ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

スサノオ・大国主ノート148 公開講座「縄文は母系制社会であった」のお知らせ

2023-07-04 18:22:31 | 縄文文明

 気候変動や食料危機、新型コロナなどの新興感染症、ウクライナ戦争やシリア・イエメン・リビア・ミャンマー内戦とクルド対トルコ紛争、宗教対立、格差社会化など、戦争進歩史観と工業文明はいま転換期を迎えており、平和な母系制社会の縄文1万数千年の歴史から未来社会像を考えてみたいと思います。

 私はスサノオ・大国主建国論から、古事記・日本書紀に書かれた神産霊(かみむすひ)を御祖(みおや)とする海人族のスサノオ・大国主一族の妻問夫招婚による建国から縄文社会研究に入り、上田篤元阪大教授が主催する縄文社会研究会で発表を行い、この10年間、現代のわたしたちの生活・文化に色濃く残っている縄文社会像を、農耕・食文化・建築・婚姻制・倭語・芸術・宗教・人類史などから解明を試みてきました。さらに縄文社会研究会・東京として、2020年の八ヶ岳合宿(尾島山荘)からは「日本中央部縄文遺跡群の世界遺産登録運動」についても議論してきました。

 今回、「公開講座」(30人)として、「縄文母系制論」をテーマとして意見交換を行いますので、ご参加いただければ幸いです。

 私はスサノオ・大国主一族は縄文人の海人族と考えており、妻問夫招婚と八百万神信仰による百余国の統一や、大国主の筑紫妻の鳥耳(オオヒルメ=大霊留女=天照襲名)の筑紫大国主王朝11代目の卑弥呼(霊御子)の女王国・邪馬壹国などは、母系制社会の世界史の中に位置づけ、遺跡や関係神社などの世界遺産登録を目指すべきと考えており、サイエンスやネイチャー、ナショナルジオグラフィックなどに論文を掲載する若い世代が出てくることを期待しています。

                                                                                                                           縄文社会研究会・東京 雛元昌弘

 


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