ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

 「縄文ノート127 蛇行剣と阿曽地名からの鉄の伝播ルート考」の紹介

2022-03-19 06:08:49 | スサノオ・大国主建国論
 はてなブログに「縄文ノート127 蛇行剣と阿曽地名からの鉄の伝播ルート考」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 またまた縄文社会研究から外れて、製鉄についての補足的小テーマについて忘備メモを書きました。
 ずいぶん前に買っていたユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』上下2冊を読んで書くつもりでしたが、ウクライナ戦争で「世界は新たな帝国主義に入った」と暗い気持ちでFBなどを書いており、一気に2冊を読んで評価・批判を行う余裕がありません。
 そこで気になっていた「蛇神→龍蛇神→トカゲ龍神→龍神」信仰と蛇行剣、「阿曽・曽」地名から、曽於・大隅(おおすみ=おおくま)・球磨・阿蘇(熊襲)・播磨・諏訪の関係について「縄文ノート125 播磨・吉備・阿蘇からの製鉄・稲作・古墳の起源論」の補足を行っておきたいと思います。 
 私は倭国の製鉄のルーツはスサノオが御子の五十猛(いたける)と訪れた新羅系(辰韓系)製鉄(ヒッタイト・中国系製鉄)と考えていましたが、日本列島人・言語・稲作の海の道伝搬説に到達し、「縄文ノート122 『製鉄アフリカ起源説』と『海の鉄の道』などで書いたように、南方系製鉄(アフリカ・インド系製鉄)のルートがあると考えるようになり、スサノオの「十拳剣(韓鋤之剣)」は新羅系の鋳鉄剣、ヤマタノオロチ王の「天叢雲大刀」と「蛇行剣」は南方系の鋼鉄刀剣と考え、後者についての論証を補足しました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の鉄先鋤による水利水田稲作の「葦原中国」建国が新羅鉄によるものなのか、それとも国内での製鉄によるものなのか、国内での製鉄の起源はどこなのか、製鉄方法はヒッタイト・中国・新羅系なのか、それともアフリカ・インド系なのか、製鉄の伝播はどのように行われたのかなどについて、検討の参考にしていただければと思います。 雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/










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