何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

UHF超再生受信機に挑戦

2017-10-07 21:36:01 | 電子工作


2017/10/06(金曜日) 曇り後雨



何とか100MHz~150MHzを受信する超再生受信機は回復した。
調整もし直したので前より感度が良くなったような気がする。
今までよく聞こえなかったエアバンド通信が何とか聞こえるようになった。
このエアバンドは日本語で交信することもあるので、内容もわかる。
たまには生生しい内容もあって興味がそそられる。
でも肝心な通信を受信しているときに強力なサイドが出てて来て上被せになって
聞き逃すこともある。
超再生受信機は一か所の同調点でいろいろな通信が聞こえるので
(混信が起きるということ) 
どんな電波がでてくるかワッチするには都合が良いが、混信があって困ることも起きる。

この調子ならコンバータを使えば320MHzのエアバンドも受信できるだろう。
しかし、コンバータ方式はなかなか調整が面倒だ。
いっそのこと、300MHzを受信する超再生受信機を作ってしまおうか・・・
電波の区分では300MHzから3000MHzはUHF(極超短波)というんだとか・・・
極超短波・・・・ごくちょうたんぱ・・・何となくカッコウいいじゃないか・
ミーハーなオイらはこういうのにすぐ憧れてしまう。
320MHz何て300MHzをちょっと超えただけ・・・でもUHFだ。
今までの実験でも300MHz以上を発振させることができている。
よーし、UHF超再生受信機工作に挑戦してみよう。


回路は今までのVHF超再生と同じにしてみる。
ただし、発振回路はもっと高い周波数を扱えるトランジスタにして、バリコンの容量を小さくしたり
発振帰還回路のコンデンサ容量を小さくして高い周波数で発振するようにしてみる。


生基板を全面グランドにして切り張りランドに部品を取り付ける方式でいく。



コイルは2mmぐらいの太い銅線にした。 トランジスタの足やパスコンのリードも極力短くした。





300MHzを相手にするにしては測定器が無いのが辛い・・・
発振回路の動作確認は発生した電波をPCラジオかSDRドングルで受信して確認するしかない。
クエンチング発振はどうやって確認したらいいだろうか・・・・
あの“ ザーっ、ザーっ・・・・・ ”という超再生ノイズを頼りに調整するしかないかな?

まっ、何事もやってみなくては話にならないよ。
コメント
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