馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

寒さが緩み雪になる

2019-01-03 11:32:19 | 首都散策・風景・冬期

張り切って散歩

モンゴルは旧正月だから元旦の祝日だけお休み
二日からは正常業務

でもモンゴル人は情報収集には長けた民族
何処の国が休みかぐらい百も承知

4日からボチボチ仕事始めになるか

  

獣も眠っているのか
川の上を歩いているわけだから人とも

すれ違うことは有りません

人が居ません

  

線路へ出て機関車を気にしながら振り返ると
この時期、一番働いている奴が目に飛び込んできました

有難いというか頼もしい奴である
気を取り直して私も前進するのみ

コンテナ住宅

  

40フートのコンテナを二段重ねで4個使用した
頑丈で壊れない住宅にセメント壁が塗られ

完成間地かで一時中断中
完成すれば快適な住居になりそうです

機密性が有るから素晴らしい

レール修正作業・二番目に働く奴ら

  

コンテナ住居から直ぐ先でレールの修正作業をしている
国鉄職員と会う(皆さん顔見知り)

モンゴルで一番緒働き者?
モンゴル国境警備隊軍人さんが一番?

じゃ二番目という事になるか

手ぶらでウロウロしている若者が現場監督
その他の人は配下の職員(私に酒が欲しいと要求)

純度36度のアルヒ(ウオッカ)が飲みたいと
以前は日本円で100円で最高級のウオッカ(720㎖)が買えた

現在は12倍ぐらいになりプレゼントには高価すぎる
夕食ディナーが食べられる値段まで上昇(しゃぶしゃぶが食べられる)
来蒙、当初の頃は郊外へ行く前に酒屋で一箱(24本入り)を

車に積み込み何か問題が起きれば1本プレゼント奉仕
郊外では車が湿地帯や泥川に嵌まり動けなくなる

助けてくれるのは牧民たち
彼らは外国人が来るのを楽しみにしていた

特に私は無茶ブリするから問題を必ず起こす
車が動かなくなりゃ高級酒が飲めるという算段

普段、牧民が飲む酒は町の人には不味くて飲めない

牧民は金を持たないからメチルアルコールでも飲んでいた
闇酒屋がメチルを販売し大事件も起きたことが有る

そんな事を思い出しながら
作業をする職員と別れる

夕陽

  

泥棒土手から小雪の降る西の夕陽を眺める
小雪は純白な雪ではなく灰色の雪なんです

上空には凄い煤煙が漂っているんでしょう
首都では灰色の雪はしょっちゅうです

雪が降るのは寒さが緩んでいる証拠です

小雪の中、帰宅

    

3地区を徘徊しバス停前を歩いていると首都中心地へ行く
トロリーバスが止まっています(私に乗りなさいと言わんばかり)

本能的に飛び乗りました
何だか知らないが飛び乗っちゃいました

座席に座り考えると何で飛び乗ったか分かりません
ボケだしたのか自由人だからか、まあいいか

普段、会えなくなった人と会おう

車中に50代くらいの酒飲みが乗り込んできて
大声で他人様に話かける

皆さん迷惑顔をしていますが本人はKY見たい
強烈な病院の臭いです(注射前に皮膚消毒するエチルアルコールの臭い)

彼の口から放たれる酒の臭いです
途中で下車したら皆さん安堵の表情

首都中心地から私は徒歩で以前コースにしていた
太陽橋の側を歩いて自宅へ急ぐ

此処でも降る雪は灰色の雪

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