ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

山村って・・・(2)

2006年09月26日 00時40分22秒 | 思う事・・・
さて、極めて元気なお年寄り達の村の仕事は、実にめんどくさい。
村中の人々が、朝3時には起きて畑仕事に向かい、6時には朝御飯を食べています。
8時過ぎに来て仕事を始める主人は、
「遅いねー。」
って、ここまで来るのに1時間かけて来るんだし、第一そんなに早く来ても、
この山の中の家の屋根は朝露がついてて仕事にならないんだよー!

また、10時と3時の休憩は絶対!
私達が断っても、ご近所に言われるから・・という理由で必ず休憩をしなくてはならない。
昼御飯も、12時から1時は村中の人がお昼寝タイムなので、
仕事をするとやかましいから駄目。
夕方5時には強制的に仕事を終了させられる。
それ以上やってると、近所から「あそこの家は・・・」と言われるらしい。
結果、実際仕事が出来る時間が少ない。

そのうえ、仕事をしてる間も、誰かが通る度に私達に声をかけてくる。
向こうは道から上を見上げて話しかけてくるので、
こっちも屋根の上で仕事の手を止めて答えなければならない。
(これがまた、次々と人が話しかけて来るんだよー。

でも、出来上がるのに日数がかかると、今度は私達が、
「あそこの業者は遅い。」と言われる。
山の中で、日が昇って来るのは遅いし、日が落ちるのも早い。
仕事時間は限定されて、ジャマは多いし、どーしろって言うんだーー!

そしてお決まりだが、山は天気が変わりやすい。
ウチの家では晴れてても、山に行くと雨だったり、またその逆もしょっちゅうだ。
晴れてたと思ったら、急に雨が降り出したりー。
だから、ちゃんとした塗装職人さんに手伝いに来てもらう事が出来ない。
(頼んでおいても、当日いきなり中止になったりすると、その方に迷惑をかけてしまう。)
モチロン主人も、山の家の仕事を頼まれると、他の仕事を入れられない。
(行ける時に、スグ行かないといけない為。)

だからと言って、断る事も出来ないんです。
(私の親が、モンクを言われる・・・

ここまで来ると、私達いじめられてるんじゃないのか?と思ってしまうほど。

でも山奥の集落では、実はもっと怖い事があるんですよ~。
それは、また明日にお話ししましょうねー。

「山村って・・・3」はこちら