました。大穴を開けてしまうと、センターが
わからなくなって調整は闇雲にやるようになってしまいますからね。
これも前回の工作で得た成果です。

ヨットの走航、拝見しました。 確かにおもしろそうですね。 そうです、ヤバイですよ(笑い)


<団塊工房さん>

板金工作は板材を切ったり曲げたり、貼り付けたりでいろいろ加工できて便利ですが、
手間がかかって大変です。  それに正確な工作は難しいです。
私の工作は皆、隙間だらけで、そのガタのおかげで何とか動作する、と言う按配です。
これでハイパワーを狙うのは虫が良すぎるかもしれませんね。
やっぱり工作は精度が命ですね。 それなりの投資が必要なことを痛感しています。
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