何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

発振周波数は320MHz~390MHzをカバーできた

2017-10-08 15:54:05 | 電子工作


2017/10/08(日曜日) 晴れたり曇ったり


UHF超再生受信機の工作を始めた。
回路はVHF超再生受信機と同じだが受信範囲を320MHz付近から上にするために
バリコンやコイル、帰還コンデンサの容量を変更してある。
先ず発振回路を組み立てて目的通りに発振してくれるか調べてみた。




コイルは2回巻。 2mmぐらいの太い銅線を使った。



供給電圧は9V。 回路電流(ほとんどコレクタ電流)は1.12mAだ。



最高発振周波数を調べてみたが279MHzばかりでちょっと低すぎた。



SDRドングルでの確認ではイメージ周波数が沢山表示されるので本当の周波数は
PCラジオで受信して確かめる。 確かに279MHzだ。



発振周波数が低過ぎたのでコイル巻き数を変えては周波数を測る操作を繰り返した。
最終的にはこんなコイルになってしまった。




低い周波数は320MHzぐらいだ。





中間は350MHzぐらい。





最高周波数は390MHzぐらいだった。





ダイヤル目盛をプロットしたところ。 



発振周波数は大体目的に合致した。
しかし、この発振は連続した発振状態だ。
超再生受信機ではこの発振をクエンチング状態で(なだらかに発振状態になりやがてなだらかに
発振が消滅していく)発振するようにしなくてはならない。

次はこのクエンチング発振がうまくいくかどうかの確認だ。
コメント (2)
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