ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

自分ブランド!

2010-10-30 11:05:11 | Weblog
20日に仕込んだ(漬け込んだ)豚バラ肉ブロック(1kg)を1週間目に流水で塩抜き、およそ1時間半。その後、ベランダの物干し竿のフックに吊り下げて風乾2時間弱。
庭中からかき集めたブロックとレンガを組み立てた、簡易燻製室(?)に春先の散歩途中に拾ってきた桜の枝。細かくしたチップは買ってありますが、もったいないでしょ?破棄されるのが分かっている桜の枝ですから、有効利用ってね。
半年以上の月日は、ポキポキって折れるほどに枝を乾燥してました。
ザラメ砂糖をパラパラ、折れるだけ折った枝をこんもり。それでも途中で何回も足します。
そのまま、吊り下げたお肉は、立派なベーコンになりました。燻す事数時間。
塩加減もよく、この冬はこのベーコン(半分500gは冷凍庫へ)を楽しめます。

月末は、腕肉(知らないでしょう?)という部位をやはりピックル液に漬けてあるそれをハムにします。外気がもっともっと冷たければ外で乾燥、ウチの冷蔵庫がもっと大きければ、その中で乾燥出来るのですが、小ぶりな冷蔵庫ですから、それは無理。生ハムは、燻す・乾燥を繰り返すのです。まだまだ無理なようですから、普通のハムにします。塩抜きしたそれを、形を整えてガーゼか晒し布で包み、タコ糸でぐるぐる巻いて風乾はベーコン同様。数時間煙を当てます。その後、70~80(以下)度お湯で1時間半じっくり茹でます。温度に気をつけて、時々かきまぜます。

日本中に出回っている食品。ラベルを見れば、
「何これ?どうしてこれを入れるの?」だらけです。食品添加物の使用だって、ここウン十年以下でしかないのです。その結果はまだわからないことがいっぱい。気色悪いことこの上ないってあたくしは思うのです。

昔々、ある映画評論家がいました。東大は受かったけど、早稲田は落ちたって、もう一度受けなおしたって御仁。そんなエピソードのある彼は、いわゆるグルメ。ハム・ソーセージは手作り。けれど、なぜ?ってあたくしが思った亜硝酸塩(発色剤)をわざわざ添加して、色鮮やかな燻製品を作ってたって、腑に落ちなかったものです。そして、60才になるかならないか(だったように記憶)で亡くなって。根拠提示も実証もできませんが、あたくしはその訃報と、食品添加物をふっと結びつけたものでした。

なぜ、手作りにこだわるか?
できるだけシンプルにって、あたくしが知っているものだけを使いたいからです。そして、奇妙な組み合わせ(ホントにいっぱいよ!)はあり得ない加工品を作らないだけ。
大きな会社が作るから安心?何を根拠に?それなりに説明はつくかもしれないけれど、自分や家族の口に入るものは、「自分ブランド」が最良に決まってるのです。

そして、自分の頭と手を使って生きることは、自分を大事にしてる事だって、強く思うのです。誰よりも誰よりも大事な自分をいとおしむことだって。そしてそれは、全て、何をするか、自然と見えてくるものなのです。身辺を清清しくすることも、いつかとお化けは出てこないの例えのように、当座使わないもの(ゴミの前身)を身辺に置く事もなくなります。
人がどう思うなんて、どうでもいいことじゃないですか?
アイツが、あの人が、・・・腹を立てる。それって、自分を嫌ってる事だって思うのです。
だって、人の言動に揺れる自分って、なんなのでしょう。
人が作った価値観なんて冗談じゃない!?
そうお?それって、すでに自分より上に置いてるじゃない、自分以外の人を!自分を嫌ってるからなのよ。他者を引き合いに出すって事は。違う?違わない!

ええ、あたくしも。落ち込んだり、かっときたり。・・・そして、どうする?
あたくしはあたくしに「ごめんなさい」
「不愉快だったわね?相手がじゃなく、それに過剰反応した自分が、ね。自信を持たなきゃね~。ごめんなさい、もっと大事にするわ。誰も、なんびとと言えども私を揺する事は出来ないのよってね。ええ、私が私を守らなくて誰が守るの?」
って、自分に言います。
キリキリ痛む胃、むっとする、がっくり落ち込む、まだまだ自分を大事にしてない証拠。
誰がどうあろうとも、社会がどうなろうとも、あたくしはあたくしをいとしまなければいけないのです。ええ、あたくしの指導者はあたくし自身なのですから。
時々、
「うん、頑張ってるじゃない。そうこなくちゃね。だって、あたしは素晴らしい存在なのですもの。あたしを誰が導くって?いないでしょ。偉い!あたし自身」
って、褒めます。可笑しい?だって、ご機嫌に過ごす権利があるのです、あたくし達誰しもが。でも、それには、もっともっと自分に関心を持たなければならないのです、人の言動に振り回されない、完全に自分を愛するまで。   またね

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