ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

主人の仕事・・・(第6弾)その5

2006年11月10日 20時10分41秒 | お仕事・・・
すみません。今日は遅くなってしまいました。
さて。昨日の続きです。
業界の裏をチョッピリ知ってしまった私。気持ちをイラつかせながら仕事をしていましたー。

さて、何人もの人が出入りする中でも特によく来たのが役職A氏。
ここに来る4人の中では一番偉い人。
この方、最終チェックしてOKを出すのが仕事。
だから本来は、仕事終了時にだけ来ればいい人なのですが、
なぜか今回は殆んど毎日やって来ました。
そして、なぜかウチの仕事だけ、ひと工程済むたびにチェックが入り、
それをA氏がOKを出さないと次の工程に進めませんでした。
私は、(本当に厳しい会社なんだなあ。ウチはこの会社の仕事をするのが初めてだから、
  細かくチェックいれられるのかなあ?)などと、思っておりました。

初めて顔を合わせたのが仕事の初日で、私に話しかけてきた最初の言葉は
「旦那さん、まじめやなー。」私は「はい、それだけが取り柄です。」と、答えました。
そう言った私の言葉に、少し変な顔をしたA氏。
私は、この言葉の意味を、随分後になってから知りました・・・。

このA氏、いつも休憩時を見計らってはやって来て、散々しゃべっていきます。
年寄りの長話に付き合うのは、以前のお山の仕事でも散々ありましたから
それ程苦ではなかったのですが、問題はその内容でした・・・。
やたらと、「うちの会社の下請けにはいらないか?」と、誘うのです。
こういう場合、ウチがこの会社の下請けに入る為には、
元請け(今回ウチに仕事を頼んだ塗装屋)の許可が要ります。
ウチは、「そういう事は元請けを通して下さいー」と、答えていました。
なのに毎日来ては、自分が昔職人だった時の話だの、
自分の親方の会社をいかにして潰して仕事を取って行ったかだの、
下手な塗装屋は全部やり直しさせただのの、体験談をしゃべります。
そして最後には必ず、「うまいことやればいいんや。」

ウチは正直、この会社の下請けに入るかどうかはどっちでも良かった。
ただ、元請けには随分お世話になってるし、裏切ってあとあと揉めるのは絶対いや!
だから、毎回「はあ、そうですかー。すごいですねー。」と、
あいずちを打っていただけでした。
それでも、下手をすると1日に3回も来る。
でも来る度に、散々話しをした挙句、「あそことここと、それからあっちも直しとけ。」と、
まるで、重箱の隅を突く様な指摘。
直径1センチにも満たないような部分まで細かく注意が入る。
私は(女職人なんて使ってるから、面白がってるのかなー?よっぽどヒマなのねー。
  まあ、元職人だから細かい所まで気になるんだろうなー)などと、思っておりました。
主人も元請けと電話で話しながら、なんであんなに来るのか不思議がっていました。
でも、まもなくその理由が分かる時がやってきたんです・・・

   -明日に続きますー

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