ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

54 播磨へ行こう:最古の「播磨国風土記」の暗号

2009-07-12 11:07:44 | 歴史小説
牛頭天王の総本宮・広峯神社 ウィキペディアより



●マル 9月21日(日) 10:05
みなさん。おはよう。昨夜、ヒメが帰ったあと、4人で少し雑談して、次回は1週間後の26日(金)、27日(土)でどうか、ということになりました。ご都合はいかが?メール下さい。

●マル  10:10
追伸 たまたま、10月11日、カントクとマルは関西方面に出張しています。12・13日が連休で休みなので、どこかに調査にいくことが可能です。ヒメ様がヒナちゃんを連れて関西方面に取材旅行に行くことにして、長老がそれに協力することにすれば、12日の12時に集合して、13日昼まで現地調査というのはどうですか?ボクちゃんは奈良に里帰りすれば合流できるよね?

●ボク 10:15
いいですねえ。「纒向博物館」のイベントの打ち合わせに行く必要があったので、11日か14日に出張を入れて、合流できるようにします。地元の大和なら、案内は任せて下さい。

●ヒメ 12:05
日曜日なのに雑誌の原稿に追われているのよね。携帯は切っていたので、今、メールとブログを見ました。
私も姫路の母を訪ねたいので、賛成。月曜日に、ヒナちゃんと長老を含めて、編集者に取材費を掛け合ってみようかな。「壬申の乱殺人事件」PRのために、旅行誌とタイアップする話があるのよ。

●長老 12:09
了解です。私も11日に京都の母校を訪ねて、調べ物をすることにしましょう。

●ヒナ 12:10
ヒメ様、期待しています。提案がありますが、今回、ヒメ様の故郷の播磨国風土記をテーマにしませんか?播磨国風土記は古事記が作成された翌年の713年から715年頃につくられた、現存する5冊の風土記の中では最古の風土記です。他の4冊の風土記は720年の日本書紀作成後に書かれており、出雲国風土記は一番遅く733年です。
古事記解読の鍵は播磨国風土記にあるのではないでしょうか?

●ヒナ 12:15
昼飯が美味しくなってきたよ。ヒナちゃん。確かに、播磨は「古代史のスキマ」=「古代史の穴場」かもな。

●ヒナ 12:17
カントクは、若い女性の意見にはすぐに同調よね。しかし、筑紫の後は、名古屋に戻って、熱田神宮や伊勢神宮、さらには関東へとスサノオを追うことになっていんるのじゃないの。

●ボク 12:19 
そうですよね。播磨国風土記は、大国主命と少彦名命の物語は多く出ていますが、スサノオは登場しません。スサノオが登場するのは備後国風土記(逸文)ですよね。

●ヒナ 12:21
こうしましょう。スサノオ探偵団の次のテーマは、大国主探偵団。そのための調査ということでどう?
10月12日12時、新幹線姫路駅改札口集合。東京からは、希望者は駅レンタカーを使って一緒に切符をとりましょう。提案者のヒナちゃんが幹事ということで手配してね。

●カントク 12:24
全員を代表して了解。ヒナちゃん、よろしく。

●マル 12:25
皆さんからのメールを集約すると、次回のネットミーティングは9月26日(金)19:00。筑紫には入ったところですからね、カントク頑張ってね。

(ネタモトは日向勤氏の『スサノオ・大国主の日国―霊の国の古代史』(梓書院)です)

にほんブログ村 小説ブログへ,にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ,にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ,ブログランキング・にほんブログ村へ