それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

【しあわせのパン】

2012年06月27日 | 再開(読書)

このところ、気忙しさにかまけて、読書を怠っていて、それがまたストレスになっていた。
先月に買っていたこの本。文庫なのに書き下ろしなのだ。

北海道に洞爺湖という丸い形をしたキレイな湖がある。
国立公園の中心的存在の湖でもある。その湖畔に月浦という地区がある。

舞台はその月浦である。ただ実際の月浦と舞台の月浦とでは少しデフォルメしている。
ここにパンカフェの「カフェ・マーニ」があって、民宿的に宿泊も可能。

いろんな悩みを抱えた人々がこのカフェを訪れ、経営する主人公の若い夫婦が
心を込めて作る温かいパン、手料理、珈琲で迎えてくれる。

じんわりと感じる温かさとメルヘンチックな優しさがなかなかだ。


すでに今年の1月に映画化された。大泉 洋と原田 知世が主役。
原作は脚本家、映画監督の三島 有紀子。

 


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6 コメント

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読書 (pochiko)
2012-06-27 22:38:55
この本を見て、食堂かたつむりを連想しました。
主人公の作る料理で自分を取り戻す…たぶん。
こういうほんわかとした、とはいえ精神的にグッとくる本。
しばらく読んでないですね。
読んでみたくなりました。
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Unknown (いっこんま)
2012-06-27 22:57:20
森のイスキアの佐藤初女(はつめ)さんがパッと浮かびました。
初女さんのもとにもいろいろな人が訪れ、手料理とおむすびで元気を取り戻すそうです。
生きるために「食」は大事ですね。
読書も同列ですか?
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pochikoさん (シン)
2012-06-28 11:59:53
「食堂かたつむり」ですか。
そう言えばイメージが似ているかもしれません。

ボクは割りと現実的なので、ほんわかした物語はそれほど好まないのです。

ただこの本、舞台が我が家から2時間の洞爺湖でしたし、ウィンザーホテル(以前、サミットが開催)らしきところも出てくるということだったので。
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いっこんまさん (シン)
2012-06-28 12:11:55
若い頃、ナポリに行ったことがあります。
素晴らしい景勝地でした。
森のイスキアとイタリアとではイメージが合いませんが、安らぎとか温泉とかで一致点はあるのかもしれません。

岩木山も数年前に登りました。
どっからみても磐梯山に負けず劣らずの山でした。

食と本は同列ではありませんが、本を読んでると精神的安定は保たれるような気がします。
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似た言葉 (wink7480)
2012-06-30 22:23:54
このブログで、デフォルメなんて言う言葉を久しぶりに、聞きましたので、辞書を引きました。

最近は、ユーロ情勢で、デフォルトの事は良く解説するので、意味は、すぐ分かります。
1字違うと、大違いですね。(笑)

私は、ユーロの事は、良く分かりませんが、シンさんが、イタリアに行かれた頃は、ユーロだったのでしょうか?
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wink7840さん (シン)
2012-06-30 23:32:10
お晩です。

ユーロが法定通貨になったのは10年くらい前のことです。
ボクはイタリアに2回、仕事で行ったことがありますが、いずれも若い頃で、当時はイタリアン・リラが使われておりました。
換算レートは忘れましたが、えらくインフレが進んでいて、1万円のものが何十万リラと、計算するのが簡単でありませんでした。
1リラというのは概念的で、実際には価値がなく、硬貨も発行されてませんでした。
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