ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

縁?

2009-12-04 21:11:45 | Weblog
かつて、イギリス娘ポリ-チャンに「レイコサン、それはエンですよ」って、
涼しい顔で言われた事があったけれど、今日のこれもそれ?

いつものように、蜘蛛の子を散らすように解散する高老師(先生)の放課後。
あたくしは、勝手に買って出た忘年会幹事の仕事(?)で、最終参加人数を
「龍海閣」へ報告。ヨウコサンも同道してくださって。
「再見、下星期見!。請多関照(さようなら、来週ね、よろしくお願いします)」
ってお店の人に言って、その足で駅まで。こちらでヨウコサンへも
「再見。下星期見!」
「やっぱり行く?」
「ええ、行くわ。お魚を買いにね」
松原商店街のお魚屋さんへ。
その前に、あるお店で、物色しながら、「ン?」
すっと向こう側の通路を見かけた人が。・・・かな?まさか?でも・・・・・・
「あ~やっぱり~!」
「? あら~!」
"Cuanto tiempo!"=久し振り!

滅多にしないハグを思わずしちゃった相手は、小柄なベジタリアンの、この春迄
あたくしのスペイン語の先生だったベアチャン(ベアトリス)。スペイン女性。

「エー、お辞めになるの?」
某学校のスペイン語の先生になられるとかで、お辞めになって、あたくしも辞め
たの。次はスペイン南部出身の若い男性が後任だったけれど、ベアチャンが
辞められるなら、あの駅の雑踏を潜り抜けて通う気はしないって。
そんないきさつの彼女と、バッタリお会いして。
なんと、天王町駅近くの公共施設で教えていらっしゃるって。
3人のクラスがあるからいらっしゃいなってお誘い。願ってもないお誘いです。
いきなりではなく、見学をさせていただいてから決める事にしたわ。
あ~~、でもこの不思議。
本当に、10月のある日に感じた嬉しい事が起きる予感は次々と実現。
ここで又、ベアチャンに再会するなんて、嬉しいうれしい出来事です。 
授業内容に付いていけるかどうかが問題だけど、そこそこ続けていた
スペイン語を又お勉強できるかと思うと、すっごく嬉しいのです。
ベアチャンの
"No~! japone~s!”日本語はダメ~!
を聴けるかと思うと、ウキウキします。
どこかで繋がっている、そう縁です。



師走に入って

2009-12-01 06:24:55 | Weblog
今月は、
高先生の中国語教室(3回)、SONGちゃん(大和中国語教室・先生)が所属
する合唱団の定期演奏会。
高先生所属「保土ヶ谷国際交流の会」の「2009TSUDOI」。
フリー英会話(4回)、忘年会。結構出かける月になりそう。そして、
我等がポリ-チャンが29日来日。ロンドンで知り合った日本人(ロンドン
在住)の帰省は彼女と同じ便で、大晦日はその方の日本のお宅へ招待されて。
以前日本で知り合ったお友達と温泉旅行も。そりゃあ行かなきゃ温泉は、です。
嬉しいお誘いね。
たった10日間の日本滞在ですから、濃い時間を過ごして欲しいわ。
お出掛け以外は我が家。
久し振りに、「百人一首」遊びでもしましょうか。
娘時代や、ウチの子どもたちが小中学校の頃、お正月にはあののびやかな詠み方の
短歌に、上の句に身構えて誰よりも早く取る、下の句が書かれたカルタ。
それぞれが得意なうたがあったものです。上の句に描かれた貴族や僧侶の顔が、
少し怖かったり。父のいない(戦死)経済的に苦しい我が家でしたが、母の
生き方、子育ての中心に、育ちが人となりに関わることの重大さがしっかりと
あったのでしょう。お正月には必ず遊んだものです。
今でこそ聞かれませんが、かつての日本人は「氏より育ち」って言ったものです。
母は「食事の作法が品格を作る」とも言ってました。

日本語から英語へ。ポリ-チャンは翻訳家の道を進む、そのお勉強をしているの
ですから、藤原定家が選出した短歌「百人一首」のカルタ遊びは雅です。その
みやびを、1回でも経験してもらうのは、悪くはないって思うのです。
便利・簡単を追求して、軽く中身の薄い日本人が跋扈(ばっこ)している今の日本。
    
   これやこの~~~、行くも帰るも別れては~~~~~、

       知るも知らぬも~~、おおさかの関~~~~~~~~ 蝉丸

あたくしが初めに覚えた歌です。その絵が少し気持ち悪かったから。そして、
似たような始まり方が多い句の中で、「これ」で始まるのは覚えやすかったのかも
知れません。ええ、何を詠っているのか、中身等知りませんでした。でも、今思っ
ても、母はいいしつけをしてくれました。教育と教養は違うと言っていた母でした。
しかり!同感です。お行儀にもうるさかった。一歩も引かない姿勢は、どれほど
子どもたちの背骨作りに貢献するか、母の子どもであった事を誇りに思えるって、
とても幸せです。

畳一面に下の句が広げられます。上の句が詠み上げられだしたら、全員の目は
下の句のカルタの上を泳ぎます。そして、その句に目が止まるか否か、指先で
はじきます。子どもの頃は、ベタッとそのカルタを手で覆います。「あたしのよ!」
「僕の!」って。   
お正月はた~だ食べて飲んで、なんてつまりません。
毎年カード遊び、マージャンなど、子どもたちの友人も含めて大騒ぎ。そこへ
みやびな百人一首も加えましょう、次回は。
ダイヤモンドゲームもします。オセロも加えたらいいわね。
さあて、ゲーム各種、ちゃんとあるかどうか確認して、お正月に備えましょう。