ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

どこにいたの?

2010-08-11 10:37:49 | Weblog

蓋をして鍵をかけ、重石をしていたものが、ウーッ、チラッ、
コソッ、ソロ~~ッ、意識の世界に出てこようとしています。  
パタッ、ドスン、出てこなくていい!
意識の自分は、認めようとしません。

顕在意識(いわゆる意識)は、意識全体の数パーセントと言わ
れます。
無意識は残り90数パーセント。その無意識が人の行動を管理
進行させるのです。
ですから、「そんな事はない!」「そんな風には考えていない」
あるいは「これがいい!」「こうなのよ」って意識は、体外的に
アピールしているに過ぎないのです。それこそ無意識のガード。
新大脳皮質のなせる技・・・ねばならない!
けれども心(頭)のどこかでいつも感じる違和感。
何か釈然としない、何かが違う、いっつも自分とピタッとフィッ
トしないもどかしさを抱えて生きている。

心理学講座を受ける内に、前回も書いたように、見たくない、
知りたくない、心の奥深くに眠っていた、コアとなるものの存在
を意識しだしてきていました。
それを意識上に、まな板の上に乗せなければ、まだまだ手締めに
ならないことも感じ出していました。
ハーイ、皆様お手を拝借、三三七拍子で!にはね。

あたくしの最上の時間は、誕生の地、鹿児島県の7年間であり、
苦しさのスタートもその地から始まってました。これは、つい
最近気付いたことです。
ーーああ、あれが、この部分の核だったのね~。
思いも寄らないことが、その後のあたくしの人とのかかわりに大
きく、ずっしりと居座っていた事柄があったのです。意識の上で
は心地よい思い出だったその裏側に。

そして、思春期!ここをどう乗り切るか?この時期に素晴らしい
出会いが持てるか?
一人で、のた打ち回りながら、苦しいこの時期を乗り越えなくて
はならない人類なのです。
機械に任せてはいけないのです。
リセットボタンなどないのが人生なのですから。
1日に4時間一方通行の機械(ゲーム機)と遊んでいると、精神に
異常をきたすことが明らかになってきています。
人は、人とかかわらなければいけないのです。

自分と違う!

この体験が必要なのです。そこから逃避すればどうなるか?
社会面を賑わす事に。
違うという認識を持ち、それが個人を個人たらしめているという
ことを知らなければ、それが素晴らしいということを!
そして、だから、誰も、何も恐れなくていい!なのです。

あたくしは、今、エー-ッ、ウッソ-、イヤダー!に遭遇しています。
どこから出てきたのよ?でも、その作業から逃げてはいけない事を知
っていますから、これからも、かくれんぼをしている(多分)
もう一人の自分を「見ーつけた!」って。
お白洲で取り調べるわけではないのですから(笑)、目の前に並べら
れる膨大な資料(経験)を、目をそむけないで、それから新しい道を
見つけるのです。

そして、出来る限り、子育ての若い人達に微力をお貸しできればと、
思います。

あなたは、あなたであることが素晴らしいのよ、って。何か人から、人を、
喜ばしたからいい、決してそんなことはない。あなたがここにいることが
何にも変えがたいことなのよって。
ええ、本当にそうなのです。億万年の歳月を越えて、今いるのです。
ね?頑張ってきたわね~、でしょう?