ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート41 日本語起源論と日本列島人起源」の紹介

2021-01-12 10:58:20 | 日本文明
 はてなブログに「縄文ノート41 日本語起源論と日本列島人起源(Ⅳ日本語起源論18)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「Ⅰ合宿概要」「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」「Ⅲ縄文宗教論」に続いて、予定を変更して「Ⅳ日本語起源論」に入り、「Ⅴ日本列島人起源論」「Ⅵ日本列島文化・文明論」へと続けます。
 なお、すでに「縄文農耕・縄文食論」「縄文宗教論」においても、「主語・動詞・目的語言語構造論」、6穀語・縄文食語・龍・神の「倭音倭語・呉音漢語・漢音漢語3層言語論」、6穀語・縄文食語・ぴー・神・女性器名の「倭語・ドラヴィダ語対応論」について書いていますので、それらはピックアップしてまとめて次回に紹介したいと思います。
 これまで「日本民族北方起源説」や「弥生人(朝鮮人・中国人)縄文人征服説」が幅をきかす中で、南方起源説の大野晋氏の「日本語ドラヴィダ語(タミル語)起源説)」は「国語学者大野晋は、日本語の原型がドラヴィダ語族の言語の影響を大きく受けて形成されたとする説を唱えている。ただし、この説には系統論の立場に立つ言語学者からの批判も多く、この説を支持するドラヴィダ語研究者は少ない」「比較言語学者の観点では大野説が比較言語学の正統的方法に従っていないことを批判している」(ウィキペディア)」として無視されてきましたが、支配言語同士の欧米言語論の機械的当てはめの誤った批判であり、DNA研究などが進んだいまこそ、日本人南方起源説、稲作南方起源論、照葉樹林文化論、霊(ひ)宗教論などと合わせて、その復権が図られるべき時と考えます。なお、私は拝外主義にも排外主義にも組しない、あらゆる民族の自主・自立と尊厳、交流と交易を大事にする汎民族主義・汎地域主義の立場から古代史に取り組んでいます。
 本ブログのテーマのスサノオ・大国主建国論においても、記紀や魏書東夷伝倭人条に書かれた呉音漢語・漢音漢語から、倭音倭語を分離して分析を行う必要があると考えています。近年、紀元前後の九州・出雲の遺跡から硯石が発見されていることをみても、倭流の独自の漢字用法が成立していた可能性は高く、呉音漢語・漢音漢語読みの古代史分析は全て点検し、修正する必要があります。雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「神」についての考察
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

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