ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

神話探偵団71 「播磨国風土記」探偵団

2009-10-24 08:58:21 | 歴史小説
46mの姫路城(平安時代に48mあったという出雲大社よりやや低い)

●ボク 10月5日(月) 21:00
10月12・13日の見学希望が出そろいました。さすがですね。マニアックなもの、専門的なもの、姫路出身者ならではの提案など、盛りだくさんです。まとめましたので、次の中から、絞り込んで下さい。

<スサノオ関係>
① 射楯兵主神社(播磨国総社:射楯大神=スサノオの子の五十猛命と兵主大神を祀る)
② 広峯神社(スサノオを祀る牛頭天王社の総本宮):17回参照
③ 石上布都(ふつ)御魂神社(岡山県赤磐市、姫路から車で1時間。スサノオの十柄剣が祀られていた):9・10回参照
④ 素盞嗚神社(福山市なので、姫路から車で2時間。蘇民将来伝説):19回参照

<大国主関係>
① 石の宝殿、高御位山、高砂神社、「大国の里:播磨国風土記」
② 伊和神社(宍粟市一宮町。播磨国一宮。大国主・少彦名・下照姫を祀る)
③ 伊勢神社(姫路市。伊和大神=大国主の子の伊勢都比古命・伊勢都比売命:播磨国風土記。伊勢国風土記には「伊勢」地名の由来)
④ 袁布(をふ)山(西脇市。古奈為神社。宗形の大神奥津島比売命が伊和大神=大国主の子・阿治志貴高日子根(あじすきたかひこね)神=迦毛大御神を産んだ:播磨国風土記)
⑤ 新次(にいすき)神社(阿治志貴高日子根神=迦毛大御神が神宮を造った:播磨国風土記)
⑥ 姫路城(大国主が乱暴な子の火明命を残して出航したところ、火明命が怒って波風を起こして船を難破させた。船や積み荷が落ち、日女道を始め、14の丘ができた:播磨国風土記)
⑦ 白国神社(姫路市。新羅訓村で大国主・少彦名と日女道丘神が期(ちぎり)をして会った:播磨国風土記)
⑧ 揖保川流域古墳群(3世紀中~後期の発生期の円墳、前方後方墳、前方後円墳など)

●マル 21:14
丁寧な説明、ありがとう。
播磨にこんなにスサノオや大国主の痕跡があるなんて、知らなかったよ~。お願い、播磨国風土記を持ってきてね。現地で勉強します。
ヒメが古代史に関心を持つようになった背景がよく分かりました。

●カントク 21:18
ヒナちゃんが54回の時に言っていたけど、「播磨国風土記を読まずして、古事記を語るなかれ」じゃ。古事記の同時代書である、播磨国風土記の世界へ、いざ探検に行こうぞ。

●ヒナ 21:20
カントク、誇張しすぎですよ。私の表現だと、言い過ぎたとしてもせいぜい「古事記を読み解く鍵は播磨国風土記にあり」ですよ。

●ヒメ 21:22
私だと、万葉集の柿本人麻呂を加えて、「古事記・播磨国風土記・万葉集殺人事件」かな。

●ボク 21:23
ヒメはいつでも「殺人事件」を付けますよね。職業病じゃないですか?
ボクなんか、おとなしく「播磨国物語 スサノオ・大国主編」ですね。

●マル 21:25
また司馬遼太郎さんの『播磨灘物語』をパクって。
私は、ヒナちゃんの今後の活躍を期待して、「夷の長道:古事記・播磨国風土記・万葉集の謎」かな。 

●長老 21:27
私は面白くも何ともないけど、「播磨国風土記から読み解く古事記」かな。しかし、これだと「播磨国風土記探偵団」は2泊3日の行程になってしまいません?

●ヒメ 21:29
こうしましょうよ。1泊2日の基礎調査と、もう1泊する延長調査班を作ってはどうかしら?

●カントク 21:30
いいねえ、僕は2泊3日OKだよ。ボクちゃん、日程を組んでみてよ。

●マル 21:29
残念ですが、14日午後から長浜で打ち合わせです。ただし、13日夜の泊りはOKです。

●ボク 21:30
日程は組みますが、私は13日中に葛城の実家に帰り、14日午後、橿原で仕事です。

●ヒナ 21:31
出雲の実家によって帰ろうと思いますので、14日は失礼します。

●長老 21:32
私は14日付き合います。ボクちゃん、レンタカーはキャンセルして下さい。代わりに私が車に乗っていき、姫路に廻って、最後は福山から出雲に帰るようにします。

●ヒメ 21:34
ヒナちゃん、日程を1日ずらして、長老の車に乗せてもらって帰ったらどうなの? いずれ『古事記・播磨国風土記・万葉集殺人事件』を書くことになるかもしれないから、一緒に回っておいてくれた方がいいなあ。

●ヒナ 21:36
ありがとうございます。お言葉に甘えて、そうさせていただきます。

●ヒメ 21:37
ボクちゃんも、一人実家に帰るか、皆でもう1泊するか、だよね。朝出れば、午後には橿原に着けるじゃあない。

●ボク 21:38
皆さんと別れて一人出発というのは、ぜ~んぜん似合いませんね。ボクも残ります。

●ヒメ 21:39
皆さん、是非、実家に泊まっていただきたいと思います。では、姫路でお会いしましょう。おやすみなさい。

(日南虎男:ネタモトは日向勤氏の『スサノオ・大国主の日国―霊の国の古代史』梓書院刊です)

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