蒲田耕二の発言

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歴史的会談?

2018-06-12 | 朝鮮半島
正確に言や、歴史的茶番だろ。

そら、会談しなきゃ何も変わらないから、やらないよりはマシだった。しかし、金正恩が自分の命綱の核を手放すとは到底考えられず、トランプの方もアタマにあるのはノーベル平和賞獲りと中間選挙の勝利だけ。

形だけの合意文書に署名して、勝った解決したと国内向けに大宣伝をやるだろう。本当に非核化が実現するかなんぞ、知ったこっちゃない。拉致問題は無論、そっちのけだ。というか、北の言う「解決済み」が既成事実化される。

日本にも昔、ノーベル賞が欲しくて欲しくて、カネを遣いまくった右翼のジイさんがいたが、ノルウェーの平和賞委員会はさすがに相手にしなかった。今度も宜しく頼みます。トランプなんかが受賞したら、世も末だ。

しかし、トニー賞授賞式でのデ・ニーロのスピーチは痛快だったね。"Fuck Trump!" 会場がまた、総立ちになって喝采したのが素晴らしい。

一方、是枝裕和監督の「祝意辞退」もこれに劣らずカッコいい。「公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています」日本の映画・テレビ界で、これほど旗幟鮮明な、覚悟の明快な意思がかつて1回でも示されただろうか。

是枝作品は「誰も知らない」も「そして父になる」も、オレはもう一つ物足りなかったんだけど、今後は見方が変わるかも知れない。

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