馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

首都をスイスイと

2019-02-16 12:48:18 | 首都散策・風景・冬期

西に

一昨日は徒歩で3地区まで競歩に近い歩きでセーフ
昨日は自宅を出たのが10時36分です

愛車に跨り飛ばしました
少し乱暴な運転をしましたが昨日と同じ10時52分に到着しセーフ

  首都幹線道路を西へ走る

私の性分というか生き方なのか分からないが
約束時間の5分から2分前に着けばいいという思いが有る

だから約束時間を遅れたりすっぽかすという事は今までしていないが
遅れれば電話かメールを入れる

間に合いそうにない時は激走しながら頭の中では後悔の気持ちで
反省しながら走っている

それでも如何にか間に合い滑り込みセーフの快感を味わう
小学校から此の生き方だから年季が入っている

団塊世代は生まれた時から競争社会だった
4月1日は母親に連れられ1時間ぐらい早めに学校へ行く

翌日からは年長者のお姉ちゃんに引率され登校する
でも一週間もしていると教室内の状況が分かりだす

早く来る子とギリギリで教室へ飛び込む子がいる
私は最後に飛び込んでくる子の登校に憧れた

その子は小学校の運動場の裏に家の有る子である
登校事情を聞き出すと始業ベルがなりだすと学校へ走るという

何なんだよ!
私は子供の足で1時間はかかる距離を午前7時に出発し登校

それでも始業ベル寸前で何かあると坂の上から先生が手招きし
走ってきなさいと手招きされる事は度々である

後ろを見ればバラバラだが多くの生徒が走ってくる
遅刻すると出席簿に赤が付く、ひどくなると注意を受ける

あのギリギリの快感が堪らない
一年生の時から間に合うか如何かで走る快感を覚えてしまった

でもこの快感を会得するとクラスでは評判が悪くなる
何もしない何々君という良くないレッテルを張られる

進路を取り

  1地区にあるハラホリン・ロシア方面へ向かうバス停

しかし、クラスには色々な当番が有った
教室を5人とか10人で掃除する当番が一週間に一度は有る

この時は他の生徒より30分早く来て教室を掃除しなきゃならない
こういう時は決められた時間に来て仲間と掃除をする

ところが心根の悪い奴は時間通りに来ないで
皆で掃除を終わらした頃にやってきて掃除したつもりでいる

でも私はこんな心根の悪い奴に反発も嫉妬もしなかった
女の子は先生にチクる・・先生は好くないぞと拳骨で注意する

私は逆で30分早く来て掃除をする決まりなのに
もっと早く来るクラスメートがいる

私はこういう約束破りの子に反応する性格だった
普段目立たなく居るか居ないか分からない優しい子である

私は当番の日に時間より30分早く来るとその子たちが来て
全ての机を後ろに移し広くなった教室のゴミ掃除をしている

次の当番日にもっと早く来るとやはり来ていて一人で黙々
机を後ろや前に移して掃除をしたり黒板等掃除をしている

2時間早く来るという事は午前6時ですよ
冬時間など外は暗い時間ですよ

こういう競争を全学年でしているんです
とうとう父兄から苦情が来て早く登校するのは禁止になった

私は狡くて何もしたくない性格より人より先に来て何かする性分の子に
反応するイカやタコ・イナダ等みたいな種のようである

踏切りを越え

  この踏切りはダルハン・ロシアへ向かうレール

登校は一番遅い下校は一番早い学生を観察していると面白い事をしている
彼らは登校も下校時も正門を利用していない事を発見する

学校には立派な正門が有るが敷地が広いので塀などないのが普通だった
学校には笹薮有り、森有り、裏山有り、水田・畑が隣接していた

そこには獣道ならぬ抜け道が有る事に気付かされる
笹薮を抜けると農・民家が有ったり

裏山を登ると市民公園があり不良学生の溜り場だったり
森を抜けると鎮守の森で神社仏閣が有り
不良より質の悪い学生の棲み処だったり

林を行くと市民図書館が有り優秀な学生が静かに読書している姿を見れる
窓越しに見たりしながら通ると窓の中から貧相な私たちを見て軽蔑の眼差しが刺す

此処は如何も私に不向きな抜け道と悟り読書を学ぶ機会を一生失くした

私に合う一番の抜け道は道なき道を抜け道にしている動物に近い道
汚れたりクモの巣が付いたり犬ハコベがくっ付くような道が似合う

国際通りへ

  南へ向かい国際通りへと行く

こうして義務教育の間、裏道人生を徹底的に叩き込み
正門から堂々と登校する快感を学ぶことが出来ない学生生活
になった

今に思えばこの先も社会人になってもまともな生き方が性分に合わないという
悲劇な生き方をすることになる

人と違う生き方は辛いよ
楽しい事も有るが自由という事は己に責任が全て掛かっ来る

近頃もう一度
やり直せるものなら歯車の一つが最高の生き方かもと思う

自己主張をしない誰かの後に続き黙々と
決められた一日を過ごすのも素晴らしい人生だと考える

スラム街と煙突

  幸せな人が住むという

国際空港近くのスラム街であるが近年は近代化の波で
高級住宅街が建設されている

日本とお同じで空き地だった場所と開発が遅れた場所ほど
高級住宅地に成りつつある

首都は近いうちに空港から首都中心地までビルで繫がり
空き地が無くなるのも時間の問題である

トーラ川は異臭

  一級河川のトーラ川・枯れてます

久し振り見るトーラ川だから寒いが窓を開けて空気や眺めを見たが
空気には異臭(糞尿)がして堪らず窓を閉めた

眺めれば高層住宅ビルが立ち並び昔の面影なし
以前は悪路で有名な道路が東京並みになり運転するのが難しくなっている

首都中心地へ

    我が家の方へ向かい途中で北へ進路変更

帰路は如何するか、悩みながら道路の選択を考える
国際通りを走れば三ヶ所の渋滞を覚悟しなきゃならない

もと来た道の幹線道路を戻れば幹線道路から首都中心地迄渋滞で
何時、到着できるか分からない

そこでトーラ川から第一発電所横を走り札幌ロータリーへ出て
3地区へ入り3地区からガンダン寺を抜けて首都中心地裏へ入る

これも渋滞を回避する抜け道の技である
どれもこれも昔取った裏道人生で養った知識である

さてこれから残された少ない人生
どのような裏道・技を使い過ごすかである

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