ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

数学大好き!・・・その2

2007年09月03日 10時32分06秒 | 思う事・・・
昨日の続きですー。

高2になって数学がさっぱり分からなくなった私は、
高1の時の数学の先生(A先生)に数学を教えてもらおうと考えましたー。

たぶん、当時のA先生(当時40代前半くらい)としては、
自分より先輩の立場のP先生を差し置いて、その生徒に数学を教えるというのは、
ちょっと問題があったかもしれません。
だから最初は、「P先生に教えてもらいなさい。」と、言われました。
でも私はネバリました。
もともと数学がニガテな事、P先生の授業ではサッパリわからない事、
P先生はあまり好きではない事ー(この時点でA先生もあまり好きではなかったけど・・・
2日間、休み時間の度に職員室に押しかけて、なんとかA先生を説得しました。
結局、私の熱意にA先生が折れて、私は学校の休み時間のたびに、教育相談室に行って、
A先生に数学を教えてもらう事になったんです。
私としては、お金もかからず、部活も行けて、
しかも家庭教師なみにマンツーマンの授業を受けられる事になりました。

先生も初めはシブシブというカンジでしたが、何回か勉強を見てくれているうちに、
段々熱が入ってきました。
(だって、私は極めて真剣にやってましたからー なんせ切羽詰まってましたし・・・
「おまえはこんな事もわからんのか!1年の時にオレが教えたやろ!
「こんな事は、中学の時に習ったことやぞ!
と、何回も叱られ、呆れられ、
それでも私は必死でした。
2週間くらい過ぎた頃でしょうか、A先生と勉強していた時、
上手く言えませんが、何か頭の中で、ピカッと来る物があったんです。
それからは、私の数学の知識は格段に上がりました。
A先生が出す問題が、次々と理解出来るようになってきたんです。
そうなってくると、大嫌いだったはずの数学が面白くなってくる!
3週間が過ぎた頃には、もう高2の今の数学の所まで、進んでいました。
もう、P先生のワケの分からない授業を聞いてなくても、
自分ひとりで教科書で勉強する事が出来るようになっていました。
2学期の中間テストの私の数学のテストは、クラスで5番以内に入りました。
私は大喜びでA先生にテストを見せると、A先生もとても喜んでくれた事を覚えています。
そして、私と先生の授業は終わりましたー。
お礼を言う私に、先生が言いました。
「お前を教える事で、生徒がどんな事がわからないのか、どうしたら理解出来るようになるのか、
 とても参考になった。こちらこそ、ありがとうなー。」

高3になっても、私のクラスの数学の担当はP先生でした。
でも、私はA先生との勉強のおかげで、数学は常にクラスで上位でした。

今でも、A先生にはとても感謝しています。
数学の勉強そのものを教えてもらったーと言うより、数学の楽しさを教えてもらいました。
社会人になって、教わった数学が役に立ったことも多々ありました。
でも、一番役にたってるのは、子供達に数学を教えてやれる事かな?
ただ残念な事に、あの数学の楽しさを子供になかなかわかってもらえない・・・
改めて、A先生の偉大さを感じる今日この頃です。

ちなみに、これに味をしめた私は、英語もなんとか出来ないか?と、
英語の先生にも頼んでみましたが、
英語の先生は、「英語は積み重ねだからー」と、断られました。
ま、確かに中学時代の単語ですらよく覚えていない私では、ムリがあったかとー
おかげで、卒業まで英語だけは私の足を引っ張りましたー
なんとか卒業できたのは、たまたま高3の時のクラス担任が、英語の先生だったからかな?
(さすがに、自分のクラスの生徒は落第にはしませんから・・・)


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              私がA先生に教えてもらう事はなかったわけで、
              数学はニガテなままだったかもしれないー。
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