ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

イーグルス「ホテルカリフォルニア」から

2008-10-21 12:14:57 | Weblog
「オー、珍し~い。会いたかった」って、「おが屋」常連さんのお一人から。

 きっちり1周年目の夜、セニョール・ダンより1時間遅れで家を出て久しぶ
りの「おが屋」へ。何しろマリリンという名のシーズー犬と、小さな体躯なの
に、まるで山猫のような気性の激しいジョディという名のアメリカンショート
ヘア猫にご飯を出してからじゃないと、出かけられないで。
「ン?何か様子が変」って、いつも家内をしている私、夜のお出かけなんて無い
私の日常を知っているマリリンは、くっつきっぱなし。
"Tengo que ir al OGAYA,entendistes?=おが屋へ行かなきゃならないのよ、
わかった?” 相変わらず彼女にはスペイン語です。ジョディ?あちらから
無視です。ご飯の用意が出来たらいいのよ、って。

買ったばかりのつば広帽子の茶色の方をかぶりスカート、ハイヒールです。
もちろん手袋もです。茶色の上から下まで。大きなストールはサックス(ブルー)。
次姉の鹿児島時代の幼稚園友人アッチャン、のご主人とセニョールは待ち合わせ。
ウチの宇宙人へ合流しない?ってメールをしてたら、返信。そこへアッチャンも。
「あら~、レイコチャン久しぶり~~。お元気?」
「はい、お陰さまで。ねえ、なんでアッチャンって老けないの?」
「なんで?」
「だって、しわ一つ、たるみなしのお顔よ、いけないのよ~~」
なんて。
「アッ、そうそう、宇宙人からメールでね、”行きたいけれど、アッチャンが
チケットを100枚も買って下さるそうなので、歌の練習をします。なので、
行けません”って」
「参ったわね~~」

「ママ、まあまあここで話そうよ」って、お客さん。そこへ私は初めての女性が。
紹介されて、お話を伺っていると、イタリアやトルコでお茶を立てた、千利休から
の以後のお茶の流派の話、等などなどなど。なんて、素晴らしいお話でしょう。
こういうのが好きなのよ。知らないことを教えて頂くって。
「イーグルスだよ」って、オーナー(愚息その①)が。カウンター隅に置かれてい
るテレビ、DVDモニター。
「イーグルスって言えば、ホテルカリフォルニアしか知らないわ」
「それだよ」
「エーッ、ウワー年取った~、でもすっごい」
「凄いよねえ、60代が10代20代を熱狂させてるんだから」
「ローリングストーンもね。ミックジャガーは最早妖怪みたいだけど」
常連さんはオオタサン。盛り上がる音楽話etc.いろんなお話をして、私もお酒を。
「何にする?」オオタサン。
「秋ですから、日本酒!」
「冷はだめだよ」
「あとで効いてくるから?ならお燗して」
「ぬる燗?」私の義理娘。
「う~ん、人肌燗。おわかり?」
「ここで?」って胸を指す。
「今日はそこは遠慮するわ。でも、その反応はグッド!」
お茶のお話はカワサキサンという女性。盛り上がっていたら、オオタサンが
「旅行したいって所ある?」
「国内?」
「そう、国内」
「そうねえ、う~ん、そうだ沖縄!」
「じゃ、行こう!カワサキサンも。もう一人友人誘うから、4人で行こうよ!」
こんな話にトントントントンって。 はあ~?ま、いいか。
携帯にお互いの個人情報交換。バイトのユウヤクンにしてもらう。こんな事は
若者に任すのよ。

「レイコチャン、その帽子私も欲しい!」
「わかったわ、すぐオーダーするわね」
ピアニストのアッチャンは、ウチの音の狂ったピアノで、セニョールのリクエス
ト演歌も弾いてくれます。ハープも弾かれる。ご自分の演奏、ボランティア、
個人レッスンを子どもからかなりの年輩者まで。暗譜がついてまわります。
何かに打ち込んでいる人は素晴らしい!光が体内から発されるのよ。アッチャン
もカワサキサンも、素晴らしい!

神大傍の「おが屋」は、学生たちも大勢。
「オー、いらっしゃい!」学生が一人。
「前に1回お会いしてるかしら?」
「2~3回はありますね」
さ、そこからその子と盛り上がるetc.

「先に帰るよ」セニョール、アッチャン&そのご主人。
「アッチャン、帽子の事は電話ね。ご主人、ありがとうございました」

気が付けば、アラ~こんな時間!
じゃ、またね。ご馳走様でした。
楽しい夜は更けました。