それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

母のこと

2008年05月31日 | 雑記

去年の1月5日に文字通り、倒れて、持病の糖尿病に腰の圧迫骨折がプラスになって、入院生活は1年と5ヶ月近くになる。

骨折の方はそれなりに安定したのか、「痛い」とは言うが、リハビリには元気に出かけるので、それほど辛いと言うほどでないかもしれない。

糖尿病のほうは、不思議な体質で、インシュリンを増やせば血糖値が下がる、減らせば上がるという、当たり前の「法則」が、この人の場合に限り当たらないのだ。

ただし、最近の2ヶ月ほどは高血糖はなくなり、低血糖はあるのだが、全然、平気でリハビリをしている毎日である。

歩行もゆっくりながら杖をついて心配なくなったし、喋ることもまとも。認知はないが、曜日と日にちをなかなか覚えられない。「百ます計算」なんかのドリルを持っていくが、間違いなくやれる。計算機能は遅いながらも、衰えてはいないようだ。

手紙もたまに書いている。ちょっと字が心もとないが、書く機会が少ないのだからこれもいたしかたないところだろう。

部屋は4人部屋。特にうるさい人はいないのだが、看護師さんの「手抜き」のためなのか、睡眠薬を飲んでグッスリ寝る。そのため、夜だけオムツをして、自然のまましている。朝、オムツを外す。

女なので、化粧はする、毎日、着るものを取り替える。

入院前に比べて、動作が遅くなったのと、インシュリンを自分で打てなくなったのと、夜のオムツ、この3点が変わったことである。

途中はいろいろあった。妄想、認知、動作不良、などなど。

しかし今の状態を見ていると、なんとなく退院できるのではないかと。

ただ、今、入っているのは一般病棟ではなく、療養病棟である。病気は落ち着いているが長引く人が入るところだ。来年からは、社会的入院が問題になっているので、大幅に病床が減らされることになっている。

迷っていることがある。退院=老々介護(父が介護)=二人とも共倒れ の心配。

それなら今から特養ホームに予約しておこうか?  ということだが、特養は認知症が前提のようだ。

結局、流れに任せるしかないのだな。~~~これが今の結論。


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6 コメント

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特養 (pochiko)
2008-06-01 22:18:47
65歳以上の者であって、身体上または精神上著しい
障害があるために常時の介護を必要とする者(いわゆるねたきり老人等)であ
って、居宅において適切な介護を受けることが困難な者を入所させる施設です。

↑ ちょっと抜粋ですが^^;
だから必ずしも認知度がなくても入所できると思います。
『居宅において適切な介護を受けることが困難な者』に当てはまるじゃないですか。
今は地域によると思いますが、入居まで2年待ちとも3年待ちとも言われています。
在宅では無理のようですので申し込みをされて置いた方が賢明かと。
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pochikoさん (シン)
2008-06-01 22:31:21
コメント、ありがとうございます。
今日は母の病院に行って、手をつないで一緒に歩いてきました。
とぼとぼというか、ゆったりというか、その間、いろんな話をしながら。
もう、きっちりした話ができなくなって、泣けてきました。
叱られたり、文句言われたり、普通でなかったなぁ。
うんうん、て言うしかなかったですね。
母だから。
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特に (pochiko)
2008-06-01 23:14:56
男の人って親の老いていく姿ほど辛いものはないそうです。
そっからみると女の人は現実的なのかもしれませんね。
そんなふうに時間があれば一緒にいて話をしたり、手を繋いで歩いたりしてあげてくださいね。
うちの夫も、じいちゃんの施設へ行ってよく一緒に話をしたりしていました。
親の若い頃を矍鑠とした姿を知ってるからこそ、老いていく様が切ないのでしょうね。
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pochikoさんⅡ (シン)
2008-06-02 09:16:10
おはようございます。

仰るとおりなんです。
昨日、↑のレスコメントを書いて、読み直したあと、不覚ながら、涙が止まりませんでした。
母の若い頃や札幌に移り住んだ頃などの想いが、くるくると回って、無念さというのか、大袈裟に言えば、人生の無情を感じたのでしょうか。

父などはだいぶ前から涙もろくなっていて、母の話をするときに、少なくとも2回は目が潤んでいます。
みっともないと怒るのですが、仕方ないんでしょうねぇ。
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。。。 (木の葉)
2008-06-02 23:18:25
老いて行く親を見守ってゆく・・・。
辛い現実ですよね。
わたしは、母を数年前に亡くしました。
病気でしたが。
弱ってゆく母を、受け入れなくてはならない現実がとても悲しかったです。(今でも、後悔が残ってます。)
シンさん、まだ親孝行できます。
後悔のないように向き合ってくださいね。
がんばってね、シンさん!
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木の葉さん (シン)
2008-06-03 17:52:32
親のことを考えると、気持ちが右に左に乱れます。
真剣になればなるほどね。
だけど一方では、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の……」なので、これまた致し方ないことではあるのですよね。

後悔先に立たず、と申します。
そのつもりで頑張ります。
結果はどうあれ……
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