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心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

真剣勝負・・・ユルユルはない!

2008-05-01 21:11:59 | Weblog
誰かに続けてご馳走になるって余り好きではないのです。
う~ん、気持ちの負担になるのよ。やめて~~~~~~~~~!
どういう気持ちでご馳走して下さるかはわからないけれど、スサーナさんも
何かというとご馳走したがって、強くお断りしたのよ。自分で食べるものは
自分で払いたいって。
イヤなのよねえ、みっともないってどこかにあるのよ。浅ましいって。
ご馳走されたがる人も嫌い! 自分の食べるものくらい払いなさい!よ。
それも、そこそこの金額よ。ドッドーンて、生涯かけてそれは払えないって、
そんなご馳走なら、・・・・・・・・そんなのはないわね。理由なき振る舞い
っていうのがイヤ! 手料理を、心を込めた手料理なら、戴きたいわね~。
でも、下手くそな手料理なら却下!

要するに、受け手になるのが好きじゃあないって、ただそれだけ!
だから、流行も、無視!冗談じゃあないわ、誰がその手に乗るって?フン!

だけど、最近のそれは、冷たく批評するにはちょっと切ないものを感じるの。
香港出身楊さん。彼女とカードの出し合いよ。まるで日本の中年オバサンたちが
するあれ。
「まあ、私に払わせて!」
「ダメよ、今日は私!」
みたいに、伝票の取り合い合戦。169センチある彼女は、手も長い。
自慢ではないけれど、友人のテッコチャンに、いつも短手、短手って言われてきた
私はリーチが短いから、いつも払えない。
中国人は、年長者が払う。同世代なら代わり番こ。それを知っているし、子ども
みたいな彼女にそうそうご馳走になるって、気持ちがいいものではないのよ。
「もう、今後は一緒に飲んだり食べたりはしないからね」
って。でも、日本で生きていく彼女には、ここで生まれて、外国人との接触もなく
この地で同民族と生きてきた日本人にはまず理解できないせつなさ、苦しさがいつも
あると思うの。想像の域をはるかに超す悩みが。中国との問題が表面化する場合、
きっと彼女の中の中国人の血が苦しむと思うのよ。
そんな彼女の気持ちの10000000000000分の1位は、わかってあげたい
ってね。
「中国人としての誇りは持ち続けなさい」
「何かニュ-スで、騒がれても、私には関係ないって、強く思うのよ!」
「自分にとって自分以上の存在はどこにもいないって事」
「自分を信じなさい」
香港も台湾も、微妙な立場。一口に「中国人」って括れないものがあるのよ。
これなんかも、日本人にはわからない感覚。

どこまで通じるかどうかわからないけれど、これもご縁ですから、日本人として、
って言うには、私は日本人をちょっと外れているらしいから(ポリーチャンが言って)、
あくまでも、人として、個人としての立場で、彼女の小さな灯りになれたらって、
そんな私に、彼女なりの気持ちなのかも知れないけれど、ハッキリお断りしたわ。
もう、ご馳走は受けないからって。モノには あまり関心がないって言ったわ。
服も、お化粧品も、宝石も、いわゆる女が欲しがるものには関心は希薄ってね。
なんでも、ソコソコのものは要らないって。
スポーツは好きですか?って聞かれたので(彼女はなんでもするスポーツウーマン)、
ウ~~ン、一番得意なのは口のスポーツかしら?・・・・?・・・
              ハハハハハハハハハハハハ。オシャベリって。
趣味は?・・・信じられないかもしれないけれど、読書!読書読書・園芸よって。
図書館みたいに本があって、そこで1日中、読んでいられたら、幸せ~~~って。
だから、活字に関係するものにはお金は遣うけれど、それ以外はもったいなくて
遣えないのよ。・・・・・ちょっとビックリしてたわ。でも事実です。
中国語は、お聞きすればきちんと教えて下さるわ。でも、それは香港中国語。

昨日は、「互相学習会」へ行って、3時まで楊さんのお相手。彼女はご用が
おありとかで「再見」。その会の責任者の方に相手をしてあげてって言われた方に、
「初次見面:はじめまして」
どんなやりかたでも構わないって言われたので、ミゲル君を特訓した時のように、
私流教授法の始まり~~~。かなり厳しいのです。容赦なくビシバシってね。
38才の上海出身の男性。ビエンさんって、そんな漢字は見たことがないって字。
もちろんこのパソコンでは出てこない字です。
「没問題?:大丈夫?」
「ハイ」
「では、次!」
日本で生きていくのでしょう?なら、こちらも必死よ。ユルユルの授業なんかは
私はしないわ。即遣える言葉にしてあげたいし、身に付けて欲しいから、ただ、
日本語ヲ勉強シテマスなんかにはしないのよ、レイコ老師(先生)はね。

もう、彼が来なかったりして。でも、そうであったからって、私は知らない!
ああ、ミゲル君はどうしてるかしら?約半年のお勉強で、その辺の日本人より
きれいに書けるようになった漢字のあれこれ。1字1音の中国語と比べたら、
ウギャーーーー!って漢字読み方の多さ。だからって、覚えるっきゃない!
難しかろうと、そうでなかろうと、覚えるしかない日本語。愚痴も嘆きの
セレナーデも聞きません私は。
「ああ、レイコサ~~~ン」って、髪の毛をかきむしってたミゲル君。そりゃあ
そうよね、いきなり日本語なんて見た事もない外国語を覚えなさい!なのだから。
「あっそう、ならペルーへ帰る?」
「ノー!」
「なら、歯を食いしばっても頑張んなさい!」
って。ええ、彼は本当に頑張りました。

お飾りで日本語に接したいのなら、・・・私は役じゃあない。
必死の人には、こちらも必死で教えます。
言う・読む・書くをばっちりとね。  フ~~~~~疲れた~~~位に。
適当に、なんて妥協はしないから、私の生徒になった人は全力で向かわないと
ならないのです。日本で生活するのでしょう!?なら、必死になりなさい!よ。
次回は、行動をつけるつもりよ。これが最短なのよね。ミゲル君もよく外へ
連れ出したものよ。これをすれば、こちらの言葉だけでどうにかいけるのよ。
行動を言葉で、だから、理解は早いわね。そう、子どもが言葉を覚えるあの方法。
真剣で意欲満々なら、こちらが驚くほど吸収するものなのです。
エッ?私の外国語は?・・・・・聞かぬが華ってものよ。   再見!

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